遠隔講義システム (山口大学 吉田キャンパス SCS教室) ■遠隔講義システムの特徴 遠隔講義を含む多人数教育において、講師と生徒との間の対話を促進し、学生の参加意識を 増大させることにより、活気のある講義を実現するためのシステムです。 学生の掌握 従来の通常講義でも、大教室で週1~2回開講するスタイルでは、一人一人の学生を掌握するのは極めて困難でした。 このシステムは、講義開始時、学生が生徒机のレスポンス端末器から学籍番号を入力することにより「氏名」で個人個人 掌握することが可能です。 また、この結果を保存し、出席点として評価に反映させることも可能です。 双方向性の重視 大教室での講義では、教師から学生への一方通行的な講義になりやすく、それを補うための労力は膨大なものでした。 このシステムは、講義の進行に応じてアンケートを実施したり、頻回に小テストを実施することが可能であり、その集計 をリアルタイムに行えます。また、操作方法によりさらにフレキシブルに問答をおこなうことができ、この結果をファイル 保存し、平常点として評価に反映させることもできます。 対話性の重視 誰がどんな回答をしたか、個別に掌握できます。 さらに、このシステムの最大の特色は、出席状況の掌握と、指名した 生徒個々のマイク音声のON・OFF制御と、指名した生徒個々を写すカメラ制御を、シームレスに一体化したことにより 教師からの発問に対する学生の応答から、さらに「なぜ・どうして」そのように考えたかを、どの教室で受講している学生 の個別に発言を求めたり、または学生どうしで意見を交わすことができ、この時応答者の映像も映し出されます。 【従来の講義でも難しかった対話型・参加型の講義を、簡易なタッチパネル操作で実現することが可能になりました。】 ■主な機器 教卓 レスポンス端末 機器収納架 ■遠隔講義システムの構成図 2画面プロジェクタ IP メイン スピーカ メイン スピーカ 遠隔講義用エンコーダ I 遠隔講義用デコーダ 画面分割器 RAMSA P RAMSA 録画用ビデオ 再生用ビデオ 書画カメラ NTSC マトリクス スイッチ スライドカメラ 録画用ビデオ 画面分割器 モニターTV モニターTV 質問者カメラ 教師カメラ ダウンコンバータ ノートパソコン 学 内 L A N ( ネ ッ ト ワ ー ク ) RGB 分配器 画面転送サーバ ハウリングサプレッサ プレゼン用PC 天井スピーカ カセットデッキ ワイヤレス受信機 学生用レスポンス端末器 レスポンスサーバ マルチイコライザー パワーアンプ マルチイコライザー パワーアンプ 音声ミキサー タッチパネルディスプレイ 天井スピーカ 各機器へ 教師マイク 電源制御ユニット AC100V (販売元) 中国松下システム株式会社 山口支店 〒754-0002 山口県吉敷郡小郡町下郷246-1 Tel 0839-74-2221 FAX 0839-74-2222 (著作権者) 有限会社 山口ティー・エル・オー 〒755-8611 山口県宇部市常盤台2丁目16-1 山口大学地域共同研究開発センター内 Tel 0836-22-9768 FAX 0836-22-9771 (著作者) 山口大学 メディア基盤センター 教授 刈谷 丈治
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