第3章 交換とルーチング 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 交換方式 専用線と交換網 信号方式 IPネットワーク交換技術 高速スイッチング トラヒック 3.2 専用接続と交換網 3.2.1 専用接続 [専用接続の特徴] ①交換機を接続しないので,機密性を保つことができる。 ②回線の相互接続や分岐が容易である。 ③回線の多重化により効率的な回線利用が可能である。 ④専用線を使用するので定額である。(比較的高額) 電気通信事業者の設備を複数のユーザに提供し,仮想的な専用回線 としてサービスする場合もある。 専用接続の種類 [ポイントツーポイント接続] 端末 専用線 端末 [マルチポイント接続] 端末 端末 端末 ADM ADM 専用線 端末 端末 端末 3.2.2 交換接続 ユーザからの接続要求によってネットワーク内の交換機等が通信相手を 特定して接続 [既出](復習しておくこと) ■回線交換(交換機が入回線と出回線を接続して情報を直通させる) ・通信が終了するまでユーザが通信路を占有する。 ・大量のデータ転送に向いている。 ・リアルタイム通信に適している。 ■蓄積交換(送信情報をメモリに蓄積して,所定の方路に転送する) ・交換機内の速度変換,パケット多重が可能。 ・使用効率の高いネットワークを構成することができる。 ・リアルタイム通信には適さない。
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