ファーストイヤー・セミナーⅡ 第1回 ガイダンス ネットワークドライブの割り当て 「マイ ネットワーク」を右クリックし、「ネットワークドライブ の割り当て」をやっておきましょう。 8/21からalphaサーバの扱いが変更されています。 別途配布した資料を参考にしてログインしてください。 \\alphab\dat\08\ユーザID ファーストイヤーセミナーⅡ:講義内容 毎回実習を主体とした授業を行い、C言語(Ultra-C Pro2) によるプログラミングを学ぶ。 プログラミング実習の目的は、論理的に考えて問題の解 決法を見いだし、それを処理手順として如何に表現してプ ログラムに作り上げるかを体験することにある。 基本的には講義要項に記載されている順序にしたがって 進めていきますが、皆さんの能力や興味に応じて多少の 変更をおこなう場合があります。 成績評価について 毎回出席を確認し、講義終了時に練習問題の解答をメー ルで提出してもらいます。 最終講義時に実技試験を行い、その成績と出席状況を考 慮して評価します。 C言語とは C言語は、1972年に UNIX というオペレーティングシステムの開発用 言語として、AT&Tベル研究所のカーニハンとリッチーによって開発さ れた、システム記述用のコンパイラ言語である。 最初は、DEC社の「PDP-11」というミニコンピュータ上で UNIX専用に 用いられていたが、その有用性により現在では、ワークステーション、 パーソナルコンピュータなど、さまざまなコンピュータで広く利用されて いる。カーニハンとリッチーの共著による解説書『The C Programming Languege』をもとに作成されたC言語は「K&R準拠のC言語」と呼ばれ ている。そして、1989年に機能が改良・拡張された標準規格が ANSI によって制定された。この規格に準拠したC言語は「ANSI-C」と呼ば れる。 (コンピュータ・エージ社 「基本情報技術者テキスト システム開発と 運用」 より抜粋) コンパイラとインタプリタ 本来コンピュータが理解できるのは0と1で構成された「機 械語」のみ→人間には扱いづらい ユーザ(人間)が扱いやすいように様々なプログラミング 言語が開発されてきた ユーザが作成したプログラムをコンピュータが理解できる 形に「解釈」または「翻訳」して実行する必要がある この方式としてコンパイラ方式とインタプリタ方式がある コンパイラとインタプリタ(2) コンパイラ方式:ユーザが作成したプログラム(ソースプロ グラム)をまとめていったん機械語に翻訳(コンパイル)し、 実行する方式 – まとめて翻訳してから実行するので、一般に実行速度は速い – 作成、変更があった際には再度コンパイルしなおす必要がある – 一部にエラーがあるとコンパイルできない コンパイラとインタプリタ(3) インタプリタ方式:ユーザが作成したプログラム(ソースプ ログラム)を1行または1命令ずつ機械語に解釈し実行す る方式。 – プログラムの作成・変更から実行までの手間が少ない – 1行ずつ実行するので不適切な部分が分かりやすく、エラー処理 がしやすい – 単純に実装すると実行に時間がかかる場合がある Ultra-Cについて C言語は本来コンパイラ方式で使用されることが多いが、 演習で使用するUltra-Cはインタプリタ方式です。 プログラム実行時の待ち時間が少ない 文法エラーなどをその都度修正しながら実行できる プログラムの実行過程やエラー箇所などを理解しやすい などの利点があります。 Ultra-Cの起動 「スタート」メニューからUltra-Cを起動してみてください。 以下のような画面が立ち上がります。 とにかく動かしてみよう 以下の通りにプログラムを書き込んでみてください。内容 についてはまだ理解できなくても結構です。 ※ プログラムは基本的に半角英数字で作成すること。 ファイルを保存する 記入し終わったらファイルに名前をつけて保存します。 ※プログラムを書き込んだウインドウがアクティブになるようにした上 で保存すること! C言語で書かれたソースプログラムのファイル(ソースファイル)には、 「.c」という拡張子をつけて「ファイル名.c」として保存します。ファイル 名は半角英数字を使用してください。 ファイル名の例) sample.c、test.c など ファイルを保存するには「ファイル」メニューから「名前をつけて保存」 を選びます。 ネットワークドライブ内にプログラム専用のフォルダを作成するといい でしょう。 例)「FYS2」というフォルダを作り、今回分を「01」フォルダに保存する プログラムを実行する 記入と保存が終わったら、ツールバーにある青い三角ボ タンを押してみてください。 プログラムに問題がなければ「標準入出力」というウイン ドウが開き、「Hello World」と表示されるはずです。 エラーが出た場合 プログラムに問題がある場合、中央に「エラー情報」という ウインドウが表示されます。 エラーの内容も表示されるので、参考にして修正してくだ さい。 エラーの修正 エラーを修正する際には、「エラー情報」ウインドウに表示 された該当部分をダブルクリックしてください。 修正すべき部分(プログラム部分)が赤く表示され、修正 することができます。 修正箇所 ダブルクリック 実行ボタンが反応しない場合 プログラムを実行するには「インタプリタ」が起動していな ければならない。 通常はUltra-Cの起動時に一緒に起動しているが、終了さ せた場合(「標準入出力」ウインドウを閉じるとインタプリタ も終了する)にはインタプリタを再度起動してやればプロ グラムを実行できる。 インタプリタを起動するには「インタプリタ」メニューから 「起動」を選ぶ。 インタプリタが起動しているときは「標準入出力」ウインド ウがどこかに開いているはずなので確認しておこう。 プログラムを追加してみよう 以下のようにプログラムを追加してみてください。文章の 部分は何を書いてもらっても構いません。この部分(” ”の 内側)に限っては全角文字(日本語)でも大丈夫です。 1行ずつ実行してみよう 「インタプリタ方式」ではプログラムは1行(または1命令)ごとに実行さ れていきます。 左から2つ目の青い三角ボタンを押して、1行ずつ実行されている様 子を確かめてみてください。 第1回課題 作成したプログラムファイルをメールに添付し、教員まで送ってください。 【AL-Mailでの添付ファイルの利用】 「新規に送信する」で新規メールのウインドウを起動する。 宛先、本文等を入力したら「ファイル」メニューから「ファイル添付」を選 択する。 「添付ファイルの設定」が開くので「追加」を押し、添付するファイルを選 択する。
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