document

コンピュータ基礎実習上級
#3 アプリケーションとファイルの関係
一般教育研究センター 安田豊
コンピュータの中身
• コンピュータを「自動処理機械」と考えると
• ハードウェアとソフトウェアからなる
• ハードウェアが「機械」部分担当
• 現実の世界との接触点
• ソフトウェアが「自動化」を担当
• プログラミングをすると実感が湧きます
• が、視点は一つではない
コンピュータの中身
• コンピュータの振る舞い(やっていること)に
視点を向けると
• 考える仕事と記憶する仕事からなる
• 考える、といっても指示(利用者の操作やプロ
グラム)どおりに所定の処理をしているだけ
• コンピュータの記憶には二種類ある
• 電源を切ったら消えるもの
• 電源を切っても消えないもの(再び取り出せる)
• 歴史的にはまず消えるものから始まった。結果を
残すには脳みそに焼き付けるか、消える前に印刷
するなり紙に書き写す。(電卓を見よ)
コンピュータの中身
ソフトウェ
ア
ハードウェ
ア
両者を合
わせたも
のがコン
ピュータ
考
え
る
仕
事
記
憶
す
る
仕
事
ファイルというもの
• どこに (消えないところに)結果を保存するか
• 保存先は例えばハードディスク、MO、フロッピー
など
• 磁気など電力不要の方法を利用
• どういうスタイルで保存するか
• 結果はひとまとまりになっていて欲しいし、どこ
からどこまでが今回の結果か分かれていて欲しい
• ビデオテープの録画のように区切りを探すのは嫌
• 「ファイル」という概念を導入
• ひとつの保存先(メディア)にたくさんのファイルと
して格納する
アプリケーションとデータ
• 具体的な例
• Wordで文書を一つ作成し、結果を保存する
• MOにファイルとして保存した
• ファイルには「自己紹介」という名前をつけた
• 「このファイルはWordというアプリケーションソ
フトウェアのデータファイルである」と表現する
• 君たちは日々「アプリケーションソフトウェ
アを使ってデータを作成」している
• データを処理する、と表現してもよい
• Excel だったらさらにデータ処理っぽく見える
か?
アプリケーションとデータの関係
ソフトウェ
ア
結果はデータ
ファイルの形に
なって
ハードウェ
ア
保存場所に格納
される
今やっている作業のアプリケーションとデータ
(HTMLファイル)の関係
テキストエディタで開
き、修正して保存
ソフトウェ
ア
Webブラウザで
修正結果を確認
ハードウェ
ア
kadai..html
リンクとファイルの関係
kadai..html
• Sample10.htlm参照
• リンクの例がある
• ソースには
<A HREF=“sample01.html”>…..</A>
などとなっている
intro.html
• リンクとは(表向き)
• リンクはWWWページと何かを結ぶもの
• その裏側
• リンクはファイルとファイルを結んでいる
• 故にリンクは A タグにファイル名を書いて作る