土壌肥沃度調査「イメージ図」

アフリカの土壌肥沃度改善検討調査(継続)
○ TICADⅣにおいて決定された「アフリカのコメ生産量を10年で倍増」の達成に向け、
コメの生産性向上・生産拡大を図るためには、土壌肥沃度の改善が重要な課題。
○ 西アフリカのガーナにおいて、現地で容易に入手可能な作物残渣、家畜糞尿、人糞尿、
リン鉱石等を用い、土壌肥沃度改善手法の検討調査を実施。
<具体的な調査内容>
土壌肥沃度分布図(有機物炭素量)
○ 社会・経済学的調査(H21年度)
ガーナの稲作農民の土壌肥沃度への関心、
肥沃度の判断基準、肥沃度の管理方法など
○ 在来資源活用可能性調査(H21年度)
ガーナで活用可能な作物残渣(稲わらな
ど)、家畜糞尿、人糞尿、リン鉱石(西アフリカ
に広く分布)等の在来資源の利用可能性
ガーナ
有機物炭素量(%)
(非常に少ない)
(少ない)
(中程度)
(多い)
(非常に多い)
○ 稲作圃場における試験栽培調査
・2つの異なる気候帯(サバンナ帯、森林帯)
において、様々な在来資源を利用し、稲の試
験栽培を実施(H22~24年度)。
・普及マニュアルの作成・普及(H25年度)
・改善技術の裨益効果の測定(H25年度)
水資源
氷河、岩、砂漠(砂漠化の進行地含む)
土壌肥沃度の向上
他地域に比して低い
北・西アフリカの土壌肥沃度
稲収量の増加