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『第7章 IBMはなぜ新興国の社員を3倍にしたか』
松本・高津・手島・木村・大木
適応
トレードオフとは、一方を追求す
れば他方を犠牲にせざるを得ない
状況のことである。
市場のグローバル化に着目した時
適応と集約に見られる。
国ごとの差異に順応する
市場のグローバル化
生産の
グローバリゼーション
集約
類似点をまとめ差異を克服
レベル0:AAAの認識
レベル3:三連単AAA戦略
3つの要素(適応・集約・裁定)のトレードオフ
から生じるAAAトライアングルを用いて
①自分の会社が追求する戦略目標と、達成するため
のツールの適合度を高める。
②現状の改善点を見つける
③一般化する。
広告費対売上高比
10%
8%
裁定
4%
2%
2%
であると筆者は述べている。
進
化
10%
6%
非常に成功確率の低い戦略
差異を活用する
研究調査費対売上高比
6%
下図のⅣに位置する戦略であり、
3つの要素(適応・集約・裁定)全てを追求する。
GEヘルスケアの様な実例はあるものの、
8%
4%
Aggregation
Adaptation
AAAトライアングル
Ⅰ
20%
40%
応用
応用
Ⅳ
Ⅱ
Ⅲ
中央値
60%
上位10%
80%
Arbitrage
(アメリカの製造業界
100%
支出データ)労働費用対売上高比
レベル1:一つのA戦略
グローバル戦略の進化
レベル2:複合AA戦略
三つのA戦略を全て追求するのではなく戦略に優先順
位をつける。
二つのAの共通要素を基に生まれる戦略。
二つのAのバランスを上手くとることで実現できる。
その際、上図のような目盛をつけたAAAトライ
共通要素の種類
アングルを使用して、業界と比較しより数値が中央
Ⅰ適応と集約によるAA戦略→「類似点」
Ⅱ適応と裁定によるAA戦略→「差異」または「多様性」
Ⅲ裁定と集約によるAA戦略→「クロスボーダー統合」
値や上位10%に近い戦略を優先的に検討する。