修士研究計画 CGM作成・共有支援基盤(仮)の構築 kuro 2008/3/18 2016/7/9 修士研究計画 1 アウトライン • テーマ – 問題発見 • 研究計画 – 研究テーマのおもしろさ – 関連研究としての位置づけ – SFCでやる事の意味 2016/7/9 修士研究計画 2 テーマ 2016/7/9 修士研究計画 3 モチベーション • P2Pを使って何かおもしろいことがしたい – コミュニケーション – ファイル共有 – コンテンツ配信 – ・・・ • 最近おもしろいこと – CGM(Consumer Generated Media) • 例:ニコニコ動画 – MAD, Vocaloid, iM@s 2016/7/9 修士研究計画 4 CGMとは • Consumer Generated Media – 消費者生成メディア • 集合知の一つ • UCC(User Created Content) UGC(User Generated Content)といわれる場合もある – インターネットなどを活用して「消費者」が内容を 生成していくメディア あるユーザーが情報価値を創造する 他のユーザーが情報価値を創造する 2016/7/9 修士研究計画 5 問題発見 • 過去 – 簡単に動画を共有できる基盤がない • YouTube、ニコニコ動画、Stage6 • 現在 – 簡単にCGMを作成・共有できる基盤がない – CGM共有基盤:ニコニコ動画 • 情報価値を創造 – 他のユーザーも同じようなコンテンツを作る » 例: iM@s、Vocaloid、MikuMikuDanceなど – YouTubeなどにもアップロード » 他のユーザーの価値創造の際に参考になる 2016/7/9 修士研究計画 6 問題(つまり、) • 簡単にCGMを作成・共有できる基盤がない – 共有基盤はある(大量の資金が必要) • ニコニコ動画 • YouTube • その他動画共有サービス – 素材(コンテンツ)を共有する基盤がない • 「作成するための場」の欠如 あるユーザーが情報価値を創造する 他のユーザーが情報価値を創造する 2016/7/9 修士研究計画 7 テーマ(1/2) • CGM作成・共有支援基盤(仮)の提供 – ユーザーがより簡単にCGMを作成・共有するため の「場」を提供 • CGM共有基盤としての機能(ニコニコ動画) – 画質(H.264) • 容量、品質制限 – 利便性(UI、Flash) –α • おもしろさ(コメント) 2016/7/9 修士研究計画 8 テーマ(2/2) • CGM作成支援基盤としての機能 – 画質 • サイズ、ビットレート、コーデックなどの制限がない – 元の素材は高画質・高品質であることが必要 • 一度成立したCGMを二次利用する場合に劣化がない – 利便性 • ストリーミング再生とダウンロード再生 – ダウンロード完了まで待ちたくない • CGMの公開・削除を自分で制御したい 2016/7/9 修士研究計画 9 P2Pシステムの問題 • トランザクションが把握できない • 無駄なトラフィックの生成 – ネットワーク・トポロジ • 無駄なコピー経路 • 通信コストが大きな経路 2016/7/9 修士研究計画 10 解決方法 P2Pの利用 2016/7/9 修士研究計画 11 CGM作成支援基盤として • 画質 – 問題なのはネットワーク部分の負荷 P2Pテクノロジーを利用する • 負荷分散 • 耐障害性 – サイズ、ビットレート、コーデックの制限を超える • 利便性 – 既存のファイル形式でもストリーミングを可能に – 管理可能なネットワーク • 二次配布の制限 • 公開の停止 2016/7/9 修士研究計画 12 P2Pシステムの問題 • トランザクションが把握できない • 無駄なトラフィックの生成 – ネットワーク・トポロジ • 無駄なコピー経路 • 通信コストが大きな経路 ハイブリッドP2P方式 – トランザクションの把握 • 管理・削除が容易に – ネットワークトポロジの最適化 • 通信コストの分散性を最大化 2016/7/9 修士研究計画 13 研究計画 2016/7/9 修士研究計画 14 研究テーマのおもしろさ • CGM作成・共有支援基盤(仮)の構築 – ユーザーによる情報価値創造活動が普通な世界 • 誰もが気軽に、簡単に利用できる – P2Pテクノロジーの利用 修士でがんばる部分! • 情熱 – 新しい「価値創造」を助ける! 2016/7/9 修士研究計画 15 関連研究としての位置づけ • P2Pの研究 – 分野的には • 映像配信 +コラボレーション +コミュニティ – 動画に特化したP2Pネットワークの研究 • P2Pシステムの問題をクリア • ストリーミング・ダウンロード機能 • 管理機能 2016/7/9 修士研究計画 16 関連研究としての位置づけ 2016/7/9 修士研究計画 17 関連研究としての位置づけ 2016/7/9 修士研究計画 18 SFCでやることの意味 • 豊富な知見 – 村井研 – WIDEプロジェクト • P2Pの研究 – 斉藤さん – DMC • ・・・ 2016/7/9 修士研究計画 19 おわり 2016/7/9 修士研究計画 20
© Copyright 2024 ExpyDoc