参考資料

多様な主体による地方部の地域づくり活動支援体制構築事業
背景・目的
地方中小都市を中心とした地方部における地域の活性化を図るため、自然、歴史、文化等の地域資源を活かした特産品開発、
観光開発等を目的とした、多様な主体による事業型の地域づくり活動(地域ビジネス)等を生み育てる仕組みの構築を支援する。
実施内容
地域ビジネスを生み育てるため、現場の活力や知恵を結集する仕組みとしての地域づくり活動支援体制(地域づくりプラットフォー
ム)の構築及びそのプラットフォームが行うハンズオン支援等の中間支援活動に対して支援を行う。
地
中間支援活動
域
大学
協会
漁協
NPO
構
築
国 支
援
地方
公共団体
個人
地域づくり活動支援体制
(地域づくりプラットフォーム)
・プランニング
・マーケティング
・ファンディング
・マッチング 等
販路の開拓
地域
金融機関
NPO
地元
民間企業
地元
民間企業
商工会
農協
ハ
ン
ズ
オ
ン
支
援
等
(例)
インターン
地域づくり活動B
(NPO)
飲食店経営
地域づくり活動C
(組合)
商品開発
販路拡大
地域づくり活動D
(企業、NPO)
耕作放棄地解消
地域づくり活動E
(自治会、大学、NPO)
高齢者支援
…
連携により継続的に多様な地域づくり活動を支援
地域づくり活動A
(企業)
…
※図は地域の一例であり、プラットフォームの構成主体は地域によって変わります(ただし地方公共団体、地域金融機関は必須)
デザイナーの派遣
地域づくり活動
地域ビジネスの創出
また、各地域づくりプラットフォームの活動を促進するための全国ネットワークの立ち上げに向けた検討を行う。
効果
地方における地域資源を活かした多様な主体による新たな地域ビジネス等が創出され、地域の活性化が図られる。
地域づくりプラットフォームについて(案)
資料4 参考
・地域づくりプラットフォームとは、中間支援能力をもつNPOや民間企業、市町村等の地方公共団体、信用金庫等の地域金融
機関、地元の民間企業等が連携し、一体となって多様な地域づくり活動に対して支援を行う連合体(組織)のこと。
・地域ビジネスを目的とした地域づくり活動に対して地域づくりプラットフォームが行う中間支援活動において、その活動費用
を国が支援。
支援するプラットフォームの要件
・地方公共団体、地域金融機関、民間(地元民間企業やNPO)等から構
成する組織であること
・協議会等の形式を取り、規約等により、目的、活動内容、構成員、会計、
事務局等について定めている、もしくはその見込みであること
・常時地域づくり活動に対して連携して支援を行える体制を敷く組織である
こと
・中間支援活動に関する事業計画を明確に定め、中間支援活動を遂行す
るに足りる能力・経験・実績等を有し、継続的に活動できる見通しがある
こと
・団体の設置地域及び活動地域が地方部(三大都市圏中心部以外)であ
ること(検討中)
支援対象となる中間支援活動
・地域づくり活動に対するプランニング、マーケティング、マッチング等の伴
走型の支援(ハンズオン支援)等を行う活動
・プラットフォームの構成主体が連携して行う活動
・明確な事業計画・資金計画に基づく活動
支援額、支援内容(予定)
◆支援額(H26年度)
350万円/プラットフォーム程度を上限とし、8~10団体程度の支援を
想定
◆支援の内容
(内訳)
・有識者等による現地指導(謝金、旅費等)
・課題解決のためのワークショップ(会議費、資料作成費等)
・情報発信 (web立ち上げ費等)
・事務局立ち上げ(印刷製本費、通信費等) など
中間支援活動の対象となる地域づくり活動
・地域ビジネスにつながる「事業型」の地域づくり活動
【地域づくり活動とは】
地域の活性化や課題解決に向けて、地域の住民・NPO・企業等の多様な主体が
担い手となって行う公益的・共益的活動
【具体的な地域づくり活動の例】
・農産加工品の販路拡大 ・インターン生の派遣
・自主運行バスの運営
・子育て支援
・社会的弱者就労支援
・地元食材を用いたレストラン経営
など
【地域ビジネスとは】
地域づくり活動のうち、事業収入等により自ら活動資金を確保し、自立的・継続的
に活動を行っているもの
※内容については検討中であるため、今後変更になる可能性があります。