Windows Vista Service Pack 1 (SP1)

企業における
Windows Vista 活用のご提案
マイクロソフト株式会社
※本資料は、 Microsoft Office PowerPoint 2007 で作成しました。
はじめに
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より弊社製品をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびは弊社 Windows Vista に関するご提案の機会を賜り誠にありがとうございます。
今日、急速に変化するビジネス環境において、より多くのビジネス価値を生み出し激しい生存競争に勝ち
残っていくために、その活動を支えるコンピューティング システムにおいてもスピード、柔軟性、コスト
削減が強く求められています。
今回、弊社がご提案させていただく Windows Vista はまさにこれらの課題解決の一助となりビジネス発展
に貢献するものと確信しております。
つきましては、本提案書の内容をご検討のうえ、ご採用賜りますようお願い申し上げます。
敬具
マイクロソフト株式会社
クライアント OS を取り巻くお客様の課題
課題① 取り扱う情報の氾濫に伴う生産性低下
増え続けるクライアント PC 上のデータ
を効率よく処理できないことに対する
ユーザーの不満
 瞬時に必要な情報を
・・P2
パフォーマンス向上
・・P3
表示する「検索」機能
課題② 内部情報漏えい対策
個人情報保護対応、内部統制の観点
からさらなるセキュリティ強化を求め
られている
 PC の紛失・盗難対策 ・・P4
 外部記憶装置の
・・P5
 迅速なクライアント
・・P6
 グループ ポリシーで
・・P7
高度な制御
課題③ クライアント管理コスト削減要求の高まり
クライアント管理コストの削減が求めら
れているが、どのように削減したらいい
か分からない
OS の展開
運用管理
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課題①:生産性向上、解決策その1
瞬時に必要な情報を表示する「検索」機能
氾濫する PC 内のデータから
目的の情報を瞬時に入手
Windows Vista の新しい検索機能により
スタート メニュー、エクスプローラなど
さまざまなところから、必要な情報を
瞬時に発見することができます。
インデックス ベースの検索は、結果が
表示されるまでの待ち時間を大幅に削減
します。またファイルの中身を含めた
全文検索も、高速に行なうことができます。
検索結果は、アプリケーションを起動する
ことなく、プレビュー機能で確認可能です。
スタートメニューから検索を
実行すると検索結果が瞬時に
スタートメニュー内に表示
エクスプローラの右上の検索
ボックスからすばやく検索可能
ファイルを開くことなく
ファイルの中身を確認できる
プレビュー機能
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課題①:生産性向上、解決策その2
パフォーマンスの向上
USB メモリで PC の
パフォーマンスを向上
「Windows Ready Boost」により、USB
メモリや SD カードなどをキャッシュ
メモリとして追加できます。これにより物理
メモリを増設することなく、OS のパフォー
マンスを向上させられます。
「Windows SuperFetch」 は、使用率の高
いアプリケーションを、あらかじめメモリに
ロードすることにより、アプリケーションの
応答速度を向上できます。
「Windows Ready Boost」
USB メモリ、SD メモリ カード
メモリスティックなどを増設
することで、PC が応答するまで
の待機時間が短くできシステム
パフォーマンスが向上します。
USB メモリ挿入時に Ready Boost の 設定が
可能
「Windows SuperFetch」
ユーザーの操作パターンに基づ
いてシステムを最適化し、
アプリケーション再開時に発生
する物理ディスク アクセス
によるパフォーマンスの低下を
回避します。
ユーザー操作を
システムが追跡
プログラムを
メモリにロード
ユーザーが頻繁に実行するアプリケーション
をシステムが追跡し、あらかじめメモリ上に
ロード
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課題②:内部情報漏えい対策、解決策その1
PCの紛失・盗難対策
暗号化で万が一のPCの紛失
盗難による情報漏えいを防止
TPM
「Windows BitLocker」はシステム
パーティション全体を暗号化します。
暗号化によりハード ディスクに直接
アクセスしデータを抜き取る行為から
情報を保護します。
TPM / USB メモリ内の
キーでシステム パーティ
ション全体を暗号化
また、システム パーティション全体
を暗号化することで、フォルダ、ファ
イル単位の暗号化の煩わしさから解放
されます。
万一ユーザーがキーを紛
失しても、管理者は回復
キーを与えることで暗号
化の解除が可能
暗号化キー
USBメモリ
ハード ディスクを暗号化
Active Directory で
回復キーを保管
暗号化されたハード
ディスクは暗号化キーが
なければ読み込み不可
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課題②:内部情報漏えい対策、解決策その2
外部記憶装置の高度な制御
USB デバイスの許可
不許可を管理者が設定可能
クライアント PC に接続可能な USB
機器を制限することで、悪意のある
ユーザーによる社内情報の
持ち出しや USB メモリなどを媒介
として拡大するマルウェアの侵入や
感染を防止することができます。
また接続を許可する機器の情報は
グループ ポリシーによって一元管理
が可能となるため、IT ガバナンスの
徹底が図れます。
許可されていない機器は接続
不可
USB 外付け DVD-R
ドライブ
USB メモリ
USB メモリ リーダー
許可された機器のみ接続可能
コンピュータのポリシー
Active Directory で接続を
許可する USB ハードウェア
を管理
USB 接続プリンタ
USB キーボード
USB マウス
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課題③:クライアント管理コスト削減、解決策その1
迅速なクライアントOSの展開
展開サービスでクライアント
管理コストを劇的に削減
クライアント PC の「導入」、
「リプレース」、「障害発生時の
初期化」作業の多くは人手による
作業であり、多大なコストがかか
ります。展開サービスを利用する
ことで、作業工数の削減が可能に
なり、クライアント PC の管理
コストを大幅に削減することが
できます。
① 展開イメージの決定、準備
③ イメージのアップロード
② イメージの作成、編集
展開サーバー
マスター コンピュータ
④ Windows PE で起動
⑤ イメージの展開
⑥ 展開イメージの確認
展開クライアント
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課題③:クライアント管理コスト削減、解決策その2
グループ ポリシーで運用管理
多数のグループ ポリシーを
追加、新機能も Active
Directory でしっかり管理
グループ ポリシーを使用することで
企業のニーズやセキュリティ
ポリシーに適合したデスクトップ
環境を一元的に管理することが
できます。ユーザーに設定の負荷を
強いることなく、クライアントへの
各種設定作業を管理者が一括で行う
ことが可能です。
Windows Vista の新しいグループ ポリシー項目
リムーバブル
ストレージ
デバイス
IPSec/
Windows
Firewall
電源管理
プリンタ管理
診断 / トラブル
シューティング
Windows
Defender
Network
Access
Protection
Internet
Explorer
Tablet PC
Windows Error
Reporting
User Account
Control
有線 / 無線
LAN
デスクトップ
Globalization
リモート
アシスタンス
グループ ポリシー活用例「診断/トラブルシューティング」
障害発生
更新プログラム
適用失敗
サービス ダウン
管理者へ通知
特定イベント発生時の自動対応
・ログを添付した電子メールの送信
・指定アプリケーションの実行
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Windows Vista のエディションと主な機能
Windows Vista Enterprise の追加機能
Windows BitLocker
PC の紛失/盗難による機密情報の漏えいを防止
Virtual PC 2007 向けゲスト OS ライセンス
クライアント OS を4 ライセンスまで Virtual PC 上で使用可能
Windows Vista Enterprise は ソフトウェア
アシュアランス (SA) 特典でのみ使用可能な
特別エディションです。
Windows Vista Business が持つ基本機能に
加え、4 つの企業向け機能を追加しました。
Multilingual User Interface (MUI)
多言語環境サポート
Subsystem for Unix-Based Applications
UNIX アプリケーションを Windows 上で実行
Windows Vista Business の主な新機能、強化機能
生産性向上
モバイル機能強化
・Windows エクスプローラ
・ファースト ブート
・Windows Aero
・電源管理
・検索フォルダ
・モビリティ センター
・ボリューム シャドウ コピー
新世代 OS Windows Vista Business は
生産性向上、モバイル機能、セキュリティ
運用支援などの機能を中心に様々なビジネス
ニーズに応える新機能の追加と機能強化が
図られています。
セキュリティ強化
運用支援
・フィッシング対策
・新しいイベント ビューア
・Windows Defender
・イベント ログの転送
・拡張された EFS
・タスク スケジューラ
・強化された Windows ファイア ウォール
・リモート デスクトップ
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Windows Vista ライセンス情報
•
Windows Vista Enterprise はプリインストールモデル PC はありません。
ボリュームライセンス プログラムのソフトウェア アシュアランス (SA)
のみのご提供になります。
•
1 ライセンス \26,900 円 (参考価格)
記載されている参考価格はソフトウェア アシュアランスの一年間の金額
になります。ソフトウェア アシュアランスの参考価格はご契約の期間に
よって異なります。
1 ライセンス ¥20,900円 (参考価格)
•
•
•
記載の価格は参考価格です (2006年11月現在)。お客様の実際のお支払額は、お客様の直接のご発注先である LAR
販売会社様との間で決定されます。
記載の価格は、Select・GOLP の価格レベル A の参考価格です。
民間企業様は Select のご契約、公共機関様は Government Open License (GOLP) のお申し込みが必要になります。
ソフトウェア アシュアランスとは
マイクロソフト テクノロジに対する投資から最大限の効果を引き出すための包括的なソフトウェア メンテナンスプログラムです。Windows Vista
Enterprise の権利や最新バージョンへのアップグレードの権利、各種サービス・サポートの数多くの特典を利用することができます。
Service Pack 1
Windows Vista Service Pack 1 (SP1)とは
Windows Vista SP1 は、Windows Vista発売以降に提供された更新プログラムの累積と、
お客様からのフィードバックをもとに現在存在する機能を拡張したものが含まれています。
※ SP1は、新たな特長的な機能は含んでおりませんが、いくつかのビジネスユーザー向け
コンポーネントは機能向上しております。また、SP1にはユーザー インターフェースやア
プリケーション互換性の大きな変化はありません。
内容
Windows Vista RTM 以降のフィックスの蓄積
コンポーネントベースの更新
サイズ
Windows Update
単体パッケージ
:約80MB
:32bitで約1G
64bitで約1.5G
(36言語全てのファイル変更分を集めたもの)
Windows Vista SP1は、Windows XP SP2
と比較して以下の点を考慮して開発されま
した。
:①ダウンロードサイズ、②UIの変更量、
③アプリケーション互換性
Windows XP SP2では、セキュリティ脅威
に対応し、さまざまな変更の発生によるア
プリケーション互換性に対して影響が発生
しましたが、Windows Vista SP1では、ア
プリケーション互換性の低下を最小限に抑
えることを考慮しています。
Service Pack 1
Windows Vista Service Pack 1 には上記の他に500以上の更新が含まれます
Windows Vista に関する詳細な情報は、弊社Webサイト
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsvista/
または担当までお問い合わせください。
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