第3章 重症心身障がい児者を支援する機関の役割(あるべき姿)【北河内圏域】出生時や乳幼児期からのモデルイメージ 乳幼児期 入院中 退院前カン ファレンス 学齢期 退院直後 在宅移行期 退院後カン ファレンス 手帳取得・障 がい児サービ スの利用開始 就学 成人期 進学 義務教育 後期中等教育 18歳~ 障がい福祉 サービスの利 用開始 老齢期 40歳~50歳頃 65歳~ 親が高齢にな る 介護保険サー ビスの利用開 始 本人のケアマネ (介護保険) (1)コーディネーターの変遷:ライフステージに応じた切れ目のない支援 病院のMSW 親のケアマネ (介護保険) 府保健所・枚方市の保健師 相談支援事業の相談支援専門員 学校の教員 後見人 市町の学校の教員 -38- 病院から地域への移行期ではMSW が中心となって地域生活を支援する ネットワークを構築 MSWが、かかりつけ医、訪問看護 師、保健師と相談支援専門員と連携 し、地域生活の基礎を構築 保健師と相談支 援専門員が連携 し、医療と福祉 のネットワーク で地域生活を支 援 学齢期は教員がコーディネートに加 わり、これまでの医療と福祉のネッ トワークに教育の視点を加える 18歳以降は相談支援専門員が中心となり、医療・福祉 の支援のコーディネートを行う 介護保険のケアマネや後見人と相談支援専門員が連携 し、本人の意思に寄り添った地域生活を支援 (2)支援の分野の変遷 専門的な高度医療 (基幹病院) 在宅医療のバックアップ(基幹病院・地域病院) 在宅医療(訪問診療・往診・訪問看護・訪問リハビリ)・医療的ケアの支援(かかりつけ医・訪問看護) 地域生活を支えるための福祉サービス(児童福祉・障がい福祉・介護保険の事業所) 事業所へのスーパーバイズ(重症心身障がい児者地域生活支援センター(枚方総合発達医療センター) 市民生活の支援(市町村・大阪府) 相談支援の充実と支援(基幹相談支援センター) 権利擁護(後見人) 療育の指導(府保健所・枚方市) 市町村教 育委員会 地域保健(保健所・保健センター) 教育(学校) 相談支援(子ども家庭センター) 相談支援(障がい者自立相談支援センター)
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