京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト ~イノベーション・経営人材育成事業~ 「市場戦略のプロセスをつくる」講座 (全7回シリーズ) 複雑で変化の激しいBtoBビジネスでは、誰に、どんな価値を、どのように提供するかの マーケティング計画に基づく市場戦略が欠かせません。 本講座では、マーケティングの考え方から市場戦略の実践力を獲得し、 製品や加工技術の開発、顧客への価値提供、取引拡大など 自社のマーケティング計画作成までを行います。 開催期間 : 平成26年9月19日(金)~ 平成27年2月16日(月) ※詳細は裏面 時 場 間 : 毎回平日13:00~17:00 所 : メルパルク京都「研修室3」、 京都リサーチパーク 4号館「ルーム2」 定 員 : 毎回、企業の具体的 な取組み事例を紹介 し、ケーススタディを 行います。 30名 : 無料(教材費受講者負担、懇親会実費負担) 受 講 料 対 象 : 主に府内製造業・情報通信業中小企業経営者、 幹部候補者、マーケティング部門責任者 応募方法 : 公益財団法人京都産業21ホームページからネット応募 http://www.ki21.jp/jinzai/index.html ※原則、全7回出席(代理出席は不可)とします。 ※応募者多数の場合は、受講できない場合があります。 ※募集締切後に受講可否についてご連絡します。 主 催 : 京都府、京都市、公益財団法人京都産業21 京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進協議会 おかもと <講師> 応募締切日 8月20日(水) まさあき 岡本 正耿 氏 マーケティング、顧客満足(CS)指導の第一 人者であり、 全国各地で経営者を対象にマー ケティングやCSをテーマにした講座を主宰され、 指導実績は高く評価されています。 株式会社マーケティングプロモーションセンター 代表取締役 早稲田大学大学院客員教授、同ビジネススクール講師 日本経営品質賞制度検討委員長 お問い合わせ先 公益財団法人京都産業21 経営革新部 経営企画グループ TEL.075-315-8848 FAX.075-315-9240 E-mail:[email protected] 本事業は、京都府が厚生労働省の採択を受けて、京都市をはじめとする「オール京都」体制のもとで推進する「京都次世代ものづくり産 業雇用創出プロジェクト」の一環として実施するものです。 <毎回のプログラム構成> ※時間は目安・適宜休憩を挟みます。 13:00~14:20 (80分) 14:20~15:40(80分) 15:40~17:00 (80分) 講 義 グループディスカッション 発表・質疑応答 講師からのコメント <カリキュラム> (第1回) 平成26年 9月19日(金) 「ビジネス・マーケティングの考え方」 (第2回) 10月7日(火) 「市場の分析と研究」 (第3回) 11月5日(水) 「顧客関係管理」 (第4回) 11月21日(金) メルパルク京都 「研修室3」 BtoBあるいはビジネス・マーケティングには特有の複雑さがあります。ビジネス財 は投入財、基礎財、促進財により性質や意味が根本的に異なります。また市場のタ イプも業種、規模、提供物(サービス)などにより異なります。まずは、自社がどのよ うなビジネス・タイプなのか、多面的に分析していただきます。 京都府京都市下京区東洞院 通七条下ル東塩小路町676 番13 消費財市場を人口や世帯で分析することをデモグラフィック分析といいます。ビジネ ス財市場も地域や業種・規模などで分析するデモグラフィック分析をまず行います。 加えて、熟練度や技術力など質的な違いを検討します。特にこの質的違いを把握す るためには、リサーチの技術が必要になります。 京都リサーチパーク 4号館「ルーム2」 ビジネス・マーケティングの特徴は、取引の永続性にあります。そこで、顧客企業と の間のリレーションシップの確立が重要になります。リレーションシップを管理するた めには、評価視点が必要ですし、評価には競合他社への優位性が考慮されなけれ ばなりません。 京都市下京区中堂寺粟田町 90 「サプライチェーン・マネジメント」 素材から二次財、二次財から製品などと生産段階を経るステップを他社よりも効果 的に行うと、そこで競争上の価値が発生します。これを連鎖させていくことをバ リュー・チェーンといい、さらに会社の枠を超えて、効果的な連鎖をつくれれば、相当 な優位性が形成されます。 (第5回) 12月4日(木) 「戦略的考え方」 (第6回) 1月14日(水) 「顧客価値の明確化」 (第7回) 2月16日(月) 「マーケティング・コミュニケーション」 戦略を考える視点には3つあります。一つは収益性を基準に考えるものです。儲か る製品、儲かる顧客という視点です。次には競争優位あるいは競争地位という視点 があります。コスト優位、差別優位、集中優位といったものです。SWOTから%フォー スなど、この視点の戦略手法には色々あります。そして最近は業界の性質や構造に よって、戦略手法や思考方法を変えるという考え方になっています。クラシカル、ビ ジョナリー、シェーピング、アダプティブなどです。 標準的製品を企画開発する場合には「製品開発」、顧客との特別なリレーション形 成を主軸に置く場合には「顧客開発」と価値をどう考えるかは大きく異なります。さら に技術能力がさほど高くない場合には、「コストダウン」と「顧客調整」など受け身型 の対応にならざるを得ません。 ビジネス財のマーケティングは人的コミュニケーションに依存する場合が大半です。 しかし、これが伝統的な売り込みモデルだと、御用聞き型になり、効果的なリレーショ ン形成ができません。SAVE(ソリューション、アクセス、バリュー、エデュケーション)が 提案型のマーケティング・モデルですが、これを実践するには高度な専門性と洞察 力が欠かせません。 講師:岡本 正耿氏 (おかもと まさあき) 株式会社マーケティングプロモーションセンター 代表取締役 早稲田大学大学院客員教授、同ビジネススクール講師 日本経営品質賞制度検討委員長 日本能率協会マネジメントスクール専任講師 KAE山城経営研究所経営道フォーラム・コーディネータ 秋田県・茨城県・岩手県・埼玉県・千葉県・新潟県・三重県の 各経営品質協議会判定委員長 中国地方経営品質賞委員会副委員長 会津若松市経営品質賞委員会委員長 「市場戦略のプロセスをつくる」講座 ~ Information ~ イノベーション・経営人材育成事業 では、 企業の成長に最も重要なイノベーショ ンによる経営革新を推進できる経営人 材を育成することをねらいとし、各種講 座、講演会、コーディネーターによる個 別企業伴走支援を実施しております。
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