「世界最大規模の地下型変電所 東京電力 新豊洲変電所 見学会」

施設見学会
「世界最大規模の地下型変電所
東京電力 新豊洲変電所 見学会」
19 世紀後半、エジソンにより電話や電灯照明
などが発明され、20 世紀に入ると石油による電
気エネルギーの活用により工業がますます発達
し、私たちの生活は大変豊かになりました。今で
は照明や冷暖房、電車などをはじめ、電気は私た
ちの生活には欠かせない必需品となりました。
そこで、たくさんの電気が必要となったため、
各地に発電所が作られましたが、発電所から私
たちの元へ電気を届けるためには『電圧』がと
ても大切なポイントとなります。
電気を送る際には『損失』が生じるため、発電所から私たちの元へ届くまでに電気は少しずつ減っ
てしまいます。そのため『損失』を抑えてたくさんの電気を効率的に運ぶ方法がとても重要になりま
す。
一般的に、電気は『電圧を上げると損失が減る』性質があるため、電気を遠くから効率的に運ぶ
ためには、電圧を上げる必要があります。その一方で、私たちが電気を便利に使いこなすためには、
100ボルトなどの低い電圧まで電圧を下げる必要があります。そのため、発電所から電気を送る際
に電圧を上げ、私たちの元へ届く手前で電圧を下げるための設備として『変電所』があります。
今回見学する『新豊洲変電所』は、各地の発電所から東京へ運ばれた電気の電圧を調整する、世
界最大規模の地下型変電所です。また、
『新豊洲変電所』につながった送電線である『新豊洲線』は、
世界初の50万ボルトCVケーブル長距離地中送電線(約40km)※で、とても高い電圧の流れ
る大規模な送電線です。
これらの普段見ることの出来ない地下に隠れた大型電気設備を見学して、遠くの発電所で作られ
た高電圧の電気が、都心部で私たちの使いやすい低電圧に変わる仕組みを学びましょう。
※CVケーブル:
熱・機械特性に優れた架橋ポリエチレンを絶縁体に使用した、信頼性・メンテナンス性の高いケーブル
☆日
時 :8月22日(月)
10:00~12:00
☆スケジュール(予定)
9:45
東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 新豊洲駅改札口
10:00~10:30
変電所の概要説明
10:30~11:50
地下変電所、ケーブル設備見学
12:00
現地解散
☆集合場所:ゆりかもめ 新豊洲駅改札口
(通行の邪魔にならないよう、改札を出た場所で通路沿いに一列になってお待ち下さい。)
☆集合時間:
9:45<時間厳守>
☆見学場所:東京電力パワーグリッド株式会社 新豊洲変電所
☆対象者 :小学4年生以上の正会員と保護者の家族会員
(必ず保護者同伴で、2名以上1組でお申し込みください。
)
☆定
員 :20名
☆参加費 :500円(1名分)
★持ってくるもの:会員証、動きやすい服装、履き慣れている靴
☆お願い事項
・見学ルートには段差等がありますので、履き慣れた靴をご準備ください。
(サンダル・ハイヒール等はご遠慮ください)
・汚れる可能性もありますので、服装にご注意ください。
・見学ルート以外は立ち入り禁止です。危険な場所もありますので、指示は必ず守ってください。
・見学中はヘルメット着用となります(ヘルメットはこちらで準備します)。
・見学ルートの一部に高温(40℃程度)の箇所がありますので、服装等にご注意ください。
・見学中は喫煙および飲食は出来ません。ただし、係員の指示する場所で飲み物を飲むことは
可能ですので、フタで密閉出来る容器(水筒やペットボトルなど)に入った飲み物を
各自でご持参願います。
・見学設備の写真撮影は禁止とさせていただきます。
・実際に運転中の施設となりますので、働いている方のお仕事の邪魔にならないよう、
走ったり騒いだりせず、静かに見学しましょう。