教育部全国高校教师网络培训中心 集中培训课程 高校教师日语教学能力提升:「コースデザインと目標」 ④ 教育文法のデザインと目標 北京外国語大学 北京日本学研究センター 曹大峰 第二部 15:30-16:10 講義(2) 4.新しい理念と文法教育観の認識 16:10-16:30 討論[2] 5.内容と理念の確認と課題の認識 4.新しい理念と文法教育観の認識 4.1.文法と文法教育の種類 4.2 文法教育観の移り変り 4.3 文法教育の研究事例 4.4 新教育文法の構築方針 4.1.文法と文法教育の種類 文法運用 言語活動 文法能力 (談話>文) 潜在的言語知識 教育学目標 コミュニケーション活動 場面・社会・文化 意味伝達重視 イマージョン教育 コミュニカティブ・アプローチ 文法教育の効果? Krashenのモニター理論 検証結果 習得順序<習得促進 効果あるのか→効果 ある種類は何か ? 文法理論 (文>談話) 顕在的言語知識 言語学目標 Focus on Form 意味伝達活動にて 言語形式に注意 研究-実践必要 文法中心 学問的文法教育 法則の演繹的学習 Long1998 Ellis2001 課題:中国人向けの日本語教育 ① (FonM) Focus on Meaning 意味だけに焦点 形式習得不足 母語習得 帰納法 演繹法 意味伝達先行 偶発的に文法指導 接待外語 初等教育 ② 中等教育 (FonF) Focus on Form 意味への焦点を 必要上形式にシフト (FonFS) Focus on Forms 形式だけに焦点 意味習得不足 教育タイプと方法 民間教育 意味伝達先行 計画的に文法指導 ③ ④ 潜 在 的 自然 習得 ①② 既習 文法 変数 ②③ 顕 在 的 発見 学習 ③④ 文法 説明 ④③ 専門外語 第二外語 第一外語 専攻初級 専攻上級 4.2 文法教育観の移り変わり 応用・希求期 時代:1970年代 目標:友好交流-応用 内容:文型・知識(学校文法) 教材:読解中心・文法薄弱 教師:文法書希求 教授法:翻訳法・暗記法 学生:希求型学習-応用 学問・充実期 時代:1980年代 目標:学問志向・応用 内容:知識(文法体系・概論) 教材:精読-文法中心-内容充実 教師:内容の選択と補足に苦慮 教授法:演繹法中心(法則-用例-練習) 学生:研究型学習・応用 文化導入期 時代:1990年代 目標:文化理解・伝達力 内容:知識-機能・場面 教材:文法中心-場面不明 教師:教授法困惑 学生:学習法困惑 融合期 時代:2000年代 目標:総合能力 内容:話題(場面-機能-知識) 教材:話題先行-文法配合 教師:教授法改革 学生:総合型学習 日本の日本語教育における文法教育観の変り • 長い間日本語学(国語学)における文法研究の成果を応用し解説 することとして認識。 • 学校文法の批判と継承を踏まえて発展してきた日本語教育志向の 日本語学(記述文法)、海外にも影響が広い。 • 日本語教育学よりの位置づけと再構築の探索。事例→ 川口(1996)以来の表現教育の提案:発話の機能と場面を重視し 「文脈化」と「個人化」の教授法と教育内容を提示。 野田・迫田等(2001)の学習者の習得研究に基づく日本語文法教育 への再認識と提言 野田(2005)で提示された「コミュニケーションのための日本語 教育文法」の構築方針と小林(2009)で提示されたその未来展望 と開発試案 庵・森(2011)で提示された多様なアプローチ 砂川(2012)で提言された「学校型」日本語教育の文法シラバス 再構築の課題 • 多様な議論が繰り広げられつつ、新しい提案と模索が続いている。 大学日本語教育の現状と課題 研究型 専 単 門 一 専 攻 基 型 礎 応用型 翻 文 語基礎教育(能力・内容) 理 双 補 法 複 方 貿 経 学 訳 化 科 語 修 律 合 向 易 済 ●能力教育(技能・総合運用) + 専 + 専 + 専 + 専 ●知識教育(内容重視・能率化) 攻 攻 攻 攻 ●文法教育(能力化・簡易化) 基礎段階型 基礎教育 (内容?能力?教授法?) 型 型 型 ●人間教育(学習-協働-共生) 大学日本語専攻主幹科目総合研究 教育進化をめざす新教材像の研究 新しい教科書開発計画及び試用研究 中国人学習者向けの教育文法研究 大学日本語学科教育実態調査研究 466 385 278 200 大学 大専 4.3 文法教育の研究事例 事例1 従来の文法教育の分析(アンケート・共同研究成果) 北京日本学研究中心(2002-05)「主幹科目“精読”に関する総合研究」 120 80 70 60 50 40 30 20 10 0 100 80 60 40 20 の 外 以 書 他 そ の 習 話 用 応 中 文 本 科 教 り 他 訳 習 読 明 明 習 明 読 音 き取 説 説 練 説 音 語翻 話練 その の の の の の 書 語 国 会 語 法 法 文 文 単 語の 単 文 文 本 本 の中 応用 単 文 の 本 外 以 書 科 教 の 会 語 国 の の 本 練 訳 翻 読 音 明 文 の 説 習 本 文 の 練 明 法 文 文 法 の 説 明 説 の 語 単 の 語 単 単 語 書 の 音 き 取 読 り 0 その1 その2 その3 調査:先生が多く時間をかけるのはどれですか 証明:文法中心・教師中心の文法教育現状 調査:最も時間をかけてほしい項目はありますか 証明:意味伝達‐練習重視の学習要望 教科書-量の調査(計画性):学習語彙・文法項目・試験項目 学習語彙 SW BD BW DW 形容詞 139 188 103 146 動詞 1421 2214 1176 1345 副詞 328 415 277 343 文法項目 項目数 1級(50) 2級(218) 3級(195) 4級(268) 級外 SW 573 23 106 76 123 245 BD 597 14 73 89 129 292 BW 423 15 73 61 73 201 DW 410 11 50 97 89 163 質の調査(意味重視度):用法の出し方・説明の適切さ・学習者配慮 1 助 詞 に 存 の 在 意 场 味 所 用 法 SW 1-4 BD 1-5 BW 1-11 DW 1-14 2 归 着 到 达 点 3 4 成 立 的 时 点 间 接 受 事 对 象 (人) 5 6 接 受 者 选 择 决 定 的 对 象 7 1-7 1-6 1-7 1-16 2-2 1-2 1-9 1-10 1-10 1-6 1-7 1-7 2-15 1-16 1-17 1-18 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 比 特 动 被 补 比 例 定 作 动 使 充 变 较 基 原 的 作 句 动 说 化 评 准 目 名 因 动 用 动 的 明 结 价 频 的 目 理 作 的 作 对 的 果 标 率 由 主 结 主 象 补 准 基 体 果 体 语 数 1-9 1-18 2-4 1-6 1-16 2-7 3-5 2-9 2-12 3-8 1-5 2-3 3-9 2-3 3-6 4-9 3-1 4-13 1-8 1-7 2-11 2-12 4-11 1-23 1-22 2-1 2-13 *意味用法の出現と分類が不一致(細かめ→大きめ) *出し方の順序が不一致(習得順序;基本義→派生義;プロトタイプ→拡張用法) DB BW DW SW てもらう の用法 説明 用例 説明 用例 説明 用例 説明 用例 使役的 有 ? 有 有 ? 有 ? 有 受身的 有 有 有 有 有 ? 有 ? *文法の用法と例文は合致しない。場面性は薄い 学習者配慮:難易度?既習文法変数‐母語対照?発見学習の設定は見られない 事例2 新しい文法教育の実証研究 インプット‐気づき‐理解‐インテイク‐文法知識の統合‐アウトプット‐定着 - - - - - -インタアクション(意味交渉) - - - - - - 研究例① 文法教育にインプット重視の教授法導入の効果(王文賢2003) 実験内容 実験組 先に実例を多量に あとで簡潔に説明を 統制組 先にルール説明を その後用例を示す 実験結果 文法テストでは両組の成績に 有意差がない 応用力と学習意欲では実験組 が優位を示した。 研究例② 文法教育に発見学習の教授法導入の効果(劉暁霞2005) 実験内容 先に実例を示した後 実験組 穴埋めでルール発見 統制組 先にルール説明を あとで用例を示す 実験結果 直後テストでは両組の成績に 有意差がない 遅延テストでは実験組が優位 を示した。 4.4 新教育文法の構築方針 • 内容と能力を重視する教育文法をデザインする のが大きな課題。 • 簡単に文法教育を軽くするのではなく、シラバス と学びの再構築により、日本語教育文法の新し い位置づけと役割を実現させる。 • 外国語教育の新しい理念とアプローチの導入 (知識<能力;教師<学生;文法<内容・文化) • 中国の英語教育と日本の日本語教育における 教育文法の改革と研究の成果から学ぶ。 日本で広く認識と賛同が得られた点 ―中国にも参考になるもの― 1) コミュニケーション能力を育てる教育文法へ 2) 学習者の母語と習得過程を考慮した教育文法 へ 3) 多様な学習者層の目的に見合った教育文法へ 4) 文から談話まで視野を広げた教育文法へ 5) 理解と産出のレベル分けをする教育文法へ 外国語教育学と第二言語習得理論から得た文法教育観 話題と内 意味把握 重点説明 整理統合 協働修正 評価反省 容に配合 発見学習 問題注意 産出準備 総合産出 応用定着 インプット 理解 焦点化 自動化 アウトプット 内在化 観 察 読 解 発 見 説 明 提 示 練 習 産 出 整 理 修 正 応 用 評 価 16:10-16:30 討論[2] 5.内容と理念の確認と課題の共有 [2] 3-4人のグル―プで講義の内容を確認 文法教育の認識を語り合い、共通点と相違点を整理 重要で共通の認識を再確認して課題を共有 未解決の問題や相互で未確認の認識と課題を整理・提出 自己(組)総括準備 第三部 16:30-17:00 総括(3) 自己総括 全体総括 自己総括 • 怎样看待教学语法的系统性 目标[对象/需求]-内容[项目/体系]-方法[教/学/练] • 怎样对待学生的语法词汇偏误 降低内容杜绝偏误 注重内容聚焦偏误-中介语 • 怎样提高语法教学的魅力和效率 因材施教-有求必应-以境至情-简便易学-学以致用 全体総括 教育机构 教学内容 学生特性 课程 学科>课目 教法学法 评价/测试 目标/计划 教材/教具 教师特性 日语课程改革和教学语法的建设任重道远,需要更 多教师的关注和参与。 期待新一代日语教师不断学习,努力发展,互动前 行,共同完成时代赋予我们的使命,把中国高校日 语教育不断推向新的水平。 谢谢! 集中课程结束 欢迎继续参加
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