HES Simulation Log Nov’06 Part4 D.Kawama Rate Study とりあえず(あまり現実的ではないが)以下のセッティン グで (Mollerの)Rate Studyを敢行。 標的でのy’と運動量を決めれば軌道は一意的に Tilt Angle : 6.0-9.0 0.1deg刻み 決まる。その軌道からTilt AngleとOffsetを求める Offset : TOSCAから得られた標準値 ことができるので、この軌道がCentral Rayだと思 Shift : なし えばy’t-Tilt Angle-Offsetの関係は一意的に定ま Target : 51V, Beam : 30uA ることになる。このときの値を標準値とよぶことに する。 そのときのMoller Rate 簡単に結論すると 9MHz-7.3deg 4MHz-7.5deg <1MHz-7.7deg であるがまだこれにVPとBrems.が 入ってくるのでなんともいえない。 しかし、少なくともこの場合には 7deg以下という置き方はありえな いことがわかる。 D.Kawama bremsの種を使うとなぜか上手く発生 できないのでとりあえずこれはこれで。 Q1とビームパイプ とりあえずQ1とビームパイプの干渉を見ようと思ったら、 結構厳しい現実をたたきつけられた。 千賀cadによると現在のセッティング(7.3deg Tilt, 5.37cm offset, 967MeV/c)ではQ1と ビームパイプ (直径20cmを仮定、正しいのか?) が13cmくらい干渉している。 解決策は思いつくもので 1. 2. 3. 4. Q1を干渉している分だけ、tiltしたまま①の方向にずらす。 いわゆるShift法。Q1をmid planeに置いたまま①の方向にずらす。 Q1をSPLから遠ざけることで干渉を回避(②の方向)。 入射ビームのエネルギーと中心運動量を下げる。(③の回転に相当) 決め手はVP Rateと解析のしやすさ。 ② 1はVP Rateがずらす前の2/3になる。 2は調整が難しいのでまだやってないが多分1より減る。 ただ解析はしやすいはず。 ③ 3を実際に行うにはSPLを50cmくらい下げる必要あり。 このときVP Rateはもとの1/7くらいになる。 4は当然殆どVP Rateも減らないし解析のしやすさも変わらない。 ① D.Kawama Q1 運動量分解能 運動量分解能の続き。 単位でケアレスミスがあったのと、track lengthを変数に加えたら結構良く なった。 ただし、これはMatrix計算に入れていないイベントも入っている。 計算に使ったもののみだと10-5を切る。 D.Kawama Matrixの素性? たとえばxfの係数を見てみると(変数はx’t, y’t, momで単位はm, rad, GeV/c ) 0次・1次 -4.54421 000 8.63012 100 -1.12515 010 17.7779 001 2次 6.71137 200 4.76156 110 -21.2025 101 8.66235 020 -3.56426 011 -15.266 002 3次 -14.5391 300 6.83876 210 1.47599 201 -1.43204 120 -4.88485 111 -1.31583 102 -8.85097 030 -4.1437 021 -0.562179 012 -6.15181 003 まあ比較的素性がいいというべきなのか? ただ<x|x’>などは結構調整してあるはずなのだが0にはなっていない。 また、SVDの引数にtoleranceというものがあり、その名のとおり許容誤差を調節している。 これを小さくすると係数の桁が106とかになる。 D.Kawama Chamberの位置分解能と運動量分解能 値はいずれもσでCentral Momentum = 0.967GeV/c Multiple Scatteringはなし resolutionごとにfittingはし直してある xf resolution [um] momentum resolution [%] yf resolution [um] 0 1.42×10-2 0 50 1.45×10-2 50 100 1.48×10-2 100 150 1.53×10-2 150 200 1.59×10-2 200 250 250 300 300 D.Kawama momentum resolution [%]
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