道路プロジェクトの費用便益分 析 篠崎ゼミ4年 後藤裕美 目的 あるプロジェクトの実施に必要な費用と 便益を求め、プロジェクトを行うべきか 評価する。 新しい道路を整備すると仮定した際に、 そのプロジェクトを行うべきか評価 費用便益分析とは プロジェクトの実施に必要な費用と便益 を貨幣価値に換算し、プロジェクトを行 うべきか評価 評価の方法として費用便益比 先行研究 国土交通省 道路局 都市・地域整備局 『費用便益分析マニュアル』 平成20 年11月 内容:費用と便益の導出手順や分析手法の 一連の流れ 分析内容 便益の算定 ①走行時間短縮便益 ②走行経費減少便益 ・ 交通事故減少便益 費用の算定 ・事業費 ・道路維持管理費用 現在価値の算出 便益の現在価値 費用の現在価値 費用便益分析の実施 ①走行時間短縮便益 BT=BT o -BT w 車種別の時間価値原単位 休日の考慮 災害等による通行止めの考慮 冬期の交通状況の考慮 ②走行経費減少便益 BT=BT o -BT w 車種別の走行経費原単位 休日の考慮 分析内容 便益の算定 ①走行時間短縮便益 ②走行経費減少便益 ・ 交通事故減少便益 費用の算定 ・事業費 ・道路維持管理費用 現在価値の算出 便益の現在価値 費用の現在価値 費用便益分析の実施 社 会 的 割 引 率 現在価値の導出(便益) NPV(B)= Bt Bt Bt 2 ( 1 r) ( 1 r) ( 1 r) n NPV(B):便益の現在価値、B:便益、 t:期間、r:社会的割引率 費用も同じ要領で導出する。 費用便益比の導出 費用便益比=NPV(B)/NPV (C) 費用便益比が1以上 ⇒プロジェクト実施する 費用便益比が1以下 ⇒プロジェクト実施しない 今後の展望 国土交通省のマニュアルをもとに、 便益と費用を求めプロジェクトを評 価する。 参考文献 国土交通省 道路局 都市・地域整備局 『費用便益分析マニュアル』 (2008) 松野正、矢口哲雄:開発プロジェクト評価 公共事業の経済・社会分析手法 (199 9)
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