索引語の重み付け方法のひとつ。 ・TF(Term Frequency)は文書dに

テキストの類似度計算
2010.2.18
Agenda
・導入
・類似度とは
・TFIDF
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1. 類似度とは?
What is the similarity?
【人間にとっての類似性の基準】
「意味」
「表現」
「なんとなく」
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What is the similarity?
【人間にとっての類似性の基準】
「意味」
「表現」
「なんとなく」
抽象度の高い判断
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What is the similarity?
機械で「意味」を理解することは困難
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What is the similarity?
機械で「意味」を理解することは困難
統計的・数理的判断
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What is the similarity?
機械で「意味」を理解することは困難
統計的・数理的判断
何の統計を取るの?
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2. Bag Of Words model
Bag Of Words model
"単語がつまったかばん、
つまり、文章を単語の集合とする表現のこと。"
http://nlp.nagaokaut.ac.jp/bag-of-words
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Bag Of Words model
・単語(形態素)とは?
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Bag Of Words model
・単語(形態素)とは?
mecabが単語と判断したものです!(キリッ
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Bag Of Words model
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Bag Of Words model
・単語(形態素)とは?
mecabが単語と判断したものです!(キリッ
…言語学の分野でも厳密に定義されているわけではない。
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Bag Of Words model
・単語(形態素)とは?
mecabが単語と判断したものです!(キリッ
…言語学の分野でも厳密に定義されているわけではない。
単語をどう使うの?
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3. Cosine Similarity
Cosine Similarity
・単語情報を使って文書をベクトル化
・文書ベクトル同士の角度から類似度を算出
cosine similarity
= cos α
α°
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Cosine Similarity
文書ベクトルの作り方
・step.1
この世のあまねく単語を収集
・step.2
↑の単語の異なり数(n)を次元数とする空間を設定
・step.3
対象文書から単語を抽出(抽出数m)
・step.4
抽出した単語のスコア(後述)を空間にマッピング
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Cosine Similarity
文書ベクトルの例
・step.1
この世のあまねく単語 = 2単語(「紫蘇」「破滅」)
・step.2
(みんなの大好きな)2次元空間を想定
・step.3
対象文書から単語を抽出(「紫蘇」「紫蘇」「破滅」)
・step.4
空間U = {(紫蘇),(破滅)}
ベクトルD = {2,1}
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Cosine Similarity
{2,1}
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Cosine Similarity
{2,1}
単語のスコアって、頻度だけ?
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4. TF*IDF
TF*IDF
"索引語の重み付け方法のひとつ。
・TF(Term Frequency)は文書dに置ける検索語tの頻度
・IDF(Inverted Document Frequency)は索引語が現れる相対文
書頻度の逆数の対数"
http://nlp.nagaokaut.ac.jp/TF%E3%83%BBIDF
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TF*IDF
TFの考え方:
一文書内にたくさん出てきた単語は重要
IDFの考え方:
たくさんの文書に多く共通している単語は非重要
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TF*IDF
IDFの計算例
紫蘇:2
紫蘇:0
紫蘇:0
紫蘇:3
破滅:0
破滅:2
破滅:1
破滅:10
「紫蘇」のDF : 1 + 0 + 0 + 1 = 2
「破滅」のDF : 0 + 1 + 1 + 1 = 3
「紫蘇」のIDF : log10(4 / 2) + 1
「破滅」のIDF : log10(4 / 3) + 1
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6. Essence
Essence
・機械は意味を読み取れないので・・・
単語を使って統計的に類似度を判定
・類似度を判定するために・・・
ベクトルモデルからコサイン類似度を算出
・ベクトルの要素の重みを決めるために・・・
TF*IDFという指標を使用
・それらを使って・・・
入力と類似した増田の記事を検索してみた
・全体的に・・・
今回用いたのは例のひとつ。他にも様々な手法がある
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