神戸のシミュレーション
ストリップタイプのシンチを用いた解析
神戸大学
永曽 有亮
カロリメータの構成
EMCAL・・・
W(3mm)+Sci(2mm)
30Layers
HCAL・・・
Pb(10mm)+Sci(5mm)
50Layers
２ｍ
２ｍ
ストリップの断面図
１ｃｍｘ５ｃｍのストリップ
を使用している
ECAL
absorber
HCAL
xstrip ystrip
５ｃｍ
横から見た図
１ｃｍ
シミュレータ
• Geant4.6.2
• Hadron physics list・・・LHEP
• Range cut・・・1μm
Muon(10GeV)を打ち込んだときの
ヒットの様子
ZX平面
ZY平面
磁場はX方向に3tesla
青のストリップ xstrip 赤のストリップ ystrip
e-１０GeVを打ち込んだときの様子
zoom
ZX平面
入射方向から見た図
zoom
ZY平面
1cmx5cmのstripに落ちたエネルギー
分布
Deposit energy[MeV]
0.25MeV
10GeVのmuonを１発打ち込んだ
Deposit energy[MeV]
エネルギーの異なるelectronを打ち込
んだ場合の分布
クラスタリングアルゴリズム
（single particle study）
• ヒットストリップの定義・・・(1/10)MIPをヒットス
トリップとみなす
• Xstripの層についてヒットストリップをつなげて
いく
• Ystripの層についても同様にする
• X,Yの対応をつけてひとつのクラスターとする
e-10GeVを打ち込んだときの
カロリメータの分解能
Sigma/mean = 5(%)
ヒットストリップとみなすスレッショルド
の定義
maxClusterDE/totalDE
1/10MIP
e-10GeVを入射
スレッショルドを変えたときの
一番大きなクラスターの全体の
エネルギーデポジットに占める
割合
MIP
e-10GeVを打ち込んだときの
クラスターのエネルギーと
クラスターの持つヒットセルの関係
Number of clusters in one cluster
Deposit energy in one cluster [MeV]
スレッショルドを決めた後の
１イベントのクラスター数
前
後
今後の展望
• １粒子についてさらに解析する
• ２粒子のstudyにとりかかる

タングステン＋シンチの EMカロリメーター