2016.7月号

宮崎大学
産 業 動 物 防 疫 リサーチセンター
防 疫 インフォメーション
7月号(2016年6月情報)
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責 末吉益雄
国内 豚流行性下痢(PED) 1
発生都
道県数
H25.10.1
~H26.8.31
H26.9.1
~H27.9.6
H27.9.7
~H28.6.27
計
発生
件数
発症
頭数
死亡
頭数
38
817 1,289,476 419,862
28
233
302,572
76,676
16
105
87,773
21,268
39
1,155 1,679,821 517,806
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
国内 豚流行性下痢(PED) 2
発生県
千葉県
沖縄県
栃木県
北海道
確認日
件数
1
1
1
2
6/6
6/7(疑い)
6/6
6/16
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
野鳥の高病原性鳥フル保有状況調査(環境省)
(2015年11月~2016年4月)
ガンカモ類の糞から高病原性鳥イン
フルエンザウイルスは確認されず。
採取地(北海道,青森,秋田,栃木,新潟,静
岡,和歌山,鳥取,広島,徳島,愛媛,長崎)の
12道県16市町で、942個体を検査。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
抗生物質残留 鶏肉
回収
岩手県
鶏肉から食品衛生法の基準を超える
抗生物質を検出し、約3,100羽分の回
収命令。
(5/30、定期立入検査結果、テトラサ
イクリン類を国の基準(0.2ppm)の
約2倍の0.41ppm検出。)
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
農研機構動物衛生研究部門「牛疫」
の国際管理機関&レファレンスラボ
に認定
農研機構動物衛生研究部門が牛疫の
レファレンスラボとして認定(2016年5
月にパリで開催された国際獣疫事務局(OIE)総会)。
※OIEは1924年に発足した世界の動物衛生の
向上を目的とする国際機関。H28年5月現在
180か国・地域が加盟している。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
牛乳房炎ワクチン
国内初
乳用牛の乳房炎ワクチン発売(国内初)。
ワクチンは、乳房炎の発生率を減らし、
発症した場合でも症状を緩和する。
ワクチンは、欧州を中心に43カ国で使わ
れ、実績がある。
※本ワクチン接種には、獣医師の処方箋が必
要。妊娠牛に分娩前2回と分娩後1回の計3回。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
牛呼吸器病
9種類同時迅速検査
JA全農
牛呼吸器病症候群(BRDC)の病原体(9種
類)の迅速検査(電流検出型DNAチップ
法、85分)開発・実用化。
農林中央金庫 : H30年度までの3年間、
検査料金の一部を助成予定。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
スマート牛舎
「スマート牛舎」は、センサーで牛
舎の温度や湿度を計測し、壁に設置
した換気扇で吸排気を制御して快適
な環境に整える。
夏の暑い時期にも牛舎内を快適な状
態に保つ。
鶏舎や豚舎にも展開し、堆肥や排水
処理装置などの拡充を目指す。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
牛乳の賞味期限長く、急速冷凍で鮮
度数ヶ月間延長 輸出へ
農林水産省:
2017年度牛乳輸出計画。
冷凍技術の実証実験開始、賞味期限
を現状の2週間程度から数ヶ月に。
世界初。
国内市場に依存する酪農産業の活性
化につながる可能性。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
子牛
5月家畜市場肉用子牛の取引
価格(農畜産業振興機構)
黒毛和種
褐毛和種
交雑種
ホルス
78.7万円(取引頭数5.3%減の2.7万頭)
66.8万円(27%高)
39.7万円(6%高)
21.8万円(15%高)
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
養豚法人の生産費調査開始
農水省
養豚組織経営体(法人や企業)の生産
費調査を開始。
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄
宮崎大学
産 業 動 物 防 疫 リサーチセンター
防 疫 インフォメーション
7月号(2016年6月情報)
宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター
文責
末吉益雄