資料7 プラットフォーム形成支援事業の概要について

プラットフォーム形成支援事業の概要について
事業目的
予算案計上額:10,256千円
資料7
アーティストやデザイナー、府民、NPO、大学、企業等の多様な立場の組織や人が集まり、対等な立場で交流・対話を行い、アートやデザイン(コミュニティデザイン
含む)を手法として、共に課題の検討や事業を推進するための支援を行うことを目的とする。
【事業委託先 : 府立江之子島文化芸術創造センター(enoco) 指定管理者】
【事業のポイント】
アーツカウンシルの評価等(H25年度)
1
立場や利害が異なる関係者が対等な立場で方針決定や合意形成のプロセスに参画
2
• 「行政的な課題解決のために」を目的に、「アート/デザインを導入
する」という手法をとる先駆的な事業であり、高く評価できる。
アーティストやデザイナーの発想や考え方を積極的に活用(新たな活動領域を創出)
3
• enocoの本体事業、おおさかカンヴァスとの連携をとり、一体化して
動く体制を考えるなど、積極的に推進していってほしい。
府(文化課)の関与終了後も関係者による自立的、継続的運営ができるノウハウの提供
【プラットフォームの構成イメージ】
初期段階
発展段階
行政
参加
NPO
クリエ
イター
参加
クリエ 参加
イター
住民
行政的課題
目標、理念
等の考え方
参加
参加
参加
NPO
参加
参加
参加
企業
【プラットフォームの特徴】
行政
行政的課
題目標、
理念等の
考え方
住民
参加
参加
参加
• 関係者の結びつきの中心は、組織ではなく、
考え方や理念
• 構成する関係者は必要に応じて適宜、追
加や変更があり、固定化されない。
• 府(文化課)の関与終了後は、各構成員が
資金供与、ノウハウや役務提供、物的支援
等で自立的に活動を継続
※協議会等
組織化前提で活動
事実上事務局等が活動母体
組織解散後は活動も廃止
企業
大学
大学
大阪府(文化課) プラットフォーム形成支援事業
・大阪府(文化課)の関与がなくとも自立的に運営
・プラットフォームの参加者は対等な立場で参加
※その他、専門家による相談事業「eno so done(エノソーダン)」やフォーラムを実施
【主な取り組み事業】
概要
事業名
これまでの成果
木津川遊歩空間整備(H24~継続)
【都市整備・都市整備部】
•
わがまちカンヴァス事業(H25~継続)
【まちづくり・府内市町村】
•
「おおさかカンヴァス推進事業」で蓄積した手法(公共空間の活用や、プラットフォームのノウハウなど)を活用して、 •
府内市町村における地域課題(活性化など)解決への取組を支援(H26年度は新規案件として河内長野市、住吉
•
区、継続案件として高槻市、泉南市で実施)
•
安威川ダム利活用プラットフォーム(H25~
継続)
【環境/まちづくり・都市整備部】
•
安威川ダム周辺と都市部を結ぶ、活用と保全に寄与するプラットフォームを構築し(大学、NPO、住民、クリエイ
ター、行政等)、継続的な担い手を形成
※事業費は都市整備部
大学連携事業 (H25~継続)
【教育・大阪市立大学等】
•
遊歩道と広場からなる遊歩空間の整備事業にあたり、地域から愛され誇りとされる親水空間を生み出すことで、
市民が使いこなしながら維持管理を担う、という新しい社会インフラの仕組みづくりの取組
•
•
•
•
複数の大学を連携の上、大学生の研究成果について課題に関係する行政関係者や企業、地元に提言する場を
設定し、政策提言を中心とした官学プラットフォーム形成への機運醸成
•
住民を中心とした合意形成結果を反映したデザインコ
ンペの実施・工事着工
自主的な新しい維持管理手法のアイデア共有
住民主導の自立的・継続的な実施体制の構築
地域の魅力の掘り起こし
地域課題の明確化
ニュースレターを、地域の魅力や人々に焦点を当て、
より住民の関心を高める内容に改善
多様なステークホルダーにより活性化アイデアを共有
閉じられた研究発表会から、政策提言機能を持たせる
(2区長招聘等)
• 行政課題・企業課題を研究に反映
(副市長、企業協議会幹部招聘)