飲食店での顧客獲得に有効的な広告宣伝の研究

飲食店での顧客獲得に有
効的な広告宣伝の研究
10-1-019-0047
美濃 瑠美
目的
・お店の前に無料クーポンのフライヤーを置いて
いるにもかかわらず、フライヤーを利用している
人が少なく、ネット広告のクーポンを利用するお
客さんが非常に多い。近年の宣伝方法が大きく変
化し、紙媒体広告にあまり効果がないと言われて
いるのはなぜなのかを調べ、その結果を元にマル
ゲリータゼロ円サービスの認知度を向上させて、
バイト先での新規顧客を獲得するための有効的な
広告宣伝の分析をこの研究で行うことにする。
方法




書籍やインターネットを利用して広告媒体の
特徴を調べる。
バイト先で実施している媒体を取り上げる。
お店にご来店いただいた、マルゲリータ無料
クーポンを使用したお客様にアンケートをと
る。
そのアンケートを集計して、分析して、考察
する。
意義

広告媒体の種類はたくさん存在するがその中
でも近年注目されているのはインターネット
広告である。パソコンやケータイの普及によ
り、利用者が圧倒的に増え、購買行動が大き
く変化した。インターネット広告はこれから
の広告に欠かせない存在である。ネット広告
のシェア率を上げて、顧客を惹きつけていけ
れば、新規顧客獲得に繋がるであろう。
広告の種類

①マス媒体 (情報の上流)
知ってもらう

②SP広告(情報の下流)
買ってもらう

③インターネット媒体(情報の上流+情報の
下流)
知ってもらう+買ってもらう
アルバイト先で使用している広告媒体
①マス媒体:雑誌ホットペッパー
②PR媒体:フライヤー
③ネット広告:LINE・食べログ・ぐるなび・Facebook
アンケートについて
ホットペッ
パー(携
帯)
ぐるなび
LINE
10代
3
20代
7
30代
2
0
0
0
8
2
0
0
0
1
1
0
0
媒体
年齢
40代
50代
店前のフ
ライヤー
0
0
2
3
1
ホットペッ
パー(雑
誌)
0
0
0
0
0
人々の購買行動の変化
AIDMAの法則
A →I →D →M →A
ttention
nterest
esire
emory
ction
AISASの法則
A →I →S →A →S
ttention
nterest
earch
ction
hare
日本マクドナルド

マクドナルドは09年7月24日から30日までの一週
間、関東エリアで「100万杯をゼロ円で」をスローガ
ンに「無料コーヒー」を提供するというキャンペーンを
実施した。このクーポンはほとんどが紙媒体であり、雑
誌から切り抜いたものなど紙のクーポンが圧倒的に主流
であった。
宣伝広告の媒体の変化

2009年にはまだ紙媒体は効果的な宣伝広
告だったと言える。しかし、インターネット
やスマートフォンが普及している現代は一時
ブームだったクーポン雑誌やクーポンも今で
はその人気も減少してきている。
振ってクーポン

「簡単・便利・お得」の三拍子が揃っている、
「振ってクーポン」が2013年3月20日、21日
でApp Storeの「フード・グルメ」カテゴリ無
料1位を獲得した。いままででは考えられな
かったような斬新な提案が人々の心を掴み、
親しまれるネットサービスになるのだろう。
まとめ

消費者自らが情報を発信するようになり、消
費者同士が繋がり、情報交換などが購買に大
きな影響を与えるようになった。自然と宣伝
方法も変化し、マス媒体の「知ってもらう」
だけの宣伝では購買に繋がりにくい。だから
と言って、PR媒体のみで、「買ってもら
う」事だけを考えた押し売りも購買に繋がり
にくい。その結果「知ってもらい」×「買って
もらう」を兼ね備えているインターネット広
告が、消費者にとって効果的な広告媒体にな
ると考えられる。