平成19年9月 南条兵衛七郎殿御書

9月度御書学習会
南条兵衛七郎殿御書
**支部
背景と大意
 文永元年
43才御作
 与・南条兵衛七郎(南条時光の父)
 小松原法難の一月後
 兵衛七郎の重病を激励
 末法の民衆救済は法華経のみ
 法華経の敵を責めるのが正義
宗教の五綱
教:教えの正邪・浅深を知る
機:受ける衆生の能力を知る
時:時代と弘める法を知る
国:社会や環境条件を知る
教法流布の先後 :思想・宗教の歴史と
現在今後の流布を知る
•時代は民衆は何を求めているのか
•今、どうすれば民衆を成仏に導けるのか
機根と成仏
提婆達多
三逆罪を犯す
悪逆の者
利根の者
天王如来の記別
成仏得道
須利槃特
鈍根の者
純粋な信心
成仏得道
法華経は悪人成仏などで万人成仏
末法の衆生
 須利槃特よりも鈍根である
 貧瞋痴の三毒が強情である
 五逆類似の罪を日々犯している
末法の衆生は劣悪の衆生
より力ある妙法が必要となる
諸悪の根源は法華経誹謗
無明の生命
•法華経を信じない
•信心を深める努力をしない
•法華経の敵を責めない
万人成仏への不信
自他の可能性を閉ざす
元品の無明の発動
法華経の誹謗
法華経の敵を責める
法華経の敵をだにも
責めざれば得道ありがたし
 法華経の敵を責めよ
 仏法の正義を語り抜け
 折伏精神を忘れるな
敵と戦い生命の無明を破れ
悪との戦いこそ正義
主君の敵を
責めない
法の正邪をしり
悪と戦う
悪
主君は滅び
敵が利を得る
善
正義が明らか
善の連帯へ
一対一の対話で広布の万波を
まとめ
 法華経は万人成仏の法
 末法の衆生は法華経誹謗の罪人
 生命の無明が根本原因
 仏敵との戦いが無明を破る
 正邪を知り、悪と戦う実践を
下半期も正義の大道を前進