Visual Basic 講座 第0回

第一回 VB講座
Hello World!!
ソフトを起動してみよう
Visual Studio .NETを起動しよう
すべてのプログラム→Microsoft Visual Studio .NET→ Microsoft Visual Studio .NET
新規プロジェクトの作り方
ここからの手順はC言語の授業でやったことと少し似ているので
混同しないように注意して欲しいです。では新規プロジェクトを作成
してみましょう。
1.スタートページの「新しいプロジェクト」って項目をクリック
2.プロジェクトの種類を「Visual Basic プロジェクト」にする
3.テンプレートを「Windowsアプリケーション」にする
4.プロジェクト名を適当につける
5.「OK」ボタンを押す
さぁ、この手順で新規プロジェクトは作成されたはず。
成功したなら何も書いていない見慣れたWindowsのウィンドウが
画面の中央に表示されているはずです。
Hello World!!を作成するぞ
では、初めてのプログラミングではお馴染みの「Hello World!!」と表示されるプ
ログラムを作成してみましょう。今回は初めて作るので細かい文法の説明とか、
命令の説明とか一切抜きで直感だけで作ってもらいたいと思います。 (次
ページ以降の図を参照するとより分かりやすいです)
1.
画面左側の「ツールボックス」から「TextBox」を選択して、画面中央の「Form1」
という画面に適当に配置する。
2.
画面右下の「プロパティ」から「Text」という項目を探し出して、「TextBox1」と書
かれているのを削除する。
3.
再び画面左側の「ツールボックス」から今度は「Button」を選択して、同じく画面
中央の「Form1」という画面に適当に配置する。
4.
画面右下の「プロパティ」から「Text」という項目を探し出して、「Button1」と書か
れているのを「Hello World」に書き直す。
5.
画面中央の「Form1」に配置した「Hello World」と書いてあるボタンをダブルク
リックする。
Hello World!!を作成するぞ
6.
C言語のソースを書いたのと同じように真っ白なページが表示されたはずです。
真っ白とは言っても、少しだけすでに何かソースが書いてあると思います。
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.object, ByVal e As SystemEventargs)
End Sub
ソースの中にこう書かれている部分があるはずです。そしてこの部分に以下の
様に書き加えてください。
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.object, ByVal e As SystemEventargs)
TextBox1.Text = “Hello World!!”
End Sub
実行してみよう
では実行してみましょう。これはC言語の時と同じやり方です。
メニューバーの「デバッグ」から「デバッグなして開始」を選んでくださ
い。さぁ、あなたがFormにデザインした通りのウィンドウが画面に表
示されたはずです。それでは、マウスを使ってボタンをクリック!
7.
1.
「HelloWorld!!」と表示されましたか?
まとめとして
今日は初回と言うことでプロジェクトの作り方と簡単な操作手順を学び
ました。どうです?本当に簡単だったでしょ?Basicを通してプログラミン
グの基礎が身に付けば、C言語もJavaもすんなりと理解できるようになる
はずです。この講座が前期の内にあと何回出来るかわかりませんが、頑
張ってBasicを覚えていきましょう。
宿題(やりたい人だけ)
1.「Hello World」ボタンを押したときに表示されるメッセージを変更して
みよう。
2.適当な名前をつけたボタンをさらに3つ配置して、ボタンによって違う
メッセージが表示されるようにしてみよう。