チラシによる広告活動の研究 1210180154 山田 真央 研究の目的 ●地域密着型の広告として、利用されることの多い 「チラシ」での広告活動の良さをいかして、 地域の活性化を目的とした新しい形での広告の活動の 効率性の良い方法とは何かを提案し、 自らで「チラシ」を作成することにより、 どのような形でのアプローチの形式が効率的なのかを考えました。 「チラシ」ならではの、アピール方法の実証をすることが目的です。 研究の方法 ① ワープロでの「チラシ」の作成 ② 手書きでの「チラシ」の作成 ③ ワープロと手書きを含めた「チラシ」の作成 3つのバージョンの広告を作成し、どの形式の「チラシ」が求められている のかを検証しました。 アルバイト先であるタリーズコーヒーに協力をしてもらい、今月のおすす め商品として、シーズン限定のドリンクにスポットを当て、広告を作成し ました。 秋、冬と2種類の広告を3パターンずつ作成することで、アンケートの確実 性を上げればと考え工夫しました。 研究の意義 今回の研究の結果から、 「チラシ」としての作成の受けのよい形の広告を提案することができ、 この研究から得た情報を利用し、実用することにより、 集客率に繋がる「チラシ」作りができればと考えます。 広告とは何か? アメリカ・マーケティング協会では、広告について「広告主を明らかにし て、有料で、人を介さずに、アイデア、製品、サービスを提示、あるいは 勧めるもの」 と定義されています。 (1)誰が広告しているのかが明らかなもの (2)有料で行うもの (3)テレビ、新聞、雑誌などの媒体(メディア)を利用して行うもの (4)アイデア、製品、サービスを提示したり勧めたりするもの これら4点に分けられます。 1.誰が広告しているのかが明らかなもの トラブルなどがあったときに責任を取れないため、広告主が明らかでない広告を打つことはできません。 また、広告は広く世間に告げ知らせるために、広告主の名前をはっきり示しています。 2.有料で行うもの マスメディアに金銭を支払うことで、企業が自分の言いたいことを述べる活動です。 訴えたい情報を新聞 社や雑誌社の記者が無料で取り上げてくれるものは「パブリシティ」と呼ばれます。これは広告とははっ きり区別されています。 3.テレビ、新聞、雑誌などの媒体(メディア)を利用して行うもの スーパーマーケットの店頭での販売活動などは広告とは呼ばれません。セールスマンを介してではなく、 メディアを通じて行うものを示します。 メディアの中には、テレビ、新聞、雑誌、ラジオと言ったマスコミ以外にも、看板、ポスター、ダイレク トメール(DM)、カタログ、映画、チラシ、交通広告などが含まれます。 4.アイデア、製品、サービスを提示したり勧めたりするもの 商品や商品以外のサービス、あるいは企業の考え方についてのメッセージを広告で訴えるものです。 この 項目には、意見、主張などもふくまれ、意味合いが広い範囲に及んでいます。 ただし、この定義には例外もあり、例えば、「有料で」というところですが、実際には公共サービスの広 告です。放送局、新聞社、雑誌社などの媒体社が放送や掲載を無料で行う場合も広告と扱われます。定義 には外れますが、公共広告と呼ばれるのが一般的です 広告の種類とは? 広告の種類は大きく、 ①マス広告 ②SP広告 ③ネット広告 の3つに分類されます。 ①インターネット広告 ① アフィリエイト広告 ② リスティング広告 ③ アドネットワーク広告 ④ ソーシャルメディア広告 ⑤ 掲載型広告 ⑥ DSP広告 ⑦ ネイティブ広告 ⑧ バナー広告(純広告) ⑨ 動画広告 ⑩ メール広告 ⑪ リワード広告 ⑫ RSS広告 ②マス広告 ① テレビ広告 ② ラジオ広告 ③ 新聞広告 ④ 雑誌広告 ③SP広告 ① ダイレクトメール ② チラシ ③ イベント・キャンペーン ④ 交通広告 ⑤ POP広告 ⑥ フリーペーパー ⑦ 屋外広告 チラシとは? もしチラシがなかったらと考えることが難しいほど、 世の中は広告であふれかえっています。 新聞を手にしたとたん、 折り込みチラシがたくさんはいっています。 送り手が発信したことばに対して、 受け手が共感したとき、 チラシの効果は生まれます。 チラシの定義 A4判やB5判の一枚刷りのもので薄い紙のものが多く、 街頭などで配布されるものでも、 プラスチックの袋に入れることで、 A3などの大きな判のものも配られています。 新聞折込チラシでは広げた場合、 B2~B1判(D2~D1判)の大きさのものもあります。 ビラの定義 (英)bill、もしくは、(日)片(ひら)、(日)擬態語:びらびらから。 演芸の世界では古くから寄席の番組宣伝に用いられ(ビラ文字)、 のちに専門職化したものです。 単色刷りで薄い紙のものが多く、 政治的な宣伝に用いられる場合、ビラと呼ばれることが多い。 また、掲示を行うときもビラと呼ばれることがあります。 フライヤーの定義 英)flyer,flierが由来。 近代において、飛行機やヘリコプターを用いて、 空からチラシをばら撒いて配布する方法がとられることがありました。 日本では、A6などの特に小さいものや、 一般的な版型ではなく丸などの裁断や その他の装飾が施された厚い紙のチラシを指すことが多いです。 チラシのメリット ▼ 直接購買行動に働きかけることができる。 ▼ ターゲットの絞り込みができる。 ▼ 即効性が高い。 ▼ 低コストでさまざまな戦略ができる。 ▼ エリアの選別や少ない人数を対象にすることができる。 広告の作成パターン ① ワープロでのみの広告の作成 ② 手書きのみでの広告の作成 ③ ワープロと手書きを含めた広告の作成 アンケート方法 第三章で作成した合計6枚の広告を利用し、どの広告がより魅力的であるか を選択してもらい、なぜその広告のパターンがいいと思ったのかの理由を 回答してもらう。より明確に、どのパターンの広告が求められているのか を、集計するため、秋バージョンと冬バージョンの広告を作成し、2回に分 けてアンケートを実施。 対象:規定なし 人数:1回目:40名 2回目:30名 場所:アルバイト先 時期:8月下旬~11月上旬(広告を2パターン作成したため) アンケート内容 ①性別 ②3パターンの中でどれがより魅力的な広告であるか ③選んだ理由とそれぞれの良い点 1回目のアンケート結果 ①を選択した人の理由 ②を選択した人の理由 ③を選択した人の理由 ・1番綺麗 ・手作り感がかわいい ・ポイントが分かりやすい ・季節感が感じ取れる ・目がいってしまう ・スタイリッシュながら、見やすい ・味気ない印象がする ・かわいいが、少しわかりにくい ・シンプル ・そっけなく少し寂しい ・季節感がしっかりと出ている ・何を伝えたいか明確である ・アットホームでありあたたかい印象 ・見やすく、頼みたくなる ・わかりやすいが手作り感もあり、かわいい 2回目アンケート結果 ①を選択した人の理由 ②を選択した人の理由 ③を選択した人の理由 ・美味しそうに見える ・手作り感がかわいい ・冬っぽさもありバランスがいい ・ホットな感じが伝わる ・冬っぽさがいい ・見やすい ・見やすく、美味しそう ・手書きがかわいい ・人の手間がかかった感じが良い ・本物のドリンクを飲んでみたくなる ・イメージが湧きやすい ・かっこよくてすき ・バランスが一番良い 分析・考察 以上の結果から、ワープロと手書きを含めたチラシがより魅力的であるという結果にな りました。 ワープロと手書きのみで比較した場合、ワープロには絵・写真の鮮明さはあるものの、 それでは、他との差別化を図ることは難しく、手書きがあることで、あたたかみ・手間 をかけた、工夫されている感が出るのではないかと感じました。 しかし、二つを組み合わせた、言ってしまえば、いいとこどりであるパターン③の広告 チラシは、写真によるわかりやすさと、手書き感が受けるという形のアンケート集計で した。 ですが、手書きのチラシは子供や、高齢の方にとても受けが良く、それらのニーズに合 わせた使い方ができる場面であるならば、手書きでの広告作成がより効果的であるとい う結果といえます。その他にも、妊婦さんや外国の方などに好まれたのも、パターン③ でした。 これらの結果から、感受性を刺激することの出来る手書きでのチラシの作成は、交通安 全や、老人ホーム、たばこの禁煙広告などに最適ではないかと考えます。 参考サイト ・広告とは http://www.weblio.jp/content/%E5%BA%83%E5%91%8A 参照 ・チラシとは http://www.weblio.jp/content/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7 ・チラシのメリット・デメリット http://www.areareiz.jp/areareiz/channel/chirashi/chirashi-2.htm ・広告媒体の種類 http://workup.jp/sentence/ad01_3.html 参照 参照 参照 以上です!!!!
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