MPEG2-TS over IPの設計と実装 入野 仁志 [email protected] 親: akimichiさん サブ親: uhyoさん 研究概要(最終目標) MPEG2-TS over IP MPEG2-TSに準拠した民生用デジタルAV機器の 普及 民生用デジタルAV機器を用いる Digital VHS, MICROMV, BSデジタル放送 IEEE1394インタフェースを使用 フォーマットとして対象とする帯域の幅が広い 関連 パイオニア、NTT、松下(9/23報道発表) MPEG2-TS over IP(最大25Mbps)のハイビ ジョンVoDシステム コンテンツ保護のための暗号化システムを備 えている 専用機器を用いる 実用化に関する記載は一切なし MPEG2 フレーム間圧縮方式 MPEG2-PS(Program Stream) MPEG2-TS(Transport Stream) 可変長のデータ DVDなど 188byte固定長のデータ 放送などに使われる。PSに比べてデータ構造が冗長的 D-VHSなど PES (Packetized Elementary Stream)を介してTS-PS相 互変換可能 MPEG2-TS <28.2Mbps(1080i/720p) <14.1Mbps(480p/480i) DVHS HS mode(14.4Mbps) HD仕様BSデジタル放送(約22Mbps) DVHS STD mode(12Mbps) MicroMV(12Mbps) SD仕様BSデジタル放送(7Mbps強) <7.0Mbps(480i) DVHS LS2 DVとMPEG2-TS DV フレーム内圧縮 30Mbps(SD) DIF Block(80byte) MPEG2-TS フレーム間圧縮 14.1Mbps(SD) MPEG2-TS packet(188byte) 多重化可能 映像音声以外にシ ステム情報を含む 本システムの設計 Receiver Output Device Sender Input Device (Source) Analog Source Analog Signal DVHS Mpeg2-TS over IEEE1394 PC Mpeg2-TS over IP DVHS PC Mpeg2-TS over IEEE1394 TV w/ BS digital receiver 送信側 Internet MicroMV Camera MicroMVカメラやDVHSのA/D変換を利用してMPEG2-TSを生成 受信側 BSデジタル受信機能内蔵のTVやDVHSのD/A変換を利用して 映像を鑑賞 現在のシステム設計 Internet DVHS IEEE1394 sender 送信プログラム IEEE1394 IEEE1394からのデータの受信 ネットワークへのデータの送信 受信プログラム ネットワークからのデータの受信 IEEE1394へのデータの送信 receiver DVHS システム設計(ネットワーク部分) 設計目標 RTP, RTCP RFC1889, RFC1890 RFC2250(RTP Payload Format for MPEG1/MPEG2 Video.) Multicast IPv6 インターネット上を流れるパケット RFC2250 RTPペイロード部分に 188byteのMPEG2-TS データを複数入れる。 IP Header(20Byte or 40Byte) UDP Header(8byte) RTP Header(12Byte) MPEG2-TS(188byte) MTU1500の場合7個の MPEG2-TSデータが入る MPEG2-TS(188byte) 実装 実装環境 Linux Kernel 2.4.19+Usagi Libraw1394 C言語(gcc3.2) MPEG2機器としてDVHS 日立DT-DR20000 Victor HM-DH3000(DVフォーマットもデコード可) STD modeを対象とする SD仕様 (480i)(現行TV相当) 12Mbps LinuxのIEEE1394の扱い方 User Space libraw1394 /dev/sda /dev/raw1394 /dev/video1394 scsi core raw1394.o sbp2.o Video1394.o Ieee1394.o ohci1394.o Kernel Space 実装状況(1) Internet DVHS IEEE1394 sender receiver 送信プログラム IEEE1394 IEEE1394からのデータの受信(実装完了) ネットワークへのデータの送信(不完全実装) 受信プログラム ネットワークからのデータの受信(未実装) IEEE1394へのデータの送信(現在実装中) DVHS 実装状況(2) IEEE1394に対する書き込み部分で足踏み raw_1394_iso_write()を用いている データを送信できているが、表示されない DVフォーマットだと一部の機種で表示される IEEE1394から読み取ったデータを、ファイルに書き、 そのファイルからIEEE1394へ書き出す (参照するソースがなくて困った) (ドライバが不安定) (Video1394でやるにもやり方わからず) 正しく同期が取れていない データ解析プログラム データ解析 MPEG2-TSが含むデータ 複数の音声 複数の映像 Program Specific Information PAT,PMT 見分けるためにはPID PAT,PMTを解析しないと映像、音声のPIDがわか らない。 時間情報がアダプテーションフィールドの中に 入ってる 現状のまとめ IEEE1394に対して書き込む部分の実装を 行っている それに伴いデータ解析も行っている ネットワーク部分に対しては未実装である 頑張ってます
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