遺伝学④ (DNAの構造・DNAからタンパク質へ) • • • • DNAはなにからできているのか : 構成成分 塩基とは何か DNAはなぜらせん構造をとるのか : DNAの構造 DNAの情報はどのようにしてタンパク質に伝わるの か :転写 mRNA tRNA 染色体の構造(図14-1、14-2) • DNAの細胞内への詰め込み • DNAの構造:らせん構造 DNAの構成要素(図14-4) • • • • 糖(デオキシリボース) リン酸 窒素を含む塩基 塩基は4種類 アデニン・チミン・シトシン・グアニン • 塩基の順序:不規則 → DNAの多様性 DNA構成部品の結合様式(図14-5) • デオキシリボースとリン酸 交互に結合した長い鎖 側鎖として塩基 DNAの塩基組成(図14-3) • Erwin Chargaff 多様な生物種のDNA塩基組成 分析 • 生物種が変わると組成も異なる • 同一種であれば臓器が異なっても組成変わら ない • アデニンとチミンの量等しい グアニンとシトシンの量等しい • A+T = G+C 三次元構造(X線回折) • Wilkins と Franklin によるDNA分子の X線回折写真 • 種の異なる生物から得られたDNA 同一のx線回折像 • DNA分子は細くて長い • 一定の周期の繰り返し構造もつ 三次元構造(模型)(図14-9) • Chargaffの塩基対の規則性とWilkinsの X線回折の事実から • Watson と Crick DNAの模型 「二重らせん」 • 図14-6 14-7 14-8 試験管内でのタンパク質合成 • Zamecnik 1953年 試験管内 ATP 20種アミノ酸 リボソーム 細胞の可溶性抽出物 ク質 合成 RNAに結合 → タンパ アミノ酸 RNA • リボ核酸 ribonuvleic acid • 糖がリボース 図15-5 ※ DNAとはどこが異なるのか • リボヌクレオチドの単量体が共有結合 でつながってできた多量体 • mRNA, tRNA,rRNAの3種類 tRNA 図15-6 15-7 • 転移RNA tRNA 約80個のヌクレオチドからなる 天然のRNAの中で最小 • 二次元 クローバー型構造 • ATPにより活性化され アミノ酸と結合 リボソーム 図15-8 • タンパク質の合成工場 • rRNAとリボソームタンパク質からなる • 結合箇所 3 つ ・ mRNA ・ポリペプチド鎖が結合した tRNA ・アミノ酸が結合したtRNA
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