ユビキタスネットワークにおける 利便性と秘匿性を両立する 暗号化技術

卒業研究テーマ
ユビキタス社会における
コンテンツ保護・管理技術のための
品質制御を可能とする暗号化技術
に関する研究
福島研究室
佐藤 祐希
砂田 智彦
ユビキタスネットワーク
総務省:情報通信白書
機能と役割
参照モデル
実装モデル
OSIモデル
TCP/IPモデル
アプリケーション間
でのデータ交換
7
応用層
コード変換,符号化,
暗号化
6
プレゼンテー
ション層
ログイン,ログアウ
ト等のセッション手
続き
5
セッション層
ピア間の信頼性のあ
るエンドツーエンド
通信,再送・輻輳制
御
4
トランスポー
ト層
トランスポー
ト層
経路選択と中継
3
ネットワーク
層
インターネッ
ト層
データ伝送
2
データリンク
層
ネットワーク
インタフェー
ス層
物理的な信号の伝播
1
物理層
物理層
アプリケー
ション層
Display Device
Sensor Device
Hardware Control
Application
Encoder / Decoder
暗号/複号
Authentification
Session Ctl
確実な伝送
経路制御
有線
無線
光
暗号化に使う原理式
1234
暗号化
-3 11 -13 -1
 3 
  1 2 1 2    1  4  6  4
 11 
 2  1  2 1   2  2  3  8 
 
 

1 2 3 4・ 
 2 1  2 1   1 4  6  4 
 13

 



  1 2  1  2
 2 238 
 1 
T
1234
復号化
T
-3 11 -13 -1
元の数値1234と直交行列をかける
その数値を暗号化した数値として出力
直交行列でかつ逆行列が
存在しなければならない
現在の進行状況 主要な結果
音響データの暗号化
数値の幅を変えて暗号化
同じ数値の幅で4個の直交行列を
鍵として音響データを暗号化
⇒数値の幅を広くする≠音質の低下
直交行列のマトリクスを変化
→マトリクス数が増加するほど音質の低下
⇒しかし実験データが少ない
今後の予定
・マトリクスの変化による音質変化の検証実験
直交行列のつくりかたと品質の関係を調査中
・重要な帯域を残しての暗号化
個人性に重要な帯域のみは暗号化しない等
の対象や目的に応じた部分暗号化
http://www.nbu.ac.jp/~fukushima/Project/
Encryption/index.html