参議院議員通常選挙期日前投票所における案内の誤りについて

記 者 発 表 資 料
平成28年7月4日
(担当)仙台市選挙管理委員会事務局選挙管理課
(内線)738-4531
(直通)214-2022
(担当)青葉区選挙管理委員会事務局選挙課
(内線)701-6110
(代表)225-7211
参議院議員通常選挙期日前投票所における案内の誤りについて
平成28年7月10日執行の参議院議員通常選挙における青葉区第4期日前投票所(アエル)で
の事務において、期日前投票が可能な選挙人に対し、選挙人名簿から抹消されているために投票で
きないと誤って案内しました。このため、選挙人1名がこの日投票できませんでした。
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選挙人名簿の登録
今回の参議院議員選挙で投票するためには、選挙権を有することのほか、市区町村の選挙人名
簿に登録されていることが必要となる。本市の区の選挙人名簿には、
①6月21日(公示日の前日)現在で3カ月以上本市の住民基本台帳に記録されている方
②6月21日より前の期間に引き続き3カ月以上本市の住民基本台帳に記録されていて、その後
市外に転出し、転出後4カ月を経過していない方
が登録されている。
※転出後4カ月を経過すると(今回の場合3月9日までの転出者)、選挙人名簿から抹消される。
この場合、本市で選挙期日(投票日)の投票はできないが、抹消されるまでの間は期日前投票
が可能である
2
概要
7月2日(土)、アエルの期日前投票所に来場した方について、名簿対照係のアルバイトが宣
誓書をもとに選挙人名簿の登録状況を確認したところ、期日前投票システムの画面に「該当の選
挙人は期間中4カ月抹消者です」と警告メッセージが表示された。対応を引き継いだ職員は、当
該者は既に選挙人名簿から抹消された者であると誤認し、投票はできない旨を説明し、当該者に
お帰りいただいた。
裏面につづく
当該者はその後、青葉区選挙管理委員会および宮城県選挙管理委員会に電話で問い合わせ、青
葉区選挙管理委員会があらためて確認を行ったところ、当該者は、3月8日に仙台市青葉区から
転出したが、選挙人名簿からは転出後4カ月を経過するまでは抹消されないため、7月8日まで
は仙台市の選挙人名簿に登録されており、期日前投票が可能な方だと判明した。(選挙人名簿か
らは7月9日に抹消されるため、7月9日の期日前投票、7月10日の選挙期日当日の投票や不
在者投票はできない)
2月21日
までの転出者
4ヶ月経過により抹消
6月22日
公示日
期日前投票期間 7月10日
(6/23~7/9) 投票日
6月21日
登録日
2月22日
以後の転出者は
順次4ヶ月経過
により抹消
3月8日
転出
4ヶ月経過により抹消
7月9日
抹消
3
原因
対応した職員は、警告メッセージの表記から、当該者は既に選挙人名簿から抹消された者と誤
認し、期日前投票期間中でも投票可能な期間があることの確認を行わなかった。
4
案内誤りの後の対応
7月3日(日)、青葉区選挙管理委員会から当該者に連絡をとり、誤った案内をしたことにつ
いてお詫びするとともに、7月8日(金)までは選挙人名簿に登録されているので期日前投票が
可能なことをお伝えした。
5
再発防止策
期日前投票期間内に転出後4カ月を経過する選挙人について警告メッセージが表示された場
合でも、4カ月を経過する日までは投票できる旨、各区選挙管理委員会にあらためて注意した。
また、警告メッセージの表現について、誤解の生じることのないよう今後見直しを行う。