見直しの基本的な考え方 (PDF 885.0KB)

資料1
平成28年度第2回みどり審議会
(平成28年7月5日)
平成28年7月 茅ヶ崎市景観みどり課
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「茅ヶ崎市みどりの基本計画」
見直しの基本的な考え方
<見直しの3つの視点>
①みどりが持つ多面的な機能を活用した、
変化する社会情勢や市民ニーズへの対応
②「茅ヶ崎市みどりの基本計画」を
推進する体制の強化
③生物多様性保全への対応として、
生物多様性地域戦略の位置づけ方の検討
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①みどりが持つ多面的な機能を活用した、変化する社会情勢や市民ニーズへの対応
まちづくりの基本的方向性を示す方針、計画の体系
茅ヶ崎都市計画 都市計画区域の
整備、開発及び保全の方針
茅ヶ崎市総合計画
都市計画基礎調査
(都計法第6条)
ちがさき都市マスタープラン
(都計法第18条の2)
平成20年策定、26年一部改定、目標年次40年
平成30年度
茅ヶ崎市景観計画
平成20年策定、25・27・28年一部改定、計画期間~29年
改定
具体的な計画・事業
茅ヶ崎市みどりの基本計画
平成21年策定、目標年次30年
など
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①みどりが持つ多面的な機能を活用した、変化する社会情勢や市民ニーズへの対応
改定の基本的な考え方 = 「茅ヶ崎らしさ」の追求
茅ヶ崎の将来都市像
総合計画
都市マス
海と太陽とみどりの中で、ひとが輝き まちが輝く 湘南・茅ヶ崎
湘南の快適環境都市~みんなでつくる 住み続けたいまち ちがさき~
将来都市像の実現が困難に・・・
まちの存続に
関わる課題
人口・世帯減少、高齢化、都市の縮小、減災・防災、厳しい財政状況
課題に
対応した動き
〇豊かな長寿社会に向けたまちづくり基本方針(H27.2)
〇茅ヶ崎市低炭素まちづくり計画(H27.3)
〇茅ヶ崎市ひと・まち・しごと創生総合戦略(H28.3)
安心して暮らし続けられる環境、居住地として選ばれる魅力を
磨き上げることで、持続可能な人口構成への転換を図る
将来都市像の
実現に向けて
都市マスタープラン、景観計画、みどりの基本計画の改定にあたり、
「茅ヶ崎らしさ」の追求を、基本的な考え方とし、
計画的かつ戦略的に「茅ヶ崎らしさ」をつくる(ブランディング)
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都市マス、みどりマスの改定においても茅ヶ崎らしさを改定の視点に入れる
らしさの調査(上記2つの計画と連携)
市内在住・在勤、市外も視野に入れ、生活者の視点から茅ヶ崎の価値や魅力が
どこにあるのか、何であるのか調査
らしさを計画に反映
茅ヶ崎らしいまちづくりを進めるため、3つの計画に茅ヶ崎の価値や魅力を向上
するための要素を、計画の理念や目標、方針に反映し、位置付けた施策も見直す。
景観計画
・理念や目標に茅ヶ崎らしさ
とは何か位置づけ、方針等
の見直し。
・行為の制限(第3章)や公
共施設に関する事項(第6
章)を中心に調査結果を反
映
・まちづくりセンターの設置
や進行管理の方法を見直す
都市マスタープラン
・茅ヶ崎らしいまちの実現ため
将来都市構造像や基本方向を
見直し
・上記に伴い、分野別の方針、
地域別の方針を見直す
・復興の考え方を位置付け
(復興準備)
・プランの進行管理の方法を
再検討
みどりの基本計画
・茅ヶ崎らしいまちの実現ため
みどりが果たす役割は何か
調査し、計画の骨格を見直す
・位置付けた施策を上記に
併せて見直す
・生物多様性地域戦略の考え方
の位置付けを検討
・プランの進行管理の方法を
再検討
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「茅ヶ崎市みどりの基本計画」
見直しの基本的な考え方
<見直しの3つの視点>
①みどりが持つ多面的な機能を活用した、
変化する社会情勢や市民ニーズへの対応
②「茅ヶ崎市みどりの基本計画」を
推進する体制の強化
③生物多様性保全への対応として、
生物多様性地域戦略の位置づけ方の検討
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②「茅ヶ崎市みどりの基本計画」を推進する体制の強化
(「茅ヶ崎市みどりの基本計画」進行管理からの課題)
・目標指標である「緑地の確保目標量」「都市公
園の確保目標量」ともに未達成
・一部の施策の大幅な遅れ
・「茅ヶ崎市みどりの基本計画」の認知不足
→・協働や庁内連携の促進
・施策実現のためのロードマップ
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「茅ヶ崎市みどりの基本計画」
見直しの基本的な考え方
<見直しの3つの視点>
①みどりが持つ多面的な機能を活用した、
変化する社会情勢や市民ニーズへの対応
②「茅ヶ崎市みどりの基本計画」を
推進する体制の強化
③生物多様性保全への対応として、
生物多様性地域戦略の位置づけ方の検討
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③生物多様性保全への対応として、 生物多様性地域戦略の位置づけ方の検討
茅ヶ崎市の自然環境に関する取り組み
年度・計画名
取り組み内容
H18
茅ヶ崎市自然環境評価調査
・自然環境上重要な地域の把握
H21
茅ヶ崎市みどりの基本計画
・みどりの機能を「環境保全、レクリエーション、防災、景観」の系統別に整理
・みどりの保全・再生・創出・施策の推進で全84施策を展開
H22
茅ヶ崎市環境基本計画
・特に重要度の高い自然環境の保全
(コア地域の保全管理体制、財政担保システムの確立)
(コア地域をつなぐみどりの保全と再生)
・市域全体の自然環境の保全・再生の仕組みづくり
(市域全体の自然環境保全に向けた土地利用のルールづくり)
(生物多様性の保全方針の策定)
H25
自然環境上重要な地域の再調査
・自然環境上重要な地域の現状把握
H25 (仮称)茅ヶ崎市生物多様
性地域戦略(素案)の検討
H29まで(予定)
コア地域の自然環境の再々調査
・「守り、つなげる」「共に生きる」「地域全体で支える」の視点で検討
・自然環境上重要な地域の現状把握
・レッドデータリストの見直し
・生態系ネットワーク図の検討
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③生物多様性保全への対応として、 生物多様性地域戦略の位置づけ方の検討
生物多様性地域戦略を検討するにあたって
これまでの「茅ヶ崎市みどりの基本計画」「茅ヶ崎市環境
基本計画」は、茅ヶ崎市自然環境評価調査を踏まえ、茅ヶ
崎市の重要な自然環境の保全等を意識した計画となって
いる。
計画の見直しに合わせ、
茅ヶ崎市の生物多様性の保全及び持続可能な利用につ
いての取り組みをより明確にし、生物多様性地域戦略の位
置づけ方の検討
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③生物多様性保全への対応として、 生物多様性地域戦略の位置づけ方の検討
生物多様性地域戦略を検討するにあたって
・生物多様性に関連する既存施策の拡充
(重要な自然環境の保全、生態系ネットワークの形成、生物多様性に配慮した土地利用)
・グリーンインフラストラクチャー に着目した計画の推進
※
※自然・人工のものを問わず、緑地や湿地およびそれらのネットワークを人工的な社会資本
整備の代替・補足手段として活用するもの
例えば・・・
機能
河川沿いの湿地の確保
遊水(防災)機能・緑地(環境保全・レクリエーション・景観)機能・(農地であれ
ば、食物生産機能)
住宅のフェンスを生垣に替える
延焼遅延(防災)機能・緑地(環境保全・景観機能)・撤去時の廃棄物の減少
みどりの多面的機能の発揮 整備・維持管理コストの低減
・生物多様性に関する取り組みを織り込む
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「茅ヶ崎市みどりの基本計画」
見直しのスケジュール
年度
実施事項
H28.3~7
みどり審議会での考え方の協議
H28.7~
プロポーザル方式での策定支援事業者募
集に向けた手続き
H28.8
~H29.3
事業者の決定
現況調査の実施
(緑被率の調査や市民アンケート等)
H29
基本理念や将来像、施策など内容の検討
H30
内容の検討、パブリックコメント、改訂完了
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