金融革新と市場危機 第7章 2 金融監督と規制、金融システム監視

金融革新と市場危機
第7章 2 金融監督と規制、金融システム監視
07ba200w
銀行監督の課題
自己資本比率規制のプロシクリカリティ
景気判断やバッファーの程度などに関する定量的ルールが必要
内部管理と市場からの規律づけの有効性
自主的な規律と市場取引における監視機能に期待
影の銀行システムと監督のあり方
影の銀行システム
SIVやコンデュイット、投資銀行、住宅ローンの担い手(ファニーメイ、フレディマック)
監督のあり方
どこまでの範囲の金融機関を金融監督の対象とするのか
日本にとっての課題
高齢化の進展から家計の資産運用に対する関心が高い
人口減少社会における未来を切り開く技術革新のための金融が果たすべき役割
日本の金融機関も戦略の立て直しが必要である
論点
社債市場活性化のために社債清算機関を設立すべきではないか。