頑張るけんね 甥様

生きる
~命のバトン繋ぎ~
大隅恵理香
白石 枝理
どのようにして最期を迎えたい
か?
 若者の声
したい時にやりたい
好きなものを食べたい
 ご利用者様の声
自由に過ごしたい
私らしくありたい
ここで(アソカ園で)逝きたい
生きているこの瞬間を大切に
死は「怖い」けれども
新たな旅立ちでもある
生きてきたご利用者様を私たちみんなで
「正面玄関からお見送り・・・」
清々しく新たな人生を歩んで頂くために
具体的な取り組み事例
 ご利用者様:Sさん
女性
現病歴:高血圧症 認知症
キーパーソン:甥様
要介護3 95歳
『S様との出会い
一緒に過ごした時間が
わたしたちの宝物♡でした』
様々な場面でのポジショニング
ご家族との繋がり
 キーパーソンの甥様の事をとても信頼されていた
甥様
看取りの経過
10.18
朝食・昼食は介助に
てほぼ全食されてい
た。
夕方より発熱され酸
素2ℓ開始。
クーリング開始。
500mlの点滴施行。
夜間はケアステー
ション前ベッドにて
様子観察施行。
夜間良眠されていた。
10.19
9:20酸素濃度99%
の為酸素中止する。
11:40酸素濃度93%
の為酸素施行する。
12:00酸素濃度99%
の為酸素中止する。
昼食はNsの介助にて
6割ほど食べられる。
職員の声掛けには返
答あるも少し「うつ
ろ」な様子がみられ
ていた。
10.20
夜間はケアステー
ション前ベッドに
て様子観察施行。
咳はみられていた
が本人はとても元
気だった。
4:00~うなり声
があり酸素濃度低
下。吸引などで一
時持ち直すがその
後呼吸停止。
7:31
静かに永眠される
アソカ園でのお別れ会
受け継がれた命
ご清聴ありがとうございました