日本のエネルギー政策の変遷

日本のエネルギー政策の変遷から見たエネルギー教育
エネルギー教育の視点
【①石油危機への対応(1970年~80年代)】 • エネルギーの安定供給の確保:
エネルギー
• 存在: エネルギーの存在や性質
資源小国
安定供給
• 有用: エネルギーの生活や社会における
• 地球温暖化問題とエネルギー問題:
化石燃
1973年 第一次オイルショック
利用
料の大量消費と二酸化炭素の排出
1979年 第二次オイルショック
• 保存: エネルギーの保存
• 多様なエネルギー源とその特徴:
エネルギ
【②規制制度改革の推進(1990年代~)】
• 有害: エネルギーの利用に伴って生じる
ー源の種類と、それぞれのメリット・デメリット
安定供給 + 経済性
有害性(安全性)
• 省エネルギーに向けた取組:
省エネの更な
• 有限: エネルギー資源の有限性
【③地球温暖化問題への対応(1990年代~)】 る推進
安定供給
+
経済性
+
環境
1997年 京都議定書採択
2005年 京都議定書発効
【④資源確保の教科(2000年代)】
安定供給 + 経済性 + 環境
DESD:持続可能な開発の原則、価値観、
実践を、教育と学習のあらゆる側面に組み
込んでいくことを最終目標
⇐
資源確保の強化
【⑤エネルギー基本計画(2003年~)+ESD】
2002年 エネルギー政策基本法の成立、ヨハネスブルクサミットで日本が提案、国連決議
2003年 エネルギー基本計画策定(第一次)、2007年(第二次)、2010年(第三次)
2005年 国際実施計画をユネスコにて策定(教育の10年プログラムスタート)
【⑥第四次エネルギー基本計画(2014年)】
安全性 + 安定供給 + 経済性 + 環境 + 国際性 + 経済成長