不法投棄防止大作戦 〜K戸市における事例をもとに

不法投棄防止大作戦
〜K戸市における事例をもとに〜
6班
佐々木昇一・小池心平・坂井多恵子
目的、及び設定内容
目的:
K戸市における事例をもとに、ゴミの不法投棄を住民の見回り
により防止する様子をSOARSでシミュレートをおこなう。
エージェント:
・住民 4地域×5世帯
・不法投棄をおこなう業者(AKUTOKU) 1業者
トラック
4台
スポット:
・家
4地域×5軒
・ゴミステーション 4地域×1つ
・ゴミ焼却場
1つ
モデルの内容:
業者:
夜8時ごろからトラックで各地域のゴミステーションをランダム
に1カ所選択し、ゴミの不法投棄を行う。但し、住民がその場
にいれば、不法投棄をあきらめゴミ焼却場(有料)へ行く。
※トラックでゴミを輸送する際に5万円支給。
・焼却場でゴミを捨てる 3万円かかる。
・ゴミステーションで捨てる タダ。
・但し、住民に見つかると、
5万円の罰金+ 焼却場で捨てる値段(3万円)=8万円
・月末に赤字になると、業者をやめる。
モデルの内容:
住民:
夜8時から各地域のゴミステーションをランダムに見回りを行う。
業者がいれば、追い払うコトができる。
・業者とかち合った際、罰金(5万円)を徴収する。
・前の月の不法投棄防御率を参照して今月の見回り回数を決定
する。
・4地区全体の平均より低かった場合、隣の地区の見回り状況を
まねする。
結果:
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
不法投棄率
1
50
99
148
197
246
295
344
393
442
491
540
589
638
687
736
785
834
883
932
981
不法投棄率
不法投棄率の推移
日
累積の不法投棄率が90%→20%まで減少した。
特に400日あたりから大きく減少している。
結果:
累積量(トラック/1回)
ごみ排出量(処理方法別)
10000
9000
8000
7000
6000
5000
4000
3000
2000
1000
0
不法投棄
有料焼却
1
101
201
301
401
501
601
701
801
901
日
400日を越えたあたりから不法投棄の数がなくなり、その
後横ばい状態であることから、住民によって不法投棄が
阻止されたことがわかる。
おしまい