JRC第5戦ARKラリー洞爺レポート

2016年7月4日
2016年JAF全日本ラリー選手権第5戦洞爺
SARD with LUCK RALLY TEAM
ヘイキ・コバライネン/北川紗衣組が初競技を3位表彰台で飾る!
荒れたサバイバルラリーで3つのステージクラスウィンを記録
7月1日(金)∼2日(日)に開催された2016年JAF全日本ラリー選手権(JRC)第5戦「ARK
ラリー洞爺 Supported by Sammy」にヘイキ・コバライネン/北川紗衣組(GREAT DRIVE SARD
GT86 R3)が本格参戦。6/29-30にシェイクダウンテストを終えたばかりの86R3で実質的な初競技
参加となる中、DAY1で3位につけるとDAY2最初のステージSS9で逆転2位に浮上。SS13まで2位
を堅守したが、SS14の川渡り直後にまさかのエンジンストールで痛恨のタイムロス。3位に後退
したものの無事に完走を果たし、初競技ながらも3つのステージクラスウィンを記録して見事に3
位表彰台を飾った。ヘイキ・コバライネン選手は次戦第6戦はSUPER GTと重なるため、JRC第7戦
「15thラリー北海道」(9/23-25開催)参戦へ向けて準備を進めていく。
■2016年JAF全日本ラリー選手権(JRC)第5戦「ARKラリー洞爺 Supported by Sammy」参戦結果
・参戦結果
: JN-5クラス3位(競技中の最高位2位)
・ステージ記録 : ステージ1st:3回、2nd:5回、3rd:6回
・車両名
: ゼッケンNo.18 GREAT DRIVE SARD GT86 R3
タイヤ:ダンロップ
・ドライバー : ヘイキ・コバライネン/コ・ドライバー: 北川 紗衣
■デイ1
1日(金)の夕刻に設定されたオープニングとなるスーパース
ペシャルステージSS1:ニューボルケーノ1(0.7km)は、まずは
肩ならしとクルマの確認が中心でトップから1.4秒差の4位に
つけ、競技を無事にスタート。2日(土)から小雨が降る中、本
格的なラリーが開始され、気温約22度の中で最初のロングス
テージとなるSS2:ラベンダーロング1(10.15km)では堅実な走
りでまとめてステージ3位。続くはSS3:バロン1(2.91km)、
SS4:アゼリア1(4.18km)もコースを覚えるためペースを守っ
て3位をキープ。
午後は気温が下がり強い雨が降りしきる中、午前のリピートとなるSS5:ラベンダーロング2
(10.15km)ではステージ3位ながらも上位とのステージタイム差を短縮して自己ペースを上げていく
ヘイキ。SS6:バロン2(2.91km)ではステージクラスウィンとなるトップタイムを叩き出す。続く
SS7:アゼリア2(4.18km)でもトップタイムで2つめのステージクラスウィンと波に乗るヘイキ。コ・
株式会社サード 〒473-0914 愛知県豊田市若林東町上外根 50 TEL:0565-53-1166 FAX:0565-52-5482
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ドラ北川選手とのコンビネーションも進みいよいよ実力発揮と
なってきた。DAY1最終ステージとなるSS8:ニューボルケーノ2
(0.7km)は悪天候と路面コンディション不良のため一律タイムに。
荒れた天候の中、DAY1をクレバーかつアグレッシブに攻めたヘ
イキ・コバライネン/北川紗衣組(GREAT DRIVE SARD GT86
R3)は2つのステージクラスウィンを記録してトップから52.
4秒差、2位とは8.7秒差の3位につけた。また今回も千葉トヨ
ペット株式会社様からメカニック2名が参加。初の実戦での研修
プログラムをミス無く正確にサービスメンテナンスを実施した。
■デイ2
3日(日)DAY2は曇空から晴れていく天候の中で気温は17
度から23度へ。路面は前日の豪雨によりウェットコンディショ
ンのまま。DAY2最初のステージSS9:スカロップ1(4.47km)では
トップと3.3秒差のステージクラスセカンドタイムで逆転2位
に浮上する勢い。続く、川渡りのある名物SS10:シータングル
1(6.62km)では増水した川渡りでのトラブル車両ストップによ
る影響を受け一律の救済タイムが与えられたが、クラスリーダー
は通過した後だったため20秒以上も差が開いてしまう不運に。
気を取り直して臨んだSS11:プラム1(2.89km)ではステージ3位に。3度目の走行となるスーパー
スペシャルステージSS12:ニューボルケーノ3(0.7km)はステージセカンドタイムと、2位のポジシ
ョンをキープすべく、Team TOYOTA GAZOO Racingの大倉聡選手と各ステージタイムで争うシーソ
ーゲームを展開した。
午後のSS13:スカロップ2(4.47km)で3度目のステージクラスウィンを獲得。2位を堅守すると
ともに3位大倉選手との差を4.1秒とした。そして、SS14:シータングル2(6.62km)での川渡り直
後にまさかのエンジンストールで2分以上を失ってしまうトラブルに。大倉選手も同様のトラブル
に襲われるサバイバル戦に。ヘイキは3位に後退したものの無事エンジンが始動して走り出すこと
ができたのは幸いとなった。最終ステージのSS15:プラム1(2.89km)ではトップタイムに肉薄する
セカンドタイムを叩き出して無事完走を果たし、初競技ながらも3つのステージクラスウィンを記
録して見事に3位表彰台を飾った。
■ヘイキ・コバライネン コメント
「本当にこのタフなラリーを楽しんだよ。まだマシンはまだ完璧じゃないけ
ど、ここまで仕上げてくれたチームに感謝している。また サエ も完璧なナビ
ゲーションで良い仕事をしてくれた。みんなのおかげで目標であった完走を
達成したことで良いデータが得られたので、これから色々と手直しを施して
あらゆる部分を進化させていきたいね。最初のステージは慎重になってたけ
ど、徐々にペースがつかめてペースアップできて自分の走りには満足してい
る。トラブルもあったけれど、何回かステージベストを記録できたし自信に
なった。ノリ(勝田範彦選手)さんにも色々とアドバイスをもらって本当に
助けられた。ドライビングはまだ勉強して向上できると思う。今から9月の
ラリー北海道がとても楽しみ。ファンの声援に応えられる走りを見せたいね」
■情報参照先
●ARKラリー洞爺ウェブサイト
:http://www.team-ark.jp/
●全日本ラリー選手権(JRCA)
:http://www.jrca.gr.jp
●ラック公式ウェブサイト
:http://www.luck.co.jp
●サード公式ウェブサイト
:http://www.sard.co.jp
●本件に関するお問い合わせ先:サード広報担当:宮本
e-mail: [email protected]
株式会社サード 〒473-0914 愛知県豊田市若林東町上外根 50 TEL:0565-53-1166 FAX:0565-52-5482
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