1 公正で公益的な管理運営 施設管理の基本運営方針 ➀公の施設として、公正で公益的な管理運営を行います。 ②経験豊富な職員による利用者本位のサービス向上に取り組みます。 ③施設の利用促進と有効活用を図る取り組みを実施します。 ④安全、安心、快適で、効率的な施設の維持管理を行います。 ⑤各種団体との連携による施設機能の発揮と地域福祉の活性化を 積極的に行います。 ⑥指定管理者として環境への配慮に取り組みます。 【事業計画書8頁~10頁】 2 (5)人件費の設定について 当施設の職員の経験年数(介護職員及び看護職員) (単位:人) 区分 本町 鴨居 北下浦 合計 定着率 5年以上 12 8 4 24 42.9% 10年以上 8 4 3 15 26.8% ※平成27年3月現在(対象職員56人) 【事業計画書11頁・12頁】 (6)障害者の雇用及び授産施設等からの物品購入 等の配慮並びに雇用関係法令等の遵守について 3 障がい者の雇用率 (単位:人) 年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 実雇用者数 1 4 8 8 6 算定雇用者数 2 4 6 6 3.5 算定雇用率 3.23% 4.55% 6.28% 5.88% 3.57% ※毎年6月1日現在調査 【事業計画書13頁】 4 (8)男女共同参画に配慮した女性の雇用促進について 男女数(比率) 性 別 事業団全体 老人福祉センター・ 老人デイサービスセンター 女 性 146人(073.0%) 077人( 72.6%) 男 性 054人( 27.0%) 029人( 27.4%) 合 計 200人(100.0%) 106人(100.0%) ※平成27年7月現在 【事業計画書17頁・18頁】 5 2)福祉センターの利用者サービス向上への取り組み 快適性向上の取り組み実績 ・お風呂でのゆず湯等(バラ湯、しょうぶ湯)の実施 ・和室での椅子の貸し出し ・観葉植物の適切な配置 ・障子・畳の張替え ・大広間のカラオケ利用時の防音対策 ・暑い夏を快適にするゴーヤ・朝顔などのグリーンカーテンの育成 など 【事業計画書22頁~24頁】 6 講座・相談事業・イベント等の実施内容 生きがい講座 「健康増進」「趣味の充実」「生涯学習」「仲間づくり」「介護予防・認知症 予防」の5つの軸で講座を構成し、利用者の人気なども鑑みながら講座 内容を決定します。 講習会・教室等 連続しない内容や初めて実施する講座に関しては、講習会・教室等とし て実施します。受講後のアンケート結果で、人気が高いものに関しては、 生きがい講座として定期的に開催していくことも検討します。 相談事業 (年26回) 高齢者が気軽に相談できるように「生活困りごと相談」窓口を常時開設するととも に、「健康相談」「介護予防相談」「法律手続き相談」等の相談事業を実施します。 イベント ・同好会等の作品展を開催します。 ・複合施設合同イベント(ふれあいフェスティバル)に協力します。 ・ラジオ体操、8の字体操、転倒予防体操を毎日実施します。 【事業計画書23頁】 3)老人デイサービスでの利用者サービス向上への取り組み 利用者の支援の流れ 7 ① 通所介護計画の作成 ② 通所介護計画のチェック ③ サービスの提供 ④ 利用者家族及び介護者への情報提供 ⑤ 毎月のモニタリング ⑥ 通所介護計画の更新・反映 ⑦ 事例の研究と情報共有 【事業計画書24頁・25頁】 8 重度者受け入れ実績(平成26年度) (単位:人) 区 分 本町 鴨居 北下浦 1日平均利用者 28.4 27.2 20.5 平均重度利用者数 8.7 6.0 6.6 重度者割合 30.5% 22.1% 32.3% 【事業計画書25頁】 家族及び介護者に対するサポート サポート 連絡帳を活用 した活動報告 9 実施内容 利用者がデイサービスで受けた一日の内容を、連絡帳を活用することで家族及び介 護者へ詳細に伝えます。また、自宅での介護状況などを連絡帳に記載してもらうこと で、利用者の状態を把握し、提供サービスの柔軟な変更につなげており、今後もさら なる活用に努めます。 利用者の送迎 家族及び介護者の用事などで、早く迎えに来て欲しい、もしくは遅くまでデイサービス を利用させて欲しいという要望があります。そのような要望があった際には、既に随 時間の調整 時柔軟に対応していますが、今後も引き続き柔軟な対応に努めます。 家族介護者教 室の実施 自宅での介護方法や介護に関する知識の習得のために、介護している家族及び介 護者向けに、年に2~3回の家族介護者教室を開催しています。 また、自宅で介護をしている同じ境遇の介護者等が思いを話し合える家族の会を同 時開催します。 介護者間の情報共有や悩みの解決になると好評を得ており、今後も継続して実施し ます。 介護情報通信 最新の介護情報や、介護の技術などに関する情報をのせた介護情報通信を家族及 び介護者向けに隔月で発行しています。今後も継続して情報発信に努めます。 の発行 【事業計画書26頁】 (3)利用者の声を反映する仕組みについて 10 利用者ニーズ把握方法 把握方法 頻度 実施内容 ご意見箱 毎日 ご意見箱等を設置し、利用者からの意見聴取を行う 利用者アンケート 年1回 施設利用者を対象に、満足度やニーズ把握を行う 随時 施設利用者を対象に、ニーズや改善点などのヒアリ ングを行う 利用者ヒアリング 講座受講者アン ケート 福祉サービス利 用者意向調査 講座終了後、受講者に対して満足度や改善点など 講座終了時 のヒアリングを行う 3年に1回 神奈川県社会福祉協議会が提供している、自己評 価支援方策を活用し、施設運営に関する評価を行う 【事業計画書30頁・31頁】 11 3)利用者ニーズを基にした改善実績 改善実績(福祉センター) 意見・要望 対応内容 卓球の玉を拾うのが大変 遠くに飛ばないようにネットを設置 カラオケがうるさい 部屋への防音シートの貼り付け 健康器具を待つ場所が少ない 健康器具の順番待ち椅子の増設(2脚⇒4脚) お風呂の脱衣所で服を間違え られることがある 脱衣場ロッカーに扉と鍵を設置 軽食などが買えるとうれしい 売店を開設 安心・安全対策をして欲しい 浴室出入り口に滑り止めマットを設置 【事業計画書31頁】 12 改善実績(デイサービス) 意見・要望 送迎時間を短くして欲しい 対応内容 送迎順番の見直しによる乗車時間の短縮 自宅内まで送り届けて欲しい 家族及び介護者と協力しながら、ベッドまでの移乗の実施 プライバシーを守って欲しい 出入り口や洗面所にカーテンやパーテーションを設置 自分の石鹸を使いたい 個人で使用するシャンプーやボディソープの預かり実施 安心・安全対策をして欲しい 浴室出入り口に滑り止めマットを設置 【事業計画書31頁】 (4)施設の利用を促進させる工夫(広報等)について 13 地域福祉関係との連携 カテゴリ 実施内容 地域包括支援センターの 町内会や民生委員が集まる地域包括支援センター主 催の会合に参加し、福祉センターのPRを実施 会合への参加 横須賀・三浦地区デイケ ア連絡会への参加 介護従事者向けの技術講習会でデイサービスの特徴 を紹介 地域ケア会議への出席 医療関係者や他の介護事業所、地域の住民活動と連 携し、利用者を支える地域連携の拠点としての機能を 展開 【事業計画書32頁・33頁】 (5)利用料金収入の増加に向けた創意工夫について 14 1日平均利用者数と利用率の推移 H24年度 定員 1日平均 利用率 H25年度 1日平均 利用率 H26年度 1日平均 利用率 本町 35人 28.3人 80.9% 28.2人 80.6% 28.4人 81.2% 鴨居 33人 24.1人 72.9% 23.7人 71.9% 27.2人 82.3% 北下浦 30人 21.4人 71.5% 20.2人 67.5% 20.5人 68.4% 【事業計画書34頁~36頁】 3 施設の管理経費の削減が図れるか 15 管理運営費削減策のポイント ヒト コト モノ 人件費 の 削減 ○ヒトの配置の適正化(過剰配置を防ぐ) 業務手 法の 見直し ○業務委託契約の複数年契約の締結 設備類 の 見直し ○省エネタイプの電球等設備機器類の取り替え ○ITを活用した業務の効率化(書類作成等) ○講師の内部化(例:デイサービスの職員が生きがい講座の講師へ) など ○委託業務の一部内製化(自前スタッフで対応) ○自主財源確保等 など ○照明のこまめなON/OFFと空調の適温設定 ○備品類の一括購入・一括調達等 など 【事業計画書37頁・38頁】 2)平成24年度から平成26年度までの 経費削減の取り組み実績 16 平成24年度から平成26年度までに実施した入札案件(業務委託) (単位:円) 案件 施設名 実施年度 契約期間 入札前 (税抜き) 清掃業務 北下浦 H24年度 3年 9,475,600 5,856,667 3,618,933 清掃業務 鴨 居 H24年度 3年 2,814,288 2,493,000 321,288 警備業務 北下浦 H24年度 3年 6,384,000 5,615,334 768,666 2,170,440 1,930,360 合計 6,639,247 鴨 居 H26年度 2年 4,100,800 北下浦 ※表の説明:入札前・入札後の金額は、一カ年の金額です。 設備保守 入札後 (税抜き) 差額 (効果額) 【事業計画書38頁】 4 指定期間中安定した管理運営を行うことのできる実績 及び能力について 当事業団の職員配置人数 区 分 デ イ サ ー ビ ス セ福 ン祉 タ ー 施設長(福祉センター兼務) 生活相談員 介護職員 看護師 機能訓練指導員 歯科衛生士 調理員 運転手 事務員(福祉センター兼務) 作業員(障害者雇用) 施設長 事務員 応接員 嘱託保健師 合計 本町 常勤 非常勤 (1) 2 2 (2) 15(2) 4 (1) 1 4 7 (1) 1 1 1 3 1 3(3) 39(4) ※ ( )は、兼務配置をしている職員の人数 鴨居 常勤 非常勤 (1) 2 3 (2) 8(3) 4 (1) 1 4 5 (1) 1 1 1 3 北下浦 常勤 非常勤 (1) 1 1 (1) 9(1) 1 4 (1) 1 3 6 (1) 1 1 1 3 本町と同一 3(3) 30(5) 本町と同一 3(2) 29(3) 17 (単位:人) 3施設 合計 11 32 13 3 11 18 3 3 3 9 1 107 【事業計画書39頁~42頁】 (2)職員の研修計画について 18 研修実施計画 研修名 実施内容 実施回数 人権研修 人権に配慮したサービスの提供の必要性、職員に求められる サービス提供方法等について学ぶ 年1回 接遇研修 内部統制関係研修 利用者サービスにおける接遇の必要性及び技法について学ぶ 年1回 内部統制システムの内容及び運用状況について学ぶ 年1回 普通救命講習会 AEDを用いた心肺蘇生法・異物除去法・止血法などの救命処置を 習得する 年1回 介護福祉士受験勉強会 防災避難訓練 安全運転講習会 防災・防犯研修 基本的な知識と技術を身につける 随時 災害時の避難方法などの対応を学ぶ 年2回 実施講習指導を通して安全な運転技術を習得する 年1回 防災・防犯マニュアルに基づく研修 年1回 【事業計画書43頁・44頁】 4)OJTによるスキルアップ 19 OJT取り組み例 育成目標 「組織の理念に基づいた基本姿勢・態度を身につけ、「利用者本位のサービス」とは何かを考え、実践できる職員になる」 Plan Do 利用者と関わる職員のスキル(コミュニケーション、 食事、入浴等の介助等)を上げるため、新任職員に 対し「利用者の名前を覚え、心身の状況などを知る」 を到達目標とします。 目標を達成するために、「共に業務に入り、仕事の 内容を説明する」「利用者の名前や身体状況・生活 歴等を伝え、分からないことや疑問があれば説明 する」などを逐次行います。 Action Check 整理した課題について、解決の方策を考えて実践 し、次の目標につないでいきます。 一定の時期をみて目標の達成状況(利用者全体 の把握がどの程度できているかなど)を振り返り、 課題(把握できていない利用者についての確認)を 整理していきます。 【事業計画書44頁】 (3)賠償能力及び賠償時の対応手段について 20 賠償時の対応手段(加入保険の種類と内容) 施設 保険 賠償責任保険 対人・対物 1事故2億円 受託品(管理財物)賠償 1事故100万円 人格権侵害保障特約 1事故2億円 ※次年度以降は、補償対象(被保険者)に横須賀市も含みます。 傷害保険 死亡 500万円 入院保険金(日額) 3,000円 通院保険金(日額) 2,000円 デイ サービス 福祉 センター 保障内容 身体1人1億円 1事故1億円 財物1人1億円 1事故1億円 施設賠償責任保険 (施設により、昇降機特約あり) ※次年度以降は、補償対象(被保険者)に横須賀市も含みます。 【事業計画書45頁】 5 地域貢献策への配慮について 地元人材雇用率(比率) 21 (単位:人) 区分 本町 鴨居 北下浦 合計 職員総数 42 33 32 107 地元人材人数 40 32 27 99 市民の割合 95.2% 97.0% 84.4% 92.5% ※平成27年3月時点 ※人数は福祉センターとデイサービスの合計 【事業計画書47頁】 市内中小企業等に委託している業務 施設 3施設共通 22 委託内容 ・浴槽水水質検査 ・検便検査 ・グリストラップ清掃 ・通信カラオケ保守 ・車両点検整備 本町 ・陶芸窯修理 ・浴槽水廻り修理 鴨居 ・電気保守管理点検・消防設備保守点検・樹木植栽剪定委託 ・害虫駆除・温水ヒーター等機械設備保守点検 北下浦 ・電気保守管理点検・給食業務・害虫駆除・消防設備保守点検 ・冷温水機保守点検 【事業計画書48頁】 (3)市内の団体・施設・企業等との連携など、 地域経済の活性化への取り組みについて 23 よこすかキャリア教育推進事業実績 学校名 日付 鴨居中学校 久里浜中学校 追浜中学校 馬堀中学校 平成25年11月 平成26年5月 平成27年5月 平成22年7月 平成23年7月 平成24年7月 平成25年7月 平成26年7月 平成22年11月 平成24年1月 車椅子の介助体験 高齢者体験 キットの装着 車椅子の取扱の説明 車椅子の介助体験 写真 【事業計画書49頁・50頁】 6 その他 生きがい講座の実施及び施設利用者への安全対 策、人権擁護等への取り組みについて 24 (2)高齢者生きがい講座の内容について、高齢者の意向を組み込む工夫や、 講師の確保等が十分に示されているか 年間スケジュール(本町老人福祉センター) 講座・教室等(実施回数) 実 施 月 4 5 6 7 備考 8 9 10 11 12 1 2 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20回×1期 ③ ③ ④ ④ ⑤ ⑤ 8回×5期 ①生きがい講座(13講座(6種類) 計97回開催) ア コーラス講座 イ カラオケ講座(5期開講) ① ウ 陶芸講座(3期開講) ○ ○ ○ ① ② ② ① ② エ 明るい終活講座(2期開講) ③ ① オ 太極拳講座 カ フラダンス講座 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ① 4回×3期 ② 4回×2期 9回×1期 8回×1期 ②講習会・教室等(3種類3回) ア お口の健康相談 イ 薬の正しい飲み方 ウ 普通救命講習会 ○ 年1回 ○ 年1回 ○ 年1回 【事業計画書52頁~59頁】 (4)老人クラブやボランティア団体など、地域及び他機関との 連携・交流の方策が具体的に提案されているか 25 ボランティアセンター・地域ボランティア団体との連携例 施設 協力団体 実施内容 【ボランティアセンター】よこすかボランティアセンター(市社会福祉協議会) 【高校】(夏休みボランティア)緑ヶ丘女子高等学校・湘南学院高等学校 など 本町 鴨居 夏祭り、クリスマス会、 演芸会、敬老会 【地元ボランティア団体】紙飛行機・コーラスアカシア・あじさい指の会・三浦マ フラダンス、腹話術、 ンドリーノ・華雅会ティアラ・フラグループ・大正琴みなの会 など 歌謡ショー、手品、コー ラス、楽器演奏、話相 【ボランティアセンター】浦賀地区ボランティアセンター 手、お茶の提供、レク リエーション参加 など 【地元ボランティア団体】輪踊り・大正琴・オカリナ・春風会・手話ダンス・三線・ フラダンス・ベルの会・ハーモニカ・歌唱・ピアノ演奏 など 【ボランティアセンター】北下浦地区ボランティアセンター 北下浦 【地元ボランティア団体】ガールスカウト・マーガレット・フラモアナ・Nグループ・ ゆり香ミュージック・アヒルの会・琴侑会・子どもボランティア など 【事業計画書64頁・65頁】
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