株式会社F-Power 営業マニュアル 株式会社F-Powerについて F-Power会社概要 F-Powerの事業沿革 • 所在地 :東京都港区六本木一丁目8番7号 • 1997年05月 :株式会社ファーストエスコ設立 • 供給地区 :北海道・東北・東京・中部・北陸・関西 • 2004年03月 :特定規模電気事業者(PPS)として 経済産業省に届出 中国・四国・九州 • 事業開始 :2004年3月(ファーストエスコ社 ) • 2005年03月 :東京証券取引所マザーズ上場 • 会社設立 :2009年4月1日(新設分割により分社) • 2006年11月 :東京地区で電力小売事業サービス開始 • 資本金 :18億1400万円 • 2008年04月 :株式会社新潟ニューエナジー設立 • 取引銀行 :みずほ銀行 • 従業員数 :全体63名(2015年4月時点) 東北地区で電力小売事業サービス開始 • 2009年04月 ※会社分割ファーストエスコ社より • グループ子会社 : 株式会社 新潟ニューエナジー 株式会社 G-Power 株式会社新中袖発電所 • 出資者 :IDIインフラストラクチャーズ1号投資 事業有限責任組合 同2号投資事業有限責任組合 (上記投資組合出資先: 東京都 第一生命保険株式会社 中小企業基盤整備機構 :株式会社F-Power設立 特定規模電気事業を承継 • 2010年01月 :株式会社G-Power設立 • 2011年04月 :中部地区で電力小売事業サービス開始 • 2013年04月 :関西地区での電力小売事業サービス開 • 2013年09月 :九州地区での電力小売事業サービス開始 • 2014年11月 :株式会社新中袖発電所操業予定 • 2014年12月 :四国地区での電力小売事業サービス開始 • 2015年02月 :中国地区での電力小売事業サービス開始 • 2015年05月 :北海道地区での電力小売事業サービス開始 • 2015年11月 :北陸地区での電力小売事業サービス開始 提案対象(ターゲット) 供給可能エリア(電力会社管轄別) 沖縄電力から供給を受けている地域を除く全国(島嶼部を除く) コスト削減可能な負荷率(高圧・特高需要家) 業務用電力であれば以下を目安に削減の可能性があります。 ※産業用の契約はより低負荷率でなければ削減の可能性がございませんので ご注意ください。 2 東京電力管内 40%台まで可能性あり 関西電力管内 40%台まで可能性あり 50%台以上は要確認 中部電力管内 30%台まで可能性あり 40%台以上は要確認 九州電力管内 30%台まで可能性あり 40%台以上は要確認 その他管内 30%台まで可能性あり 40%台以上は要確認 50%台以上は要確認 (補足)負荷率計算 〈負荷率の計算式〉 負荷率(%)= 年間使用電力量(kWh) ÷ 契約電力量(kW) ÷ 8,760時間(365日×24時間 【負荷率とはなにか】 ・負荷率とは、その需要家の契約電力の値に対し、どの程度の割合で電力が使用されているかを測る指標です。 負荷率が高い需要家の電力使用量の例) 負荷率が低い需要家の電力使用量の例) 図1 図2 使用電力量 0時 24時 電力使用量のピークとピーク外の時間帯の差が少ない。 例:24時間稼働の工場やスーパー、コンビニなど。 0時 電力使用量のピークとピーク外の時間の差が大きい。 例:オフィスビル、官公庁施設、学校など。 計算例) 「図1」は契約電力500kWで年間使用電力量1,800,000kWhである場合の負荷率は? ⇒年間使用電力量1,800,000kWh ÷ 契約電力500kW ÷ 8,760 = 41.09% 「図2」は契約電力500kWで年間使用電力量700,000kWhである場合の負荷率は? ⇒年間使用電力量900,000kWh ÷ 契約電力500kW ÷ 8,760 = 20.54% 3 24時 提案に必要なデータ(情報) 以下のデータを取得・ヒアリングすれば「御見積」作成可能です。 (電気データの取得形態は請求書や集計表など分かるものであれば何でも構いません) ①契約電力 4 • 直近12か月の各月の契約電力(kW)※予備線・備電源含 • 自家発補給契約についても要明細 ②使用電力量 • 直近12か月の月ごとの使用電力量(kWh) ③契約種別 • 現行の契約種別(料金メニュー) ④その他の割引 • 例)蓄熱割引、電化厨房割引、等 の有・無 ⑤受電施設のエリ ア • 管轄電力会社がどこか(東京電力管内、関西電力管内等) ⑥受電施設の用途 • オフィスビル、スーパー、飲食店等の施設の使用用途をヒアリング • 時間帯別契約等の場合はピーク時間、夜間、昼間等の内訳も必要 • 例)業務用電力、業務用季節別時間帯別電力、休日高負荷、等 契約までの流れ(高圧・特高) 電力 デー タ取 得 • 試算・見積作成 提案 • 見積書提出、 検討いただく 契約 締結 • 契約書の取交し 供給 開始 • 月初1日からの 供給開始 • 接続申込書類 (承諾書)の押 印 承諾書類を約2ヶ月前までにご用意 いただき供給開始可能 (例)6月30日申込み→9月1日供給開始 5 供給開始までに電力会社が自動検針端末 を現状の計量器に取り付ける場合があります。 電力料金“削減”の仕組み ※電力量料金単価(円/kWh)や燃料調整単価、再エネ賦課金は一般電気事業者と同一としま す。 電力料金 基本料金 • 基本料金単価×契約 電力(kW) 燃料費調整額 • 燃料費調整単価×使用量 6 電力量料金 • 電力量料金単価×使 用量(kWh) 再生可能エネルギー発電 促進賦課金 • 再生可能エネルギー発電促進 賦課金単価×使用量 営業に際しお守りいただきたいこと 需要家へ営業を行う際には必ずF-Powerの社名を明示し営業を行ってください。 希望的観測を需要家へ伝えないでください。 ※削減できるかの判断は弊社でさせていただいております。安易に「削減できます」というような ことを 伝えられた場合、万が一、削減できなかった際にトラブルの原因となります。 弊社へデータを提出する前に必ず貴社で契約種別や負荷率、データ不足などご確認ください。 試算に必要なデータを所定のフォーマットへご入力いただき弊社へ提出ください。 試算にはデータ受領から通常2週間~3週間程度お時間をいただいており繁忙期はさらにお時間をいた だく場合もございます。 弊社から御見積書ご提出前に需要家へアポイントを取らないでください。 ※場合によっては不採算として御見積書のご提出ができない場合があります。また、案件によって は 再試算が必要な場合やより詳細なチェックが必要なため通常よりお時間をいただく場合がございま す。 弊社から貴社へ御見積書を提出後、貴社で報酬を加味した御見積書を作成し需要家へご提出ください 。 御見積書を需要家へご提出後、定期的に状況確認を行ってください。 ※失注など契約の可否がわかった段階で状況をお知らせください。 ご契約いただける場合は、直ちに申込み書類をお送りし、必要事項すべてをご記入いただいた上で 速やかに回収をお願いいたします。またその他お手続きに関しましてもよくご説明ください。 需要家に契約書の内容をご確認いただき、契約書の取り交わしを行ってください。 ※事前に弊社でも単価等の確認を致しますので契約書(案)を作成し弊社へメールにてお送りください 。 弊社で確認が済み次第、需要家への確認をお願いいたします。 営業に際して需要家へお知らせいただきたいこと 書面にて周知するだけでなく、口頭で丁寧にご説明し、ご理解いただいてください。 ・ 新電力への切替時、自動検針装置の工事はありますか?ある場合、諸費用はどうなりますか? ご契約後、自動検針装置の取り付けを電力会社が行います。基本的に停電の発生しない工事です が、 メーターが著しく古い場合やメーターが電波の届かない地下にある場合などは停電の発生する工 事になる 可能性があります。その場合でも基本的に費用負担はございませんが、 電波の届くところまで引き伸ばした地下ケーブルを保護するための配管は貴社施設の持ち物とな るため 費用負担が発生する場合があります。 ・ 停電などのリスクが増加しませんか? 従来の送配電設備を使用しておりますので、設備的にリスクが増加することはありません。 ※新電力は「託送制度」に基づきお客様に電気をお届けします。保守・運用の一切を電力会社が 行ってい る送配電設備を借りて電気を供給しています。F-Powerは電力会社へ使用料(託送料金)を支払い、 送配 電設備を利用していますので、従来と変わらない体制で電力をお届けすることができます。 また、万が一故障などで弊社の電源から電力供給ができなくなった場合でも、 即時に電力会社からの電力供給がされますのでご安心ください。 その場合の不足分の電気料金(インバランス料金)は弊社が負担いたします。 営業に際して需要家へお知らせいただきたいこ 書面にて周知するだけでなく、口頭で丁寧にご説明し、ご理解いただいてください。 と • 契約期間は? 原則として1年間です。以降は自動延長になりますが、契約期間満了後は、電力会社との契約に 戻すことも可能です。 その際は3ヶ月前までに書面にて意思表示をお願い致します。 • 供給開始までどの程度時間が必要なのか? お客様よりご承諾を頂いた後、弊社より電力会社へ申請を行います。通常、特別高圧のお客様で 1ヶ月、 高圧のお客様で1~2ヶ月半程度です。お客様の施設によって導入までに要する期間が異なります のでご了承ください。 部分供給での供給開始については、さらに時間を要します。 • 支払方法は? 検針は毎月月初月末締めで、口座振替の場合は翌月20日の支払いになります。なお、振込みの 場合は翌月末日までのご対応をいたしておりますが、お振込みの場合は手数料は貴社負担となり ます。 • 請求方法は? 弊社はWEBでの請求を行っており、毎月初め第5営業日中にはメールにてHPに請求書をアップ した旨、通知いたしますので、ID、パスワードを入力しログインの上ご確認をお願いします。 F-Powerの社印入りでダウンロードできるようになっておりますので社内決済で必要な場合は貴社 にて 紙に起こしていただきます。 営業に際して需要家へお知らせいただきたいこと 書面にて周知するだけでなく、口頭で丁寧にご説明し、ご理解いただいてください。 • 系統事故時の対応はどうなりますか? 送電設備の基本的な考え方としては、F-Powerからの供給に変わっても、設備の保守運用管理につい ては、これまで通り電力会社が行います。従いまして、系統事故による停電に起因する被害について は、自然災害、人的災害にかかわらず、これまで通り電力会社との交渉となります。 • 突発停電時の対応はどうなりますか? 配電線路もしくはお客様設備の故障、事故等で突発停電が発生した場合は、電力会社該当支社へ連絡 してください。 電力該当支社より連絡及び事故等の対応を致します。 なお、お客様設備の故障、事故等による停電時は、従来通り電気主任技術者にお問い合わせください 。 • 従量料金について 従量料金につきましてはすべて電力会社様と同一にしております。ですので、単価の改定があった 場合は 改定後の料金単価と同じになるように、「値上げ」「値下げ」 します。 • 燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金 従来と変わらず各電力会社と同一でございます。 上記以外にも弊社の約款をよく読み必要と認められる事象があることがわかった場合は需要家様へご周知 ください その他、留意事項 現在、弊社へ見積り依頼が非常に増えております。誠に勝手ながら御見積書のご提出が遅れてしまう 場合がございます。弊社と致しましてもより効率的に御見積書を作成できるよう尽力しておりますの で、ご迷惑をおかけいたしますが、以上の状況をご理解願います。 現在、代理店希望のお引き合いも非常に増えております。そのような状況の中で代理店様ごとの案件 のバッティングも増えてきております。いち早く気づき優先順位を明確化できるようチェックを行っ ており、対策に尽力しておりますので、以下の状況をご理解いただけますと幸いでございます。 バッティングしてしまったことがわかった場合、優先順位としてはより早く弊社へデータをお送りい ただいた代理店様を最優先とさせていただいております。 また、最優先の代理店様でも弊社から御見積書提出後1ヶ月間、進展も無い場合は他の代理店様に譲 っていただく場合もございます。 弊社御見積書のご提出から3ヶ月経過した需要家に関しましては、弊社から直接営業をさせていただ く場合もございます。 また、代理店様が営業中の需要家で、直接弊社へお問い合わせがあった場合は、弊社としても先方へ 御見積書をご提出しなければなりませんのでご理解いただけますと幸いでございます。 ※弊社と致しましてもさまざまな販売チャネルを有しております。上記以外でも必要と認められる場合 は 随時アナウンスを行ってまいります。皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。
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