ニート(NEET)

10月21日,情報工学科
進路指導セミナー
--- 会社受験のために ---
野田 松太郎
株式会社愛媛キャンパス情報サービス
( e-CIS : ehime Campus Information Service )
愛媛キャンパス情報サービス(e-CIS)
 設置目的
 愛媛大学内のIT・メディア系業務のアウトソーシングの受け皿
 情報系学生(大学院生)に実学体験
 会社の形態
 株式会社(株主は愛媛大学教職員と卒業生)
 設立期成会教員を通じての学生募集(協力教員)
 事務室・作業室:共通教育棟3階
 会社の業務
 IT(ICT)系業務
 校友会業務(ホームページ、名簿、…)
 学部同窓会の名簿
 e-Learningシステムの構築と実施(松山市:地元企業と共同)、その他
 メディア系業務
 学部・校友会等のホームページ
 グリーンツーリズム・ホームページ(愛媛県:地元企業と共同)
 e-Learningコンテンツの作成、その他
 e-CISスタッフ
 協力教員・株主の教員が指導する大学院生(進学決定の4回生)
 企画書作成からシステム開発まで
 学内でのアルバイトと就職斡旋
諸君の進路は?

大学院進学

博士前期課程



2年後は就職
M1の夏休みには、インターンシップに参加しよう
企業への就職

大手情報系企業





大手系子会社・関連会社




企業の状況、顧客、業績等をよく調べよう
地元企業



(例) 日立○○ でも、本社との関係で各種
地元にいたいからといって、その通りにはならない
学部卒の場合は、手っ取り早く、わかりやすい
独立系企業


博士前期課程出身者を推薦が中心
学部卒で就職したければ、資質をどう見せれるか
M1の場合は、研究テーマも考慮して慎重に選択
専業企業と、職種が広範囲な企業
企業訪問をして、内容を確認しよう
プログラミング要員のみを欲する企業は?
非情報系企業
非情報系企業への就職

公務員


国家公務員
地方公務員


公務員学校へ行くことが必須
色々の企業

マスコミ


ゲーム会社



自動車、造船、機械、建築、鉄鋼、非鉄関係、…
FA要員が多い(CAD・CAM技術者等)
社内システム(ネットワーク・セキュリティ・情報システム)
銀行・商社



基本的に、情報系よりデザイン系
絵画・音楽等への関心と素養
異分野の大手企業




地元企業の技術職以外は、コネがなければ困難
システム要員はごく一部
その他の要員は、他学部との競合(コネ?)
印刷


最近の印刷業界はIT・メディア化
Webデザイン等では活路。ただし、他分野と競合
応募企業を決めてから

学科推薦制度を利用







自由応募





工学部の特典・就職担当享受を通じて
合格確率は、自由応募より高い
就職試験時の交通費・宿泊費は会社負担
応募できる企業数や推薦学生数に限り
合格したら、他の企業へは進めない
推薦応募の可能時期は、卒論移行確定後(Mは前倒し
可能)
リクナビ等のインターネット利用ミ
何社でも応募可能で決定後の辞退も可能
競争は激しい
すべての費用は自己負担
その他

コネを利用

コネがあれば、推薦でも自由応募でも使うべし
必要書類を整えて応募しよう
 推薦制度を利用する場合
 証明書類

学部の場合(5点セット):
 卒業見込み証明書、成績証明書、履歴書、推薦書、
健康診断書

博士前期の場合:
 5点セット(卒業見込み→修了見込み)+学部の卒
業証明書と成績証明書
 最近では、大半はインターネット(リクナビ)登録
 自由応募の場合




インターネット経由が大半
履歴書は必要
諸証明書の提出時期は企業によって異なる
最終段階で、推薦書を要求する企業が多い
 採用定員確保のため
自分で記入する書類作成上の注意
 履歴書
 以下いずれの場合も提出後は全てがチェック
 連絡先の電子メール・携帯電話はいつでも連絡可
能に
 突然、人事から携帯に連絡が入るので注意
 朝9時から夕方6時までは要注意
 寝ぼけた声・携帯に出ない等はダメ
 全ての回答は前向きに、迅速に
 自筆を要求される場合
 丁寧に書く
 インターネットでの記入
 変換ミスに気をつける
 いずれの場合も、記入項目に注意
 エントリーシート
 自己PRその他
エントリーシートを注意して書く

ある大手企業の場合



応募者は多数
全員のエントリーシートを丁寧には読めない
60~70%はエントリーシートをサッと見てはねる





残りは、エントリーシートを読み、面接進出者をランク付けて決定
エントリーシートを書くときの注意






字数制限(例:300字)を超えるもの
あまりに字数が少ないもの
書き方が悪いもの
Webで会社を徹底的に調べる
会社が要求する人間に、自分が適していることのPR
他の同業各社でなく、なぜ「御社」(または「貴社」)か
「御社」では、なぜ自分を必要とするのか
何度も推敲して、正しい文章
会社情報から、なにを探るか?
A大手企業を受験しよう

会社概要をホームページから




採用情報


会社が当面している課題や解決方策が出ている
事業戦略(色々の名称が使われている)




今回の募集で必要としている人材は
社長メッセージ


会社規模(資本金、事業所の場所、国内外等)
株主比率(特に外資、TOB関連)、資本関係
主たる顧客(官庁、大企業、個人、外国、…)
これから、会社がのびようとしている分野を知る
ここに記載されている事項が、応募者の得意分野と合致するか
ここに含まれていないことでも貢献できるか
ホームページ全体からつかめる事項
 会社が好む文言
A大企業の会社概要
 資本金:1億3000万円
 大株主上位10社:

日本電信電話会社、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほホールディングス、社員持ち株会、日立製作所、東芝、三菱電機、
東京電力、トヨタ自動車
 主たる取引先:

経済産業省、文部科学省、三菱商事、三井物産、住友商事、キャノン、ソニー、外国法人、他
 営業拠点:



東京(本社)、大阪、名古屋、他全国主要都市
ニューヨーク、ロサンジェルス、ロンドン、パリ、ベルリン、モスクワ、北京、上海、カイロ、その他
関連会社: …、A四国ソリューションズ(高松市)、…
 売上高:908,000百万円
 営業利益:50,000百万円
 従業員数:7,000人
理解できた事項
 政府系・大企業を対象とし、海外の先進国中心に展開→語学力
 財閥系に関係しない独立系の超大手
 売上高もすごいので、ますます成長するだろう
 国内の株主が優位なので、TOBは大丈夫だろう
 本社で頑張れば、将来は、高松には戻れるだろう
A大企業の社長メッセージ
 ITの進歩は、これまでも社会に大きな変化をもたらしてきました。ITは機能
を高度に分化させつつ、スピードを増して拡大しています。ITによる情報
ネットワークが社会の隅々に浸透する近い将来には、誰もが時間や場所の
制約を意識することなくサービスが受けられたり、実現困難とされてきた高
度な分析や最適な未来の予測が行えるようになったりと、今まで体験したこ
ともないような、全く新しい価値が創造される社会がやってくると考えられて
います。
 わが社は、日本を代表するシステムインテグレータとして、ビジネスの原点
である「お客様本位」を基本姿勢に、「お客様満足度NO.1企業」を目指し、
お客様とともに大いなる飛躍を果たしていきたいと考えています。
 Our Visionとしては、次のことがいえます:
経営者・社員一人ひとりが自らなすべきことを考え、行動を改革し、事業そ
のものを変革していくための道しるべとなり、かつ、日本が、次世代に発展
するユビキタス時代の国際的リーダとなるよう努力する。
注意する言葉を引き出そう
 IT社会の進歩
 全く新しい価値が創造される社会
 日本を代表するシステムインテグレータ
 ユビキタス時代の国際的リーダ
A大企業の事業戦略
 わが社の「プロフェッショナル・サービス」は企業や公共体のお客様に、戦
略性・効率性を増した事業運営、サービス提供を可能にするための最適
な情報システムを提案、構築するサービスです。
 わが社は、ユビキタス社会に適合する情報システムの戦略立案から企画、
設計・建設、運用・保全にいたるまでの仕組みを社会に提供するための総
合的なサービスを展開し、お客様の環境や、将来に向けての事業計画、
ニーズに密着したシステム構築へのソリューションを提供するとともに、そ
の運用を実現します。
 わが社のコア・コンピタンスであるシステムインテグレーション事業は、お
客様のあらゆるご要望に合わせたソフトウェア、ハードウェアとネットワー
クにより最適な情報システムを構築します。さらに、ご要望を実現するだけ
でなく、その奥にある潜在的なニーズを解読し、次世代への変革を生み出
すダイナミズムを創造しうるソリューションを提供しています。
 また、新しい時代を創造していていく次世代システムを構築する先端技術
の研究を続け、実際のシステム開発に適用することで、システムインテグ
レーション業界のフロントランナーとして、「道を拓く企業」として社会から
大きな期待を寄せられています。
考慮すべき事項を選ぼう
 カタカナが多い
 ユビキタス社会に適合する情報システム
 次世代への変革を生み出す…ソリューション
 システムインテグレーション業界の「道を拓く企業」
募集要項にある必要な作文
1. 学生時代に力を入れたこと(学業・研究・サークル・文
化活動・アルバイト等)を300文字以内で記入してくだ
さい。
2. A株式会社に入社してやってみたいことを300文字以
内で記入してください。
3. 趣味・特技を100文字以内で記入してください。
個別に書き方を見ていこう
1.学生時代に力を入れたこと(300字以内)
大学内の企業で仕事に力を入れました。具体的には、
1.プロジェクトマネージャを経験しています。
2.市内の学校向けにe-Learningコンテンツ作成事業を行っています。
3.次は、学内ICカード統合プロジェクトの準備をしています。
この過程で、ネットワーク上でコンテンツ作りを進めていく共同作業のいため、十
分なコミュニケーションを取ることを心がけました。プロジェクトが進むにつれて、
メンバの目的意識にずれが生じることもありましたが、明確な目標を示すことで
モチベーションを維持できました。クライアント向けのプレゼンでは、学会発表で
の経験を活かして分かりやすく説得力のある説明ができました。
この作文のいいところと問題点
・箇条書き部分(文章力もチェックしている)→×
・制限字数○(少なすぎず、ほぼ300字)
・大学内の企業(?)→記述はいいが、企業の性質が不鮮明
・企業経験以外になにをしたのかがわからない→研究は?
・カタカナ多用は会社のHPからの知識(略語:プレゼンは×)
・次の計画→この大学内の企業で一生働いたら?
1.学生時代に力を入れたこと(修正①)
学生時代は、ソフトウェア分野に所属して卒業論文を書きました。その経験を活
かして、大学内に設立準備中の企業で仕事をしており、プロジェクトマネージャを
経験しています。現在、○市内の学校向けにe-Learningコンテンツ事業を行って
います。ネットワーク上でメンバーと共同作業を行なうのに、十分なコミュニケー
ションを取ることを心がけました。プロジェクトが進むにつれてメンバーの目的意
識にずれが生じることもありましたが、明確な目標を示すことでモチベーションを
維持できました。クライアント向けのプレゼンテーションでは、学会発表での経験
を活かして分かりやすく説得力のある説明ができました。
この作文のいいところと問題点
・箇条書きは修正。学生時代の専門は少し入った→ソフトウェア分野も広い!
・大学内に設立準備中の企業→もう少し、インパクトのある表現は?
・コンテンツ作成事業→具体的なプロジェクト名を書いたほうがいい
・コミュニケーションを取る…→どのようにしたのか?
・クライアント向け→何を言っているのか?クライアントは誰?
・学会発表での経験→もう少し突っ込んで、どのような経験か
1.学生時代に力を入れたこと(完成版)
私は広い視野で物事を見ることに自信があります。学部時代には情報系資格の
取得など幅広い知識を習得しました。卒業研究からはソフトウェア工学の研究を
しており、その実践として設立準備中のIT系学内ベンチャーで○市の「小中学校
向けe-ラーニングコンテンツ事業」のプロジェクトマネージャを経験しています。メ
ンバーと十分なコミュニケーションを取り、役割を明確にし、モチベーションの維
持を図りました。また学会でのプレゼンテーションや質疑応答のノウハウを活か
し、○市への中間報告ではプロジェクトの成果を納得していただくことができまし
た。この経験を通じ、リーダーに求められる理想像を学び取ることができました。







応募者の人間像を少し加えた(視野…、情報系資格)
現在修士なので、「卒業研究から」とし、分野を明記
「IT系学内ベンチャー」として、企業の性格を明示→面接へのタネ
プロジェクト名の明示→面接へのタネ
学会活動から得たものを明記し、「中間報告に」につなげる
クライアントへのプレゼンテーション→○市への中間報告
この経験から、何を得たかを書いて、印象づける
2.A社に入社してやってみたいこと(300字以内)
最初の文章:
御社に入社できれば、世の中を大きく変えるようなスケールの大き
い仕事をしたいと考えています。
 他に思いつかなかったらしいが、短すぎる→アピール力ゼロ
 研究内容を通じての、A社への貢献の可能性を書く
 A社のホームページから得た情報を的確に挿入する
私は学部や大学院を通じて、ソフトウェア工学の一分野である○○の研究をし
てきました。セキュリティの重要さも知りました。ユビキタス時代にこの成果を応
用し、信頼性の高い情報システムを提供して、日本のソフトウェア技術を国際
的にも優れた地位に押し上げることが夢です。大規模システムの開発にはネッ
トワーク上での人間同士の連携が何より重要で、コミュニケーションが重要で
あることは、研究会での発表や学内ベンチャーでの経験で実感しています。御
社に入社できましたら多くの優れた先輩の方々に学び、かつ同僚諸氏と刺激し
あいながら、諸外国の大手企業に伍して、御社の国内官公庁や先進各国への
一層の進出を支えるための一員になりたいと考えています。
3.趣味・特技(100字以内)
最初の文章:
大学に入ってから旅行を始め、アルバイトで得たお金で、40の都道府県に行きま
した。友人との旅行も私が計画することが多く、充実した旅行ができました。地方
の文化に触れることで、 多様な価値観や広い視野を培うことができました。
 遊びしか書いていない
 ここのアルバイトはなに(?)→誇れるのはe-CIS、家庭教師、等
 資格取得、スポーツ等は記入するのが得
学生時代には情報系資格取得の勉強をしました。勉強の息抜きには友人と
旅行を楽しみ、40都道府県に行きました。多くは私が計画し、各地の文化に
触れることで多様な価値観や広い視野を培うことができました。
次のステップ:適正テスト・SPI等
 適正テスト・SPI
 面接時に行なう企業(推薦の場合に多い)
 別個に、テストだけを行う企業(自由応募では一般)
 オンラインで行なう企業一歩突っ込んでみよう
悪い点は取らないように
 市販の参考書等で練習しておくことが重要
 簡単なテスト
面接のときの参考資料にする場合が多い
文章力(作文)
 誤字等に注意して、時間一杯使って推敲する
 エントリーシートの書き方を頭に入れておく
数学(非常に易しい問題)
 電気系等では微積分の初歩や簡単な回路
 情報系では、代数の初歩程度
専門試験
 物理系(電磁気・力学等)は出ない
面接まで進めたら
 推薦の場合は、ここから始まる場合も
 最終面接まで進めば有望
服装:こざっぱりとしていること・茶髪は?
態度
 礼儀をわきまえて、挨拶も節度を持って
 着席を指示されるまでは、座らない
 質問には、簡単明瞭に回答
 知らないことを聞かれたら、「わかりません」か「習っていません」
卒論・修論についての対応
 誰が聴いてもわかるような内容で、専門用語を使わない
 その内容が、応募企業の採用情報とマッチする点を強調
 愛媛大学の情報工学科でも企業とあわない研究室がある
一般的な質問→楽しく、ハキハキと
グループ面接
 自分の意見をはっきりと言い、グループをリードできれば最高
 人の意見を聞いて、自分の見解を述べる
幸せな未来のために
 IT(ICT)革命の時代は始まったばかり
新しい発想で、新しい社会を
 人間の成長にあわせた進路を選ぼう
10代は肉体の成長期
20代は精神の成長期
 ゆとりの時間、種々の体験、優秀な同僚そして社会教
育
自己を確立するための方策
 学生時代に培って欲しいこと
新聞を読み、自分の意見で世界を見ること
豊かな趣味を持つこと
 仕事人間にはならない!
Highbrow な話を楽しめること
社員・アルバイト学生の募集

愛媛キャンパス情報サービス(e-CIS)
 社員(e-CISスタッフ)
 M1学生または、愛媛大学理工学研究科大学院進学決定済の4年次学生
 e-CISの設立協力教員または株主の指導学生
 業務内容(以下に関する企画立案と具体的作業の管理)
 ホームページ作成、e-Learningコンテンツ作成
 データベース作成、システムの分析と作成(オープンソースを利用して)
 応募書類
 履歴書、指導教員の推薦書(協力教員または株主)
 待遇
 基本給(月)+能力給(1時間当たり800~1,000円)
 アルバイト
 情報工学科の3年次学生、または、就職前の実習希望の4年次学生
 業務内容
 e-CISスタッフに準じる
 応募書類
 履歴書
 待遇:能力給(1時間当たり800~1,000円)
 応募書類持参先
 e-CIS事務室(共通教育棟3階B312)
 問い合わせ先のメールアドレス
 [email protected][email protected]
 アルバイトとしての特色
 就職時に有利になるアルバイト(就職斡旋や指導も行なう)
 場所は学内で、時間制限なし