はじめに - ASTRO-H 次期X線国際天文衛星

次期宇宙X線衛星
ASTRO-Hで拓く宇宙物理
はじめに
大橋隆哉 (首都大理工)
X線 (分光) 天文学の歴史
エネルギー分解能は
40年の間に、数10倍
向上
– ASTRO-Hで20倍以
上ジャンプ
分解能が1桁向上す
るごとに、新しいサ
イエンスが表舞台に
登場
将来計画(IXOなど)で
もX線分光がミッ
ションの柱
ASTRO-HはX線天文学の新時代の扉を開く
3
高感度で見る非熱的過程

0.2 keV  600 keVまで3.5桁のエネルギー範囲をカバー
 熱的・非熱的過程を分離

マイクロカロリメータ (ガスの運動) と硬X線観測 (加
速された粒子)が協調して、宇宙の動的過程を探る