現状報告 平成10年10月3日 藤原 康平 1 1.5cmバスの開発 その1 現状報告 • Ver2.2(右側)の実装を行っている。 – 5枚実装を行っている。 – 10/7実装完了予定。 – 組み立てで使用する。 • バスの生産は11月中旬から行う予定 – • フルラダーでバスの動作確認を行い生産へ移行する。 Ladder-CがSBUから戻ってきた。 – Sensor-Bの3つのチップが動作するようになった。 • フルラダーの7個のチップが動作している。 – ChuckによりSensor-B側のボンディングの不具合が修正された。 – 返却後の動作試験でも7個のチップが動作している。 – 月曜日に林精密へ輸送する。 2 1.5cmバスの開発 その2 ラダーの生産で必要な事柄等 • 検査ベンチの用意 – 冷却系統 (ポンプ、チラー) • 循環システムは既にある。 • 熱交換システムを簡便な物へ置き換える。(現在は氷水を用意) – コンテナ • ビームテスト用に改造したものを基本形とする。 • Ladder-D用に一台製作する。 • 防護カバー、バーブアクセス用の穴等を加える。 – 検査場所 • 林精密で行うか? • 検査用に用意できる面積は? 3 ラダーの冷却 • 生産時の検査で冷却システムを用意すべきであるか? – 一次元の熱伝導方程式から冷却水とチップの関係を見積もる。 – 冷却水の温度と表面温度の関係。 – 冷却水を流さない時の表面温度を測定する。 – チラーの必要な冷却能力。 • ラダーが発する熱量:約15W • ポンプが水へ与える熱量:約5W • これらを排熱でき、熱交換用の水温を保つ能力のチラーを探す。 – トーマス科学器械社TRL-107NH (冷凍能力:170W) – 価格約15万円 – 大きさ:195mm x 325mm x 260mm 4 ラダーの冷却 その2 • 冷却水を流さないと表面温度は約5秒で60℃にまで上昇する。 – ラダーの検査では冷却システムが必要。 • 一次元モデルによる簡易計算結果 – 冷却水:8℃ – チップは~28℃になると予想される。 – 冷却水との温度差:~20℃ – サーモグラフィによる測定:26℃ バス(400mm) アラルダイト(100mm) チップ(350mm) アラルダイト(100mm) ステイブ(500mm) シリコングリス(100mm) 銅パイプ(1mm) 水 5 まとめと予定 • 右側バスは10/7に完成予定 • ラダーの組み立て、動作試験後にバスの生産へ移行する。 – 11月中旬 6
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