2016年度 国際理解公開講座(前期)

2016 年度 国際理解公開講座【前期】
「欧州の新情勢を読む」
ーーユーロ危機、テロ、移民・難民の流入に揺らぐーー
ユーロ危機と難民問題に揺れる欧州について、その文明史を交えながら考える。
第 1 回 2016 年 7 月 2 日 (土) 午後 2 時〜4 時 (午後 1 時 30 分より受付開始)
難民危機に直面したドイツの苦悩と欧州への波紋
【講師】 亘理 信雄 氏 (元朝日新聞社ベルリン支局長)
第 2 回 2016 年 7 月 16 日 (土) 午後 2 時〜4 時 (午後 1 時 30 分より受付開始)
EU 離脱に揺れる英国の現状と、その個性
【講師】 河崎 良二 氏 (元帝塚山学院大学人間科学部教授)
第 3 回 2016 年 8 月 6 日 (土) 午後 2 時〜4 時 (午後 1 時 30 分より受付開始)
文明史から見る欧州の現実と未来
【講師】 川北 稔 氏 (大阪大学名誉教授)
◆ 開講場所:大阪狭山市文化会館 SAYAKA ホール 2階大会議室
(南海高野線「大阪狭山市駅」より南へ徒歩 3 分)
◆ 受 講 料:1,000 円(3 回通し)
◆ 定 員:90 名(先着順)
※許可を得た報道目的以外の写真の撮影はご遠慮下さい。
※当日は会場の後方からビデオ撮影をおこなう場合がございます。
申し込み ・ お問い合わせ
往復はがきに、住所、氏名(ふりがな)、電話番号をご記入の上、下記研究所
公開講座係までお申し込み下さい。6 月1日の消印から受付け致します。
帝塚山学院大学国際理解研究所
〒589-8585 大阪狭山市今熊 2-1823 TEL .072-365-1981 FAX .072-365-6188
「欧州の新情勢を読む」
今移民・難民を受け入れる欧州を取り巻く情勢が、不透明さを深めています。
また各国はテロの脅威とどう対峙するのか。欧州の単一通貨ユーロの信用は回復する
のか。ドイツと英国の距離感は?その中で日本は何を学ぶことができるのか。
近代史に触れながら欧州の今後を考えます。
【講師プロフィール】
第1回
難民危機に直面したドイツの苦悩と
欧州への波紋
講師/亘理 信雄 氏
元朝日新聞社ベルリン支局長
名古屋市生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科卒。1973年、朝日新聞に入社。85
年、中東特派員(キプロス駐在)。89年11月、出張中にベルリンの壁の崩壊を現地
で取材。90年、東ベルリン市局長。97年、ニューヨーク市局長。その後、外報部
長、国際本部長など。現在はフリーのジャーナリスト。
第2回
EU離脱に揺れる英国の現状と、その個性
講師/河崎 良二 氏
元帝塚山学院大学 人間科学部教授
大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。
大阪商業大学専任講師、助教授を経て帝塚山学院大学文学部英文学科助教授、
教授となり、平成28年3月末に定年退職。専門分野はイギリスの小説と絵画。近著
に『英国の贈物』。
第3回
文明史から見る欧州の現実と未来
講師/川北 稔 氏 大阪大学名誉教授
専門はイギリス近世史・世界システム論。京都大学大学院から大阪女子大学を
経て、大阪大学教授、日本西洋史学会会長、京都産業大学・佛教大学特任教
授、国際高等研副所長などを歴任。『工業化の歴史的前提』『民衆の大英帝国』
『砂糖の世界史』(岩波書店)、『イギリス近代史講義』(講談社新書)。訳書に
ウォーラーステイン『近代世界システム』(全4巻 名大出版会)など。