地域医療支援センター(仮称)運営事業 府内の医師不足問題の改善に

地域医療支援センター(仮称)運営事業
府内の医師不足問題の改善に取組む「地域医療支援センターを開設」
地域医療に従事する医師のキャリア形成を支援しながら「バランスのとれた医師配置を推進」
府内の医師不足問題と取組み
[課 題]
・府域全体では、人口あたりの医師数
は全国平均を上回るが、「地域別・
診療科別の偏在」が課題。
つなぎ
とめ
[これまでの取組み]
・人材のつなぎとめ:勤務医の処遇改善
に向けた手当の
導入支援
・新規人材の確保 :修学資金貸与
事業のイメージ
人材確保
人材育成
構造の強化
更
な
る
取
組
へ
事業目標 [当面(25年度まで)の指標]
① 研修体制に関する病院間ネットワークの構築
② センター登録医師を30名確保(修学資金貸与者、公募医師など)
連 携
地域医療マインド養成
府内5大学
医学生
登 録
地域医療支援センター
意向確認
キャリアプラン提示
情報収集
分析
関係者調整
ネットワーク構築
地域医療支援センター運営事業(概要)
・指導体制が充実
・○○症例に強い
◆役 割
地域中核病院
【A】
大学附属病院
① バランスのとれた医師配置の推進
・医師不足状況を詳細に分析し、優先対応方針を策定
・本人の意向をふまえ医師のキャリア形成を支援
・キャリアプランのもと登録医師を必要な地域等に配置
③ 情報発信・コーディネート
・医師・学生からの相談対応、求人・求職などの情報を発信
・大学・中核病院・関係団体との意見調整
など
◆ 人員体制 専任医師2名、専従事務職員3名
◆ 事業費
・指導者・中核人材が不足
・△△症例に強い
地域中核病院【B】
【例】奨学金貸与者(大学5年生)の場合
大学
(5・6
年)
臨床研修
(2年間)
72百万円/年(うち1/2は国庫補助金を活用)
(厚労省が「元気な日本復活特別枠」で要望中)
・中核人材が不足
・××症例に強い
修学資金貸与者
公募医師 など
② 研修環境整備の支援
・指導医を計画的に養成・配置
・医師が意欲を持って着任可能な環境づくりを指導・支援
地域中核病院【C】
指導医
プランに沿っ
て診療従事
4年間貸与
後期研修
【A】⇒【B】
(2年間)(1年間)
勤務・研修
【B】⇒【C】など
(2年間) さらなる
キャリア形成へ
義務期間(6年間:貸与期間の1.5倍)
センターが登録医師の中長期のキャリア形成を支援