温暖化は起きているか

北極と南極の氷
地球の温度変化を知るために
• 地球温暖化を知るには、近くに人工物が無い
ので局所的な影響のない北極、南極の氷が
ひとつの指標となる
• 過去数十年間の氷の様子を人工衛星の観測
により知ることができる
北極の様子
2015/10/10の北極の様子
1980年代平均の氷領域との比較
2015/9/10の氷面積ほぼ最小
2015/3/10の氷面積ほぼ最大
1980年代との比較
南極の様子
2015/10/10の南極の様子
2015/10/10の南極の様子
1980年代との比較
2015/3/10の氷面積ほぼ最小
2015/3/10の南極の様子
1980年代との比較
過去十年間の北極氷面積変化
北極の氷面積の変化の特徴
氷の厚さ
最新10/28の北極の氷の様子
グリーンランド氷床(ice sheet)
異常気象とは
一般に、過去に経験した現象から大きく外れた現
象で、人が一生の間にまれにしか経験しない現象
を言います。大雨や強風等の激しい数時間の現象
から数か月も続く干ばつ、極端な冷夏・暖冬なども
含まれます。また、気象災害も異常気象に含む場
合があります。 気象庁では、気温や降水量などの
異常を判断する場合、原則として「ある場所(地
域)・ある時期(週、月、季節)において30 年間に1
回以下の頻度で発生する現象」を異常気象として
います。
(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/extr
eme_world/explanation.html)
異常高温・異常低温
異常高温・異常低温は、それぞれの地点の平均気
温において、1981〜2010年の30年間の気温から
求めた平年値と標準偏差を基準にして、現在観測
された週あるいは月の平均気温が異常かどうか判
断しています。
週の平均気温の場合・・・同時期の平年値との差
が、同月における標準偏差の3倍を超えた場合
月の平均気温の場合・・・月平年値との差が、同月
における標準偏差の±1.83倍を超えた場合
異常多雨・異常少雨
異常多雨・異常少雨は、それぞれの地点において、1981〜2010年の
30年間の降水量の観測データを基準にして、現在観測された週ある
いは月の降水量が異常かどうか判断しています。
週の降水量の場合(多雨)・・・7日間降水量について、同時期の平年
の1か月間の降水量より計算したしきい値以上となった場合。1か月
間の平年値が10mm、100mm、200mm、500mmの場合、その平年値
の153%、98%、81%、59%をそれぞれ、しきい値としている。
週の降水量の場合(少雨)・・・30日間降水量について、同時期で比
較して、1981〜2010年の間のどの年の降水量よりも少ないと推定さ
れる場合
月の降水量の場合・・・同月で比較して、1981〜2010年の間のどの年
の降水量よりも多かった、あるいは少なかった場合
気象庁の提供する情報
世界の異常気象・気象災害
世界の異常 最近の世界の異常気象や気象災
毎週水曜日更新(水曜日が年末年始や祝
気象速報 害の状況をまとめた情報です。こ
祭日となる場合を除く)
(週ごとの情 こでは水曜日から火曜日までの7
報)
日間を1週間としています。
月ごとに、世界の異常気象や気
月ごとの異
象災害の状況についてまとめて
常気象
います。
季節ごとに、世界の異常気象や
気象災害の状況についてまとめ
季節ごとの ています。
異常気象 冬は12月~2月、春は3月~5月、
夏は6月~8月、秋は9月~11月
を対象としています。
年ごとに、世界の異常気象の発
年ごとの異
生頻度、気象災害の概要につい
常気象
てまとめています。
週から年ごとの異常気象情報に
異常気象天
関連した図表を一覧にしてリンク
候図表一覧
したページです。
毎月14日頃更新
3、6、9、12月14日頃更新
1月15日頃更新
各情報の更新日と同じです。
過去125年の温度⇒温暖化?
大雨
50年に1回の大雨
100年に一度の大雨
大雨が増えている
• 106年前半・・・緑
• 106年後半・・・オレンジ
<<結論>>50年に一度の大雨も、100年に
一度の大雨も後半の方が増えている。
過去170年間の温度 2回のピーク
過去千年間の温度 3回のピーク
過去4千年間の温度 多くのピーク
過去数十数万年の温度
ミランコビッチ・サイクル
• 現在は、間氷期にあたる
• 氷期と間氷期の変化は、ミランコビッチ・サイ
クルとして説明される。
• ミランコビッチ・サイクルとは、地球の温度は、
地球の自転軸の変化や、公転軌道の変化が
組み合わさって地球の温度が変わるというも
のである。
温度とCO2の相関⇒CO2原因説?
二酸化炭素と温度
• 温度と二酸化炭素濃度とには相関がある
• この解釈は2つ可能
1. 二酸化炭素⇒温暖化
2. 温暖化⇒二酸化炭素(温かいビールの泡)
• 現在は、1の考えを支持する人が多い
本当に温暖化しているのか?