実世界をモニタリング・アーカイブする クラウドベースアプリケーションの開発事業 東京大学 生産技術研究所 平成22年9月9日(木) 11:35 – 12:00 1/17 次世代情報技術 実世界そのものの情報化 (アーカインビング) 実世界からの情報抽出 (モニタリング) 東京大学 U.C. クラウド IBM, Google, Microsoft, Amazon, … 2/17 実世界の情報化(アーカイビング) 光学情報 幾何情報 通信 解析 インタフェース 3/17 実世界からの情報抽出(モニタリング) 4/17 センサモジュールの発展 UC Berkeley EECS CITRIC: A Low-bandwidth Wireless Camera Network Platform (CITRIC) (2008) カメラ 624 MHz CPU 16MB FLASH 64MB RAM Server/client機構 IEEE 802.15.4 protocol アプリケーション 火災のモニタリング CITRIS (UC Berkeley ) Firebug project CITRIS: Mobile Sensor Networks for Independent Living and Safety at Home CITRIS (UC Merced) Smart Building/Home 5/17 大規模環境モニタリング 太陽光 エネルギーの 観測 CITRIS (UC Merced) Lont-Term Forecasting of Solar Irradiance Based on Ground Measurements and the NWS Database 微気候・植生・動物の観測 Terrestrial Ecology Observing Systems CENS (UC LA and Riverside) 6/17 研究動向:地球規模の情報化 Google earth Microsoft Bing Map Photo tourism/Photo synth 2008 Hong Kong university of science and technology 7/17 ACM Trans. Graphics 2009 研究内容 • 広大な規模の実世界の情報化 • 実世界情報とセンサによる認識情報の重畳 • クラウドコンピューティングによる実装 • 簡易な端末による情報の参照 8/17 研究内容 • グランドチャレンジ – 車や人のモニタリングの高精度化(ITS) ・情報参照 – 農地などの自然環境のモデル化・情報抽出・参照 • 応用(将来性) – 大規模な実世界の情報化 • 都市計画やエネルギー計画への利用 – 効率的なセンサネットワークの知見 – Smart buidling/home/infrastructure 9/17 研究内容 農地の管理・記録 鳥獣の検出 食料危機 情報の重畳 ユーザインタフェース 鳥獣による被害 天候変動 ~200億円 10/17 研究内容 • 実世界の情報化・認識 – データ取得 • センサ網の管理、再配置、スケーラ ビリティ、省エネルギー • クラウドとユーザをつなぐ – 提示手法 • クラウドの利点を利用 • 3D化、シームレス表示、階層的表現、 タイムライン – 認識 • クラウドによる巨大データベースの 利用 • 実世界情報との連携 • 屋外環境 • 複数センサの連携 • マルチモーダルな情報(衛星、気温 センサ、カメラ)の統合 • リアルタイム化 – 統合 • 情報の大規模化・時空間化 • クラウドによる効率的な実装方法 – データ構造 • 表示に適しながらコンパクトに保持 – フィードバックの利用 • ユーザからのアクセス・リクエスト結 果をデータや分析処理に利用 • アクセス頻度の低いデータを圧縮 • 注目度が高いデータを自動的に詳 細分析 • センサシステムに働きかけて、カメラ の解像度・フレームレートをコントロ ールし精度の高いデータを自動的に 取得(自学習し成長するシステム) 11/17 国際協力推進への取り組み 東京大学 池内克史グループ U.C. Berkeley PATHチーム MOU U.C. Davis Utrecht 大学 Microsoft Research Asia Silicon valley KAIST U.C. Berkeley Ruzena Bajscyグループ ©google Drexel 大学 U.C. Merced U.C. Santa Cruz 12/17 地理的な優位性 • 日本から至近 • 西海岸の思想 • シリコンバレー Apple computer Adobe eBay Intel AMD Yahoo Google 13/17 派遣者受け入れ責任者 • Ruzena Bajcsy • UC Berkeley EECS (Electronic Engineering and Computer Science) 教授 • CITRIS名誉ディレクター Director of - Berkeley Center for New Media (BCNIM) - Center for Information and Technology Research in the Interest of Society (CITRIS) - Center for Intelligent Systems (CIS) - Team for Research in Ubiquitous Secure Technology (TRUST) - Tele-Immersion 14/17 15/17 派遣予定者1:川上玲 • 2003 東大・工・電子情報工卒 • 2008 情報理工学博士(電子情 報学) • 2008.4 – 2010.6 生研・特任助教 IPSJ山下賞 (2009) ICCV2009 Workshop PC ACCV2010 Workshop Organizer • 2010.7 – 現在 Microsoft Research Asia 客 員研究員 16/17 派遣予定者2:岡本泰英 • 2004 – 東大・理・情報科学卒 • 2010 – 情報理工学博士(コン ピュータ科学) • 2010.4 – 現在 CVIM研究会 卒論セッション優秀賞(2004) 学振特別研究員DC2 (2008 – 2009) – 生研・特任助教 17/17 派遣日程 平成22年度 平成23年度 4月 平成24年度 4月 3月 派遣予定者1 2年間 9月 8月 派遣予定者2 2年間 18/17 予算 平成22年度 平成23年度 平成24年度 若手派遣費 3,400 11,600 8,700 研究費 4,700 8,400 5,500 一般管理費 810 2,000 1,420 合計 8,910 2,200 15,620 単位:千円 19/17
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