2014年 Horizon倶楽部 和華春暁 11月例会 2000年培ったDNA 安崎暁グローバル企業発展研究会 会長 安崎 暁 氏 2014年11月21日(金曜日) 18:00 会員名刺交換 18:30~20:30 スピーカーによる講演とQ&A 20:30~20:45 参加者紹介&部会活動報告 モデレーター: 岩﨑 哲夫 講演:忘己利他の心 長い間中国は日本にとって大切な隣人といわれてきた。しかし、私たちの隣人、中国に関 する知識や付き合いに改善の様子はあまり感じられない。靖国や尖閣諸島の領有権をめぐる 確執がポピュリズムに火をつけ、反中・嫌中に世論がなびくなかで思考停止したかの感があ る。素人目に映る日本の対中政策は、米国の合意と保障に依存しきった、自国の利益偏重の 趣が強い。世界の相互依存が進むなか、GDP世界2位と3位の隣国同士が、何の進展もないま ま無為に時間を費やしているのは忍びない。 中国が米国に代わって覇権国家になることは、世界の体 制から見てないと思うが、超大国同士としての結びつきは 紆余曲折を得ながらも深まっていくだろう。 もし、日本が現状の地位から抜け出せず、両国の難題の解 決や、相互の発展の橋渡しを担える存在になりえない場合、 日本のプレゼンスは大きく後退するような気がする。 有史以来明治に至る日本の歴史を考えた時、中国の影響 はあらゆるものに及ぶ。まさに日本人のDNAに深く組み込 まれているといっても過言ではない。一方、明治以降の日 本の近代史は西欧の影響を色濃く反映していて、これも日 本人のDNAの一部をなしている。世界に類例のない東西の 価値観がブレンドされた国日本の未来を占う上で中国 とのお付き合いは極めて重要だ。日中交流の先駆者コマツ の安崎氏の話を拝聴しよう。 講師紹介 安崎 暁氏 日本の経営者。建設機械・重機メーカーのコマツ元会長。一橋大学社会学部、経済学部卒業後、小松 製作所に入社。バブル崩壊後の不況のなか、社内の意識改革、事業のグローバル化、IT化を積極的に 行いその後の同社の成長の基盤を作った。そのほか、日本建設機械工業会会長、国家公安委員会委員 などを務めた。2013年7月より安崎暁グローバル企業発展研究会会長(現在)。 懇親会: 講演終了後、有志の方々で講師をお招きする懇親会を予定しております お申込み・お問い合わせ(定例会/懇親会): Horizon倶楽部事務局([email protected] )まで 11月18日(火)までにご連絡ください。 場所:港区立商工会館 研修室 東京産業貿易会館6階 〒105-0022 港区海岸1-7-8(JR浜松町駅より徒歩7分) http://www.minato-shoukou.jp/access.html 参加費:月例会 \4,000 定員:60名 懇親会 ¥4,000 お問い合わせ・お申込み先:Horizon倶楽部事務局 吉岡敬子 [email protected]
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