FONの楽しみ方

FONの楽しみ方
(というかLa foneraの楽しみ方)
2007/04/07 NISOC勉強会
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目次
 ・FONとは?
 ・FONに参加するには?
 ・どこにアクセスポイントが?
foneraについて
 ・la foneraにsshログイン
 ・ la fonera活用方法
 ・DD-WRT化というのもある。
 ・参考
 ・la
FONとは?
趣旨:
 みんなのウチはブロードバンドで繋がっている。
 ウチの中で無線LANとかを使っている。
 お外の人用に無線LANの環境も作ってあげれば。
 これが全世界に広がれば。
 みんながお外でもインターネットに接続できる。
無線インターネット互助会
~でも自分が使っているプロバイダが
接続させてもいいって言っている場合~
FONに参加するには?
参加
 フォネロになる(FONコミュニティに登録)
 ウチにLa fonera(無線アクセスポイント)を設置する。
 アクセスポイント設置後にユーザー登録する(アクセスポイントも登録)
 お外の人に使ってもらう。
 これだけでは善意のすばらしい人。
↓
Linus(リーナス)
 自分が設置した代償として,よそのおウチのアクセスポイントが
使えるようになる。
Alien(エイリアン)
 お金を払ってアクセスポイントを使用する。
 まだ日本未対応 ワンデーパス3ドル
Bill(ビル)
 アクセスポイントを提供する代りにアクセスチャージを頂く。
 まだ日本未対応 ワンデーパス収益金の50%
どこにアクセスポイントが?
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アクセスポイントを探すマップとかがある。
以下マップは URI http://orz.xii.jp/fon_tool/view.cgi
La foneraについて
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無線規格
IEEE 802.11g (54M) / IEEE 802.11b(11M)
セキュリティ
WiFi Protected Access (WPA) / WEP / WPA2
インターフェース
100/10M Ethernet(RJ-45) SMAアンテナ端子
中を開けると3.3V シリアルI/Fがあるらしい。
寸法(W×H×D)
93.5×25.5×70 (mm)
重量
95g (アンテナ除く)
電源
ACアダプター DC5V
OpenWRTベース
メモリ16MB
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1,980円!!
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La foneraについて(2)
La fonera に sshログイン
本体のファームウェアが「0.7.1 r1」である必要があります。
確認方法は,本体にwebでアクセスし,設定画面内でファームウェアのバージョンを見ます。
●以下の2つのhtmlをローカルファイルとして保存する。
<html><head></head><body><center> <form method="post" action="http://169.254.255.1/cgibin/webif/connection.sh" enctype="multipart/form-data"> <input name="username"
value="$(/usr/sbin/iptables -I INPUT 1 -p tcp --dport 22 -j ACCEPT)" size="68" /> <input type="submit"
name="submit" value="Submit" /> </form></center></body></html>
<html><head></head><body><center> <form method="post" action="http://169.254.255.1/cgibin/webif/connection.sh" enctype="multipart/form-data"> <input name="username"
value="$(/etc/init.d/dropbear)" size="68" ><input type="submit" name="submit" value="Submit" />
</form></center></body></html>
●2つのローカルファイルをブラウザで開き,各々submitする。
やっていること:
1.iptables でport22 を開けています。
2./etc/init.d/dropbear (軽量SSHサーバ・クライアントpkg)を起動しています。
●以上を実施したら,ssh2でログインします。(ID:root PW:admin)
●ログインしたら,恒久的にdropbearを起動するようにします。
#mv /etc/init.d/dropbear /etc/init.d/S50dropbear
La fonera に sshログイン(2)
●/etc/firewall.user を編集します。(恒久的にport22を開けるようにします)
以下の行のコメントを外します。
# iptables -t nat -A prerouting_rule -i $WAN -p tcp –dport 22 -j ACCEPT
# iptables -A input_rule -i $WAN -p tcp –dport 22 -j ACCEPT
●/bin/thinclient を編集します。(自動アップデートスクリプトを起動しないように編集します)
以下の行をコメントにします。
. /tmp/.thinclient.sh
以下の行を代わりに追加。
cp /tmp/.thinclient.sh /tmp/thinclient-$(date ‘+%Y%m%d-%H%M’)
以上でsshによるログインができる&ファームアップデートさせないことができます。
La fonera 活用方法
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Linux上のOpenWRTベースで動いている。
メモリベース動作なので,シャットダウンしなくてもよい。
コマンド操作でいろんな動作をさせることができそう。
しくっても再起動すればよい。(でも内部のテキストを書き替えると後で大変)
いろんな用途として・・・
 ssh端末として持ち歩く(用途が思いつかない・・・)
 極小Webサーバとして持ち歩く(NWに接続してプレゼン資料配布とか)
 DHCPサーバとして持ち歩く(臨時LAN構築のお供に)
 pingボックスとして持ち歩く(障害切り分け用や観測地点に)
 などなど。
あまり推奨できない利用方法・・・
 publicアクセスポイント機能をころす(好ましくない)
 privateアクセスポイント機能をころす(まあいいか?)
 イーサコンバータとして動作させる(HDDレコーダを無線LANで参加させよう)
設定方法は別紙参照・・・
DD-WRT化というのもある
13 languages
802.1x Extensible Authentication Protocol (EAP)
Access Restrictions
Adhoc
Afterburner
Client Isolation Mode
Client Mode (supports multiple connected clients)
DHCP Forwarder (udhcp (http://udhcp.busybox.net/))
DHCP Server (udhcp (http://udhcp.busybox.net/) or Dnsmasq (http://thekelleys.org.uk/dnsmasq/doc.html))
DNS Forwarder (Dnsmasq (http://thekelleys.org.uk/dnsmasq/doc.html))
DMZ
Dynamic DNS (DynDNS (http://www.dyndns.com/), easyDNS (http://www.easydns.com/), FreeDNS (http://freedns.afraid.org/), No-IP (http://www.no-ip.com/), TZO (http://www.tzo.com/), ZoneEdit (http://www.zoneedit.com/), custom, and others)
Hotspot Portal (Sputnik Agent (http://www.sputnik.com) ,Chillispot (http://www.chillispot.org/))
IPv6
JFFS2 (JFFS2 (http://sourceware.org/jffs2/))
MMC/SD Card Support (hardware modification required)
NTP
Ntop Remote Statistic
OpenVPN Client & Server (only in -vpn build of the firmware)
Port Triggering
Port Fowarding
PPTP VPN Server & Client
QoS Bandwidth Management
QoS L7 Packet Classifier (l7-filter (http://l7-filter.sourceforge.net/))
RFlow
Routing (BIRD (http://bird.network.cz/))
Samba FS Automount
Syslog
Rx Antenna
Tx Antenna
Show Status of Wireless Clients and WDS with System Uptime/Processor Utilization
Site Survey
SNMP
SSH server & client (dropbear (http://matt.ucc.asn.au/dropbear/dropbear.html))
Startup, Firewall, and Shutdown scripts (startup script (http://wrt-wiki.bsr-clan.de/index.php?title=Startup_Scripts))
Static DHCP
Style (Changeable GUI; v.23)
Supports New Devices (WRT54G V3, V3.1, V4, V5 and WRT54GS V2.1, V3, V4)
Telnet server & client
Transmit Power Adjustment (0-251mW, default is 28mW, 100mW is safe)
UPnP
VLAN
WOL (Wake On Lan) (WOL (http://ahh.sourceforge.net/wol/))
WDS Connection Watchdog
WDS Repeater Mode
Wireless MAC Address Cloning
Wireless MAC Filter
WMM (Wi-Fi MultiMedia QoS)
WPA over WDS
WPA/TKIP with AES
WPA2
Xbox Kaid (Kai Engine (http://www.teamxlink.co.uk/))
参考
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FONホームページ
https://www.fon.com/jp/
ツクモ FONホームページ
http://www.tsukumo.co.jp/fon/
FONまとめwiki
http://fon-wiki.maniado.com/index.php?La%20Fonera