外出先からのTV視聴 wijabotでリモコンへの道 MAO _4649_ (藤田 正倫) 目的・方向 外出先でも、インターネットを利用する事により 家と同じ環境でTVを見られるようにしたい。 録画してからダウンロードするのではなく、あくまでもライブストリーミングに よるリアルタイムの視聴がしたい。 問題意識 ・TVにはアンテナとチューナーが必須であり、常にその環境を整え ることは難しい。その点が不便である。 ・有料契約のケーブルテレビの場合セットトップボックスが無いと 見ることができず、屋外は勿論、家の中であっても他の部屋で見る 事ができない。 アプローチ 今回考えられたやり方。 視聴可能なTVと家に置いてある通常のデスクトップなどと連携させて行う。 チューナー内蔵PCは使わない。 (またチューナーでもインターネットに直接接続できるものはあるが、 今あるものはメーカーから提供された機能しか使えない) モニタ出力端子からAVケーブルでデジタルビデオカメラに映像を入力。 そのカメラからIEEE1394ケーブルでPCに映像を入力。 サーバでそのデータをMPEG4形式にエンコードした上で続けて ストリーミングを行わせる。 そして別の端末からURLを指定。 TVの制御は赤外線機能をサーバマシンに搭載し、テレビに向けさせておけ ばリモコンの役割を果たす。 またその実行ができるインターフェイスを手元のマシンとサーバマシンに用意 すれば簡単に操作できる。 今回使った既存のソフト=Quicktime Broadcaster,Quicktime Streaming Server, Quicktime Player ,wija, 既存のソフトでないものとして=キューティーX (QuickTime eXtentionの意) キューティーXについて wijaのプラグイン機能の1つで、アドレスを相手のwijaから取得 し、Quicktimeをライブラリを使って表示させる事ができる。 制御をする事の第1歩で、この機能を拡張していくと手元で サーバーの操作(また、その先のTVの操作)ができるように なっていく。例えばwijabotでリモコン機能を担う事ができる。 現状と今後の課題 ●サーバーから先の制御の問題 サーバーから先の操作ができない。つまりチャンネルの変更や電源のON・OFFが出来ない 解決策 A:赤外線機能をサーバに搭載し、リモコンの役割を果たさせる。 B:IEEE1394ケーブルによる制御ができるならする。 C:サーバー自体をチャンネル分用意する→大変過ぎる D:チューナー自体にエンコード機能・ストリーミング機能・制御機能があれば 良いのだが・・→TVの情報家電化 ●実行の問題 いずれにせよそれらのような操作のできるインターフェイスが手元のソフトと映像送信側の 機能に無いと困るのでつくらないといけない。(←これを来期に実現したい) ●配信自体の問題 著作権が絡むので1人しか見られないように設定できないといけない。
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