シナリオ概要

リベート処理を使用した間接販売
SAP Best Practices for CP V1.603 (JP)
SAP Best Practices
シナリオ概要 – 1
目的と利点:
目的


メーカーは、得意先別の販売実績をレポートするように卸売業者に要求します。また
売上を品目別に分類する必要もあります。
卸売会社とメーカーの間では、ペンダラムリストが使用されます。卸売会社は、得意先
の販売データをメーカーに提供することに合意します。
利点

ペンダラムリストでは、各卸売会社のデータが合計されます。ペンダラムリストを使用
して、リスト内の品目提案の確認を依頼することができます。CRM を使用せずに得意
先関連データを入手して、販売情報システムからのレポートに分析されることができま
す。
シナリオ概要 – 2
主要なプロセスフロー概要


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



リベート契約の登録
要件データの登録
販売要求の登録
マニュアルデータ入力又は自動輸入で販売確認の登録
販売データの更新
間接販売の更新
請求伝票の更新
リベート契約での販売数量のチェック
定期部分的決済の更新
間接販売関連CO-PA レポートの実行
SIS レポートを使用して販売データの分析
シナリオ概要 – 3
必須 SAP アプリケーション:
必須

EHP3 for SAP ERP 6.0
プロセスフローに関連する会社内ロール


販売管理
販売請求
プロセスフローダイアグラム
イベント
リベート処理を使用した間接販売
得意先発注商品
販売請求
販売管理
リベート契約の登録
要件データの登録
販売確認の登録
販売データの更新
請求データの更新
間接販売データの更
新
リベート契約での販売
数量のチェック
SIS レポートを使用し
た販売データの分析
定期部分的決済の実
行
販売要求の登録
間接販売関連CO-PA
レポートの実行
凡例
<機能>
シンボル
説明
用途のコメント
バンド: 債務管理担当者や営業員などのユーザロールを示
します。このバンドを使用して、特定のロールではなく、組織
ユニットやグループを示すこともできます。
ロールバンドには、
そのロールに共
通するタスクが含
まれます。
この表の他のプロセスフローシンボルは、これらの行に記入
します。シナリオのすべてのロールをカバーするために必要
な行を使用します。
フロー線 (実線): 線は、シナリオにおけるステップの標準順
序とフローの方向を示します。
フロー線 (点線): 線は、シナリオでほとんど使用されないタス
クまたは条件付きタスクへのフローを示します。線は、プロセ
スフローに含まれる文書にもつなげることができます。
シナリオプロセス
またはステップの
ないイベントの 2
つのタスクを接続
します。
業務活動/イベント: シナリオに入る/シナリオから出るアク
ション、またはシナリオ中に発生する外部プロセスを示しま
す。
文書内のタスクス
テップには対応し
ません。
単一プロセス: シナリオにおいて段階的に扱われるタスクを
示します。
文書内のタスクス
テップに対応しま
す。
プロセス参照: シナリオが別のシナリオ全体を参照する場合、
シナリオ番号と名前をここに記入します。
文書内のタスクス
テップに対応しま
す。
SAP 以外
単一プロセス
プロセス参
照
サブプロセ
ス参照
プロセ
ス決定
サブプロセス参照: シナリオが別のシナリオを部分的に参照
する場合、そのシナリオのシナリオ番号、名前、ステップ番
号をここに記入します。
プロセス決定: 決定/分岐点を示し、エンドユーザによる選択
を表します。線は、菱形の各部分から生じる各種選択肢を示
します。
ダイアグラム
接続
ハードコピー/
文書
外部イベント: シナリオを開始または終了するイベントや、シ
ナリオにおけるイベントの過程に影響を及ぼすイベントが含
まれます。
業務活動/
イベント
シンボル
用途のコメント
次のダイアグラムへ/前のダイアグラム
から: ダイアグラムの次/前ページにつ
ながります。
フローチャートは前/次ページで継続し
ます。
ハードコピー/文書: 印刷された文書、レ
ポート、またはフォームを示します。
文書内のタスクステップに対応しませ
ん。タスクステップで生成された文書の
反映に使用されます。この形状には、
出力フロー線はありません。
財務会計の実績: 財務会計転記伝票
を表します。
文書内のタスクステップに対応しませ
ん。タスクステップで生成された文書の
反映に使用されます。この形状には、
出力フロー線はありません。
予算計画: 予算計画伝票を表します。
文書内のタスクステップに対応しませ
ん。タスクステップで生成された文書の
反映に使用されます。この形状には、
出力フロー線はありません。
マニュアルプロセス: マニュアルで行う
タスクを扱います。
通常、文書内のタスクステップに対応し
ません。倉庫でのトラックの荷渡など、
マニュアルで実行されるタスクの反映
に使用され、プロセスフローに影響しま
す。
既存のバージョン/データ: このブロック
では外部プロセスから送信されるデー
タを扱います。
通常、文書内のタスクステップに対応し
ません。この形状は外部ソースからの
データを反映します。このステップには
、入力フロー線はありません。
システムパス/エラー判定: このブロック
では、ソフトウェアによって行われる自
動判定を扱います。
通常、文書内のタスクステップに対応し
ません。ステップ実行後のシステムに
よる自動判定を反映するために使用さ
れます。
財務会計の実績
予算計画
マニュア
ルプロセ
ス
既存の
バージョン/
データ
文書内のタスクス
テップに対応しま
す。
通常、文書内のタ
スクステップに対
応しません。ステ
ップ実行後に行わ
れる選択を反映し
ます。
説明
システム
パス/
エラー判
定
付録
使用されるマスタデータ
データオブジェクト


品目マスタ
得意先マスタ (卸売会社、オブジェクト)