幻灯片 1

2010年12月20日、『国務院の「工傷(労災)保険条例」修正に関する決定』が公布されました(2011年1月1日より施行)。
本決定により労災認定範囲、給付基準とも拡張され、企業負担部分にも若干変更が生じております。本改定の概要と弊社雇主責
任保険の対応を紹介いたします。。
改定前
改定後
弊社雇主責任保険(2011年版)の対応
1
工傷(労災)
認定範囲
「従業員が通勤中に自動車事
故により傷害を負った場合」
「従業員が通勤中に都市軌道交通
(地下鉄、モノレール等)、旅客
フェリー、鉄道事故により傷害を
負った場合、ただし本人が主要な
責任を負わない場合」(工傷保険
条例第14条6項より)
改定後の工傷(労災)認定範囲におい
て保険金のお支払をいたします。(弊
社雇主責任保険(2011年版)第3条6項
より)
2
工傷(労災)
保険給付額
の変更(死
亡時)
「一時払い死亡補助金基準は
前年度地区従業員平均月収の
48ヶ月分から60ヶ月分」
「一時払い死亡補助金は前年度の
全国都市住民平均可処分所得の20
倍」(工傷保険条例第39条3項より)
弊社雇主責任保険契約で約定する責任
限度額内にて保険金をお支払いたしま
す。添付1を参照
3
工傷(労災)
医療費の補
助金
「従業員の工傷(労災)入院
中の食事補助費は雇用者基準
の70%を支払、地域外で医療
サービスを受ける際の交通、
宿泊費用は雇用者の基準に基
づき支払」
「従業員の工傷(労災)入院中の
食事補助費および地域外で医療サ
ービスを受ける際の交通、宿泊費
用は工傷保険基金より給付」(工
傷保険条例第30条より)
工傷保険基金の負担となりますので、
弊社雇主責任保険(2011年版)の担保
対象外となります。
4
労働契約終
了、解除時
の補助金
「労働契約が終了または解除
された場合、雇用者は一時払
い工傷補助金および後遺障害
就業補助金を支払」
「労働契約が終了または解除され
た場合、工傷保険基金は一時払い
工傷医療補助金を給付。雇用者は
一時払い後遺障害就業補助金を支
払」(工傷保険条例第37条2項より)
弊社雇主責任保険契約で約定する責任
限度額内にて保険金をお支払いたしま
す。添付1を参照
改定前
5
工傷(労
災)保険
給付基準
額の変更
(後遺障
害)
改定後
弊社雇主責任保険(2011年版)の対応
後遺障害への一時払い後遺障害補助金給付基準額は以下のよ
うに増額(工傷保険条例第35条~37条より)
弊社雇主責任保険契約で約定する責任
限度額内にて保険金をお支払いたしま
す。添付1を参照。
保険金填補限度額
死亡:平均給与36ヶ月
後遺障害:平均給与48ヶ月
附表:工傷及び職業病後遺障害給付割合表
後遺障害等級
添
付
1
給付割合
一級
100%
二級
80%
三級
70%
四級
60%
五級
50%
六級
40%
七級
30%
八級
20%
九級
10%
注:本表中の等級ランクは国家基準GB/T16180-2006 職工工傷と職業病による障害等級の
認定基準に基づく。