上の年代ほどサンプル品の評価が購買に影響。

NEWS RELEASE
【報道関係各位】
― Yahoo!リサーチ 、雑誌『販促会議』と共同で「サンプリング(試供品提供)に関する調査」 ―
サンプル品の利用頻度、最近1年で最も増えたのは『ネット』経由の応募・受け取り。
上の年代ほどサンプル品の評価が購買行動に影響
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/sampling_090803.html
調査期間: 2009年7月15日~7月16日 / インターネット定量調査により、首都圏在住の20~59歳男女 400人を対象に実施
2009年8月3日
ヤフーバリューインサイト株式会社
Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京都中野区、代表取締役社長/田部 信)は、
株式会社宣伝会議(本社/東京都港区、取締役社長/小端 進)が発行する雑誌『販促会議』と共同で、「サンプリング
(試供品提供)に関する調査」を2009年7月15日~7月16日、自社調査専用パネルを対象に実施しました。
実際には配布される商品によって大きく異なることが考えられますが、本調査ではカテゴリを限定せずにサンプリン
グ全般について、消費者の意識や受容度、また、景況感の変化に伴う利用実態の変化などを探りました。
調査結果トピックス
・ サンプル品を普段街頭で受け取る人は6割。パソコンでウェブから応募も5割以上
・ 利用頻度が最も増えた方法は「パソコンから応募」、減ったのは「街頭で受け取
る」
・ 上の年代ほどサンプル品の評価が購買に影響。若い年代は節約などの目的高
め
・ 無料のサンプリングスペース、女性の7割が興味はあるが「遠かったら行かない」
【1】 サンプル品、普段街頭で受け取る人は6割。パソコンでウェブから応募も5割以上
サンプル品の利用に関する普段の行動として最も多かったのは「街頭で受け取る」(63%)、次いで「パソコンのウェ
ブサイトから応募」(57%)も5割を超えており、これらはサンプル品の入手方法として特にポピュラーなようです。
「ケータイ」を使った方法以外では、どの方法も女性の利用率が男性より圧倒的に高く2~3割ほど上回りました。
また年代別では、「街頭で受け取る」「新聞や雑誌に掲載された募集に応募」は年代が高くなるほどスコアが高くな
提供方法別 サンプル品の利用頻度 【性年代別】
る傾向で、逆に「ケータイ」を使った方法では若い年代ほど高くなっています。「サンプリングスペースに行って試す・
*数値は『頻繁に行う』『ときおり行う』『たまに行う』の合算値
単一回答
もらう」は20代のみが49%と特に高くなりました。
1 0 0 .0 %
2 0 代(n= 1 0 0 )
全体(n= 4 0 0 )
9 0 .0 %
8 0 .0 %
3 0 代(n= 1 0 0 )
男性(n= 2 0 0 )
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5 0 代(n= 1 0 0 )
7 0 .0 %
6 0 .0 %
5 0 .0 %
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3 0 .0 %
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全体(n= 4 0 0 )
性 男性(n= 2 0 0 )
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2 0 代(n= 1 0 0 )
年
3 0 代(n= 1 0 0 )
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街
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6 3 .0
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5 7 .0
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【 本件についてのお問い合わせ先 】 ヤフーバリューインサイト株式会社 マーケティングコミュニケーション室 広報
TEL: 03-3367-1959 FAX: 03-3367-1969
お問合せフォーム https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/contact/index.php
1/5
NEWS RELEASE
【2】 利用頻度が最も増えた方法は「パソコンから応募」。最も減ったのは「街頭で受け取る」
【1】の各方法でサンプル品を(頻繁に~たまに)利用すると答えた人の最近1年の利用頻度について、『増えた』と回
答した人の割合が最も多かったのは「ケータイサイトから応募」で、以下「ケータイに送られてくる募集メールに応募」
「パソコンのウェブサイトから募集に応募」などが続き、それぞれ3割強が増えたと回答しました。ケータイやパソコンか
らネットを使った方法で全般的に増えたと感じている人が多い様子です。
逆に「減った」が最も多かったのは「街頭で受け取る」で3割にのぼりました。
提供方法別 サンプル品の利用頻度の変化
*【1】で、各方法で『(頻繁に~たまに)受け取る』と回答した人ベース
単一回答
*数値はそれぞれ、『かなり増えた』と『増えた』、『かなり減った』と『減った』のトップ2ボックススコア合算値
*「ケータイサイトから応募」「ケータイに送られてくる募集メールに応募」は回答対象者が少なく、あくまでも参考値(SB)
5 0 .0 %
42.4
4 0 .0 %
増えた
34.6
33.5
32.2
3 0 .0 %
1 0 .0 %
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30.8
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2 0 .0 %
15.4
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NEWS RELEASE
【3】 上の年代ほどサンプル品の評価が購買に影響。若い年代は「節約」などの目的が高め
サンプリングに対する意識では、「不況の環境下、品質確認後に購入できることは非常によい」が79%と最も多く、消
費者はサンプリングを好意的に受け止めている様子です。次いで「よくなかったものは、二度と買わないことが多い」
(76%)、「アンケートは手間がかかると答える気が起こらなくなる」(69%)、「持ち歩きしづらい大きさや形だと受け取り
づらい」(58%)などが続きました。
年代別に見ると、「よくなかったものは、二度と買わないことが多い」「よかったものは、実際に購入することが多い」な
どは年代が高くなるほどスコアが高くなる傾向で、上の年代の人ほどサンプル品の評価が購買行動に繋がっている様
子です。また、「説明資料やパンフレットにもしっかり目を通す」も同様の傾向で、サンプル品をしっかり評価しようとする
様子もうかがえます。
一方、「アンケートは、魅力的な謝礼がないと答える気にならない」「試用や購入の参考というよりも節約術として活用
している」などは若い年代ほどスコアが高く、「もらえるものはできるだけどのようなモノでもすべて応募したり・もらうよう
にしている」では20代のスコアが特に高くなっています。若い人ほど購入の検討材料というよりも、経済的な理由でサ
ンプル品を利用する傾向があるようです。
サンプリングに対する意識 【性年代別】
*数値は『非常にあてはまる』と『あてはまる』のトップ2ボックススコアの合算値
単一回答
1 0 0 .0 %
9 0 .0 %
2 0 代(n= 7 5 )
全体(n= 3 1 0 )
8 0 .0 %
3 0 代(n= 7 7 )
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5 0 代(n= 8 1 )
7 0 .0 %
6 0 .0 %
5 0 .0 %
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1 0 .0 %
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別
年
代
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8 2 .7
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5 1 .2
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5 6 .0
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4 5 .7
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5 3 .5
4 3 .3
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5 4 .5
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5 1 .6
4 4 .9
5 6 .3
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3/5
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NEWS RELEASE
【4】 無料のサンプリングスペースは、女性の7割が興味はあるが「遠かったら行かない」
サンプル品を試したり、入手できる店舗(サンプリングスペース)への興味度では、女性の7割以上が「興味がある」も
のの、「遠かったら行かない」という人が66%と最も多く、「多少遠くても行ってみたい」は8%ほどにとどまっています。
男性では「興味がない」人のほうが6割近くと多く、興味がある人でも「遠かったら行かない」という人が女性と同様、大
半を占めています。
サンプリングスペースへの興味度 【男女別】
単一回答
0%
10%
20%
全体(
n= 4 0 0 ) 6 .5
40%
50%
60%
5 1 .5
女性(
n= 2 0 0 ) 7 .5
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n= 2 0 0 ) 5 .5
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8 .0
6 .5 2 .5
1 3 .5
興味があり、多少遠くても行ってみたいと思う
興味があるが、遠かったら行かないと思う
あまり興味がないが、近くにあれば行くかもしれない
あまり興味がなく、近くにあってもわざわざ行かないと思う
興味がない
<調査項目一覧>
・ サンプル品の利用頻度(提供方法別)
・ サンプル品の利用頻度の増減(提供方法別)
・ サンプリングスペースへの興味度
・ サンプリングに対する意識
・ 印象に残っているサンプル品(自由記述回答)
・ 試用することによって購入しやすくなると思う商品(自由記述回答)
<調査概要>
・ 調査目的
・ 調査方法
・ 調査対象
・ 対象割付
・ 実査時期
:サンプリングに対する消費者の意識・行動を探る
:インターネットウェブ定量調査
:首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20~59歳男女400人
:性年代別10歳刻み50S均等割付
:2009年7月15日(水)~7月16日(木)
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NEWS RELEASE
<関連ソリューションのご紹介>
■ プロモーション効果測定:http://www.yahoo-vi.co.jp/solution/sm06.html
上記以外にも、マーケティング課題やプロセスに応じた多彩なソリューション、調査・分析手法をご用意しています。
<『販促会議』について> http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/hansokukaigi/
『販促会議』は、株式会社宣伝会議(本社/東京都港区、取締役社長/小端 進)が発行するセールスプロモーション
の実務情報誌です。豊富な事例をもとに、「売り」につながった販促策、企画アイデアなど、通常表に出にくいヒットプ
ロモーションの成功ポイントを写真、図解を用いてわかりやすく紹介し、実践に役立つ販売促進の情報、ヒントを掲載
しています。主に、企業の販売促進、営業担当者、企画担当者、広告会社のプランナー、営業担当などが、優れた企
業アイディア立案のための情報源として活用しています。
<ヤフーバリューインサイト株式会社について>
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に貢献する価値を提供すること」、それが
私たちの使命です。ヤフーバリューインサイト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとして、
国内最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手法まで、豊富なリサーチサービ
スを提供しています。2008年7月より、ヤフー株式会社と「Yahoo!リサーチ」ブランドの共同運営を開始し、Yahoo!
JAPANを通じた調査パネルの充実、インターネットにおけるノウハウやインターネット利用動向の活用、そして、マー
ケティングテクノロジーの研究・開発を続け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名:
所在地:
ヤフーバリューインサイト株式会社 http://www.yahoo-vi.co.jp
東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日: 2007年7月1日
資本金:
7億円
代表者:
代表取締役社長 田部 信 ( たなべ しん )
事業内容:
・ マーケティングリサーチ事業
・ データ解析事業
・ マーケティングコンサルティング事業
・ 生活者情報データ・コンテンツ事業 [C-NEWS] http://c-news.jp/
所属団体:
・
・
・
・
・
・
社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
社団法人日本マーケティング協会(JMA)
ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
日本行動計量学会
日本消費者行動研究学会理事会(JACS)
日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)
【 本件についてのお問い合わせ先 】
ヤフーバリューインサイト株式会社 マーケティングコミュニケーション室 広報
TEL: 03-3367-1959 FAX: 03-3367-1969
お問合せフォーム https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/form/index.php
引用・転載時のクレジット表記について
本リリースの調査結果を引用される際は、必ずクレジットを明記いただけますようお願いします。
例)「 Yahoo!リサーチ調べ」「Yahoo!リサーチの調査によると・・・」
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