おとなからこどもまで楽しめる公開ラボプログラム 生存圏研究所 光と電波でわかる大気(くうき)のひみつ 日時:10月20日(土)9:30~16:30 21日(日)9:30~12:00 場所:総合研究実験棟5階HW519号室 「くうき」は透明で目には見えません。 しかし何もないのではなく、私たちを含む地球 上のすべての生き物は「くうき」の中で生活して いるので気がつかないだけなのです。 私たちの手の上にもくうきは存在しているので す。 暑くなったり寒くなったり、雨が降ったり晴れた りするのは、目に見えない「くうき」のしわざなの です。私たちの生活に大きな影響を及ぼしてい る「くうき」。どうしたらその性質を捉えることが できるでしょうか? 電波や光を使うと、遠くはなれた空気の性質を 知ることができます。 電波や光を通じて見えるくうきのふしぎの世界 を紹介します。 ●くうきのゆらぎを見てみよう シュレーリン法装置という装置をつかって、透明なくうきを可視化(みえるようにする)してみましょう。 装置にいろいろなものを入れてくうきの様子を見てみましょう。 ドライアイス、ろうそくの火、アルコールランプ (係のお兄さんがみせてくれます) 皆さんの手のひらを装置に入れてみるとなにが見えるかな? 装置で見えるような小さなゆらぎは空気の中にたくさんあるのです。 これに電波を当てると目に見えないゆらぎによって電波を散乱させるのです。 協力:溝尻光学工作所 http://www.mizojiri-opt.co.jp/ ●MUレーダーからの電波を聞いて みよう 滋賀県甲賀市に、MUレーダーという直径100mもある大型の大気レーダーがあります。ここから、1MW (テレビ局10局分)というつよい電波が上空に向けて発射されています。 上空100kmの流れ星で散乱されたMUレーダーの電波を、宇治キャンパスから聞いてみましょう。 どんな音に聞こえるでしょうか? ●偏光板でステンドグラスを作る 偏光板2枚とセロファンテープを用いてステンドグラスを作ってみましょう。 うまくできたかな? 写真
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