の 2000年問題の解決とその評価 - UMIN大学病院医療情報ネットワーク

鹿児島大学総合病院情報システム
(THINK)の
2000年問題の解決とその評価
鹿児島大学医学部附属病院
同
歯学部附属病院
輸血 01 : 医学部附属病院
物流
01
02
03
処方・注射
01
01
01
放射線
01
02
掲示VAN
01
02
03
検査
手術
01
02
03
電子
ファイリング
マスタの共有
病名
01
02
03
01
02
データ利用
02 : 歯学部附属病院
03 : 霧島リハビリテーション
センター
看護
栄養
01
02
01
02
03
リハビリ
01
02
医事
01
02
03
2000年問題対応作業概要
プログラムの西暦年4桁化改造
データベースの西暦年4桁化改造
データの西暦年4桁化変換
プログラム作成
データ移行
プログラム移行
大
量
処
理
改造プログラム本数は、約13,500本
総ステップ数は、約600万ステップ
新規作成プログラムは、約500本
作成ステップ数は、約25万ステップ
データ移行データベースは、約400個
データ量をA4用紙に換算すると
約265万枚
2000年総合テスト延べ1000時間
動作確認総合テスト(テスト系、テストデータ)
現在日付 11月17日(火)、18日(水) 10:00~16:00
現在日付 12月10日(木)、11日(金) 10:00~16:00
2000年総合テスト(テスト系、テストデータ)
2000年日付 11月26日(木)、27日(金) 10:00~16:00
2001年日付 12月17日(木)、18日(金) 10:00~16:00
2000年総合テスト(本番系、テストデータ)
2000年日付 11月28日(土) 19:00~24:00
2001年日付 12月19日(土) 19:00~24:00
2000年移行後総合テスト(本番系、本番データ)
現在及び2000年日付 1月3日(日) 9:00~16:00
もしも2000年問題対応が遅れたら
2000年対応移行タイムスケジュール
98/12/31
99/1/1
98/12/31
プログラム移行
①ライブラリ移行
20:30~6:00
98/12/31
データ移行
99/1/1
②O/L環境定義変更
6:00~10:00
①データ吸上げ
21:30~6:00
動作確認
動作確認・テスト 99/1/3
(メーカー)
5:00~20:00
99/1/3
(VOLSAVE)
16:00~20:30
99/1/1
②ファイル消去
6:00~10:00
991/1
④データロード
10:00~5:00
③ファイル作成
99/1/1
6:00~10:00
99/1/2
データセーブ2回
結果検討
15:00~16:00
(病院)
9:00~15:00
通常運用へ
2000年対応作業で学習したこと
もともとあったプログラムバグの修正ができた。
プログラムの精度向上
入れ替えた医事パッケージソフトのバグを修正した。
パッケージソフトの障害吸収
テスト系
本番系で再現できないバグや
障害があった。
テスト系でテストデータによるテスト
だけでは万全とは言えない
西暦と和暦の混在入力の確認ができた。
混在のままでは、破綻を来す
2000年対応移行作業が成功した要因
優秀なSE
メーカー及びユーザー
がTHINKの各システ
ムに精通していた
部門システムと
のIFを含め、テ
ヒ ト
ストを98年11
月より繰り返し
行った。
カ ネ
ジカン
取り掛かりの
スタートが、
早かった
予算措置も含
め院内の合意
をいち早く得た